2018年12月19日水曜日

新しい水夫

Half Time Festival 
も今年でようやく第8回です。
2011年に始まったばかりの、ひよっこ演劇祭です。

……てなこと、おっしゃいますけどね、これが何回目だろうと関係ないですよ。
舞台に上がる現役生にとってはイベントのひとつに過ぎないんですから。

↑↑それじゃだめなんですよ
この催し物の本来の意味を確認して欲しいんです。
ただ惰性でやってたらいかんと思うのです。
4地区だからって強制参加ではないんですからね。
趣旨に賛同できないなら出なきゃいいんですから。
そうですよね、大会委委員長。

春や秋の発表会ではリハは非公開ですよね。
でも、このイベントは違うんです。
お互いに見学し合ってOKなんですよ。
照明・音響などのスタッフワーク、
演出の基本的な考え方、
他校さん独自の演劇文化などなど。
リハーサルという制作過程を踏まえたうえで、
本番という完成品を観ると、
また違った視角を得ることができるんです。

自校だけでは頭打ちだって感じてませんか?
まさかそのやり方で満足しちゃってるんですか?
次のステップに挑戦しないんですか?
現状維持は後退と一緒なんです。
地区全体で向上していきましょう!
そんな趣旨で始まった演劇フェスなんです。

まだ第8回です。若いイベントです。
旧態依然とした芝居はお呼びじゃないんです。
野心のない芝居はどこかの県大会に任せときゃいいんです。
演劇の可能性を追求しなかったら意味がないんです。

いずれにせよ一度掲げた旗は巻いたら負けです。
大会の順位なんかよりも、そういうことを気にしたほうがいいですよ。
新しい船を動かすのは古い水夫じゃないはずです。

BGM:Takuro Yoshida『image no uta』

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