二松學舍柏高校では今日が始業式でした。
校長先生が講話の中で、
この夏のできごと(?)的に、
長野県東御市祢津東町歌舞伎舞台にての公演と、
かしわンダーパレードの件を紹介してくださいました。
校長先生!ご注目いただきありがとうございます。
表彰・登壇こそありませんでしたが、
劇団員一同、励みになりますッ。
始業式終了後、そのまま体育館にて、
大学から夏目漱石先生をお招きしての
講演会がありました。

アンドロイドなんですが。。。。
『坊つちやん』の一節を朗読してくれました。
機械が話す言葉って、ぎくしゃくしたイメージですが、
漱石先生は実になめらかにおしゃべりします。
ゴイスーです。
見た目は写真やらデスマスクやら、
残された資料を元に立体化しているようですが、
声については音源があるわけでなし、
お孫さんにあたる夏目房之介先生の声を
サンプリングして造っているそうです。
夏目房之介先生といえばですね、
『マンガの読み方』や、
『マンガはなぜ面白いのか』で、
マンガにも文法があることを教えられました。
未読の方にはぜひおススメです。
講演が終わったところで、
定石どおり拍手が起こるんですが、
?????・・・・エッ?
まぁ普通の感覚では「おはなしありがとうございました」という意味ですよね。
「わざわざ遠いところをお越しいただき、
また私どものために貴重なお話をいただきまして、
ありがとうございました」というね。
でも、この場合はその対象があやふやじゃないですか?
誰に対しての拍手だったんだろう。
あるいは何に対しての。
極めて演劇的ですね。
演劇とは何かということを考える時の、
ひとつのヒントになるような気がするんです。
劇団員のみなさん!
無自覚に拍手してちゃいかんよ。







