ついにきました、HTF本番です。
幸い天候にも恵まれ、穏やかなスタート。
9:30から開会式があって、そのあといよいよ上演開始。
各学校とも30分の持ち時間で、創作作品を板にかけます。
今年のテーマは「昭和」。
かならず使わなければならない小道具は「キュウリ・フライパン・三角コーン」。
かならず言わなければならない合言葉は「リオデジャネイロ」。
この縛りの中で脚本を創作しなければならないのです。
劇団ERAにはこのうえさらに縛りがあります。
それは、「内輪ネタは絶対にやらないこと」。
だって公開イベントですから。
客席には一般のお客さまだっているはずですよね。
実はそういった客層にこそ気を遣うべきなんじゃないかなと思うんです。
ちょっと覗いてみた、ぐらいのお客さまに、
「演劇ってスゲぇなぁ」とか「演劇ってこんなこともやれるんだ」とかね、思って欲しいんですよ。
内輪ネタばかりやってると、そういうお客さまがリピートしてくれなくなっちゃうと思うんです。
演劇部の連中も悪いよ。内輪ネタで過剰に反応してバカ笑いするからさ。ヘタな役者はそのまま次のセリフを言っちゃうから聞こえないの。巧い役者だって笑い待ちしちゃうの。客席のバカ笑いが舞台を邪魔してるんだ。
サテ、うちの芝居。
14:10の定刻より少し遅れてスタート。
土手に行列が並んでいるという設定は、某有名作品の模倣(パクリって言うな)なのですが、
ついぞ誰の口からも「蜷川…」とか「真情…」とかいうコトバは聞かれませんでした。
元ネタがバレないっていいことのはずなんですが・・・、う~ん。
誰かさんはセリフを間違えるし、誰かさんの唄はうわずっちゃったし、誰かさんに至っては稽古不足のまま当日を迎えちゃったし。まぁ散々の出来でしたよ。
とても客前に出せる代物じゃなかったね。
今回の『凩は過去の索引』ですが、三学期になったら校内で発表します。
「新春ことよろ公演」と冠します。
ことしもよろしくではありません、ことばのよろめきです。
HTF要素とクリスマス要素を抜いて書き直します。
よりテーマを明瞭にしてお届けしたいと思っています。
次回の活動は始業式の放課後。茶話会からスタートです。
来年もがんばっていきまっしょい!


















