鉛筆で下描きしてからペンを入れます。
偉い人にはわからんのです。
スクリーントーンなんてものは所詮飾りです。
僕たちはアナログで手間がかかるものを偏愛しています。
そもそも演劇というジャンルこそ不経済なんです。
同じ時間、同じ空間を共有しなければ成立しない。
合理性だの経済性だのに重きを置く現代社会と反りが合わないのは、
これはもう性分なんです。むしろステイタスにすら感じます。
社会性からはみ出す不器用さは生まれつきの体質だから諦めるしかありません。
でもそれが僕たちの創造性と結びついているなら、むしろ誇るべきなんだ。
コピペで右から左って人に創作脚本は書けないでしょ。
ノコギリが真っ直ぐに引けない。釘の一本も打てない。
そんな人に演劇なんてできませんよ。
そんなんで演劇やってるなんてよく言えたもんです。
もちろんインターネットは革命でした。
それはかつては可能性に満ちていました。
僕たちの未来を無限に拡げてくれるはずの夢の技術でした。
しかし、やがて限界を迎え挫折する、という意味でも、
革命だったんですよ。
だってそこには無知による暴力が満ちていて、
おびただしい虚像が溢れ、同調圧力の正義が横行し、
みんなが平等に苦しむことが善しとされるのですから。
僕たちは理解し合うことはできませんでした。
そりゃそうですよ。
顔の見えていない相手を、
どうやって理解するっていうんだい?
手を動かして書いた文字で、
顔の表情、カラダの表情、
それらのすべてを使ってコミュニケーションする。
直接に手渡しするものだから非効率極まりないけれど、
まず、自分の手の届く距離にいる人に、
しっかりと伝えることが大事なんだと思う。
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次回公演のお知らせ
かしわンダーランド2019
新入生歓迎公演①
新入生歓迎公演①
『あなたの声をお聞かせください』
日 時:2019年4月13日(土曜日)
13:45 開場 14:00 開演
場 所:本校南校舎2F 演劇実習室
かしわンダーランド2019
新入生歓迎公演②
かしわンダーランド2019
新入生歓迎公演②
『月の雫のはづき』
日 時:2019年4月27日(土曜日)
13:45 開場 14:00 開演
場 所:本校南校舎2F 演劇実習室
①、②ともに、お問い合わせは
お近くの劇団員かまたは演劇部顧問まで
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