2019年4月29日月曜日

由利先生、今日は中原中也の誕生日ですよ。


4/29は、中原中也のお誕生日です。
南原千鶴さんも快哉を叫んでいます!
去年の秋季公演『汚れつちまつた悲しみは……』
では、中原中也を題材にしました。

さて、『月の雫のはづき』ですが、
いただいたアンケにいくつか質問がありました。
この場を借りて回答させていただきます。


中原中也「やい!いってえ、どうゆうこったい?」
小林秀雄「いゃ、それは……」

Q.使用したMEは、初演時と同じなの?
A.追っかけっこのシーンで使用したもの以外は、新しく選び直してます。
 やはり役者が変われば、イメージも変わります。
 役者の肉体を無視した選曲はありえません。
 既成を演る場合でも、曲まで同じにするのは安直だと思ってます。
 あ、脚本に曲の指定がある場合は別ですけど。

Q.医者(若松先生)が拳銃を所持していたのにはびっくり!
A.つまり現代日本ではないわけです。パラレルワールド?
 一時停戦しているが、国境付近ではまだ戦闘が続いていると、
 物語の序盤で拓斗と乃亜が話しておりました。
 若松先生は軍部から要請されて不死身の兵士を開発していた。
 そのため拳銃の所持も「特別に」許されていたというわけです。
 まぁ小説世界のハナシですので、大目に見てください。
 ……解説せなアカンあたり、まだまだやなぁ。

Q.名刺(?)とかお財布(?)とかはパントマイムなんですね?
A.違うんです。違うんです。そうじゃないんです。
 用意はしてあったんですが、役者が持って出るのを忘れたんです。
 それだけのハナシなのであって、特に思想があるわけではないです。
 無対象芝居にするならするで、ちゃんと徹底します。
 以後、気をつけます(-_-;)


当日ご来場のみなさまと、
茶話会に集まった劇団員の、
フード率の高さがすごい。
劇人はフードを好む説を提唱したい。



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