2016年9月15日木曜日

君の名は。

『君の名は。』という題名のアニメ映画が公開されているようです。

昨年末の「HalftimeFestival」で板に掛けた芝居、『圧倒的ミクスチャー』。
劇中に、往年の名作『君の名は』を下敷きにしたシーンを入れました。
放送の時間になると女湯がガラガラになったという伝説のラジオドラマ。
当時の女性たちが夢中になって聴いたというラブロマンス。

戦後70年という節目の年でしたから。

ただ、正面切って戦争を描くのは気が引ける。
なぜなら生徒はもちろん、顧問でさえも戦争を知らないから。
もちろん知らないほうが圧倒的にしあわせなんですけれども。
そんな世代の反戦のありかたを考えてみたわけなんですけど。

戦争が終わって僕らは生まれた。
戦争を知らずに僕らは育った。

孫娘「かのん」の身体の中におじいちゃんの意識が入り込む。
かのんの身体を通して、おじいちゃんが心からの懐いを吐露する。
そんな芝居でした。

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