めくりというのはそもそも寄席のものでして、
噺家さんのリングネーム、、、もとい、高座名が記してある。
「寄席文字」と呼ばれる独特の書体がございまして、
これは、もと噺家の橘右近さんが改良復興させたものです。
縁起を担いで、右肩上がりに書きます。
空席がないようにとの願いを込めて、
太く大きく密に書きます。
なかなかトウシロには難しいのですが、
せっかくなので書いてみました。
まずは下書きです。
鉛筆で枠線を引き、その中に字を入れていきます。
右に学校名を小文字で、
芝居のタイトルを中心に大きく書きます。
右利きなので、左から書いていきました。
ちゃんと毛筆を使ってるんですが、
だるま筆ではありません、残念!
とある「100円の商品ショップ」の筆です。
※100円ショップという言い回しは間違ってるからね。
できあがりがこちら↑↑↑↑↑↑↑↑
もっと太くなけりゃいけませんが、
まぁはじめてにしては上出来だと思いませんか?
手前みそですかね。
めくりというものの存在を簡単に考えて欲しくないんですよね。
せっかく書くんだったらね。
意義をはっきりと認識していただきたいのですよ。
芝居が始まる前に真っ先に提示されるじゃないですか。
お客さまに差し出す名刺ですよ、これは。
芝居への期待を膨らませる前触れなんですよ。
しかも興行の成功を祈る縁起ものなんです。
テキトーに殴り書きなんて許さない。
意味を知らないってことは罪じゃありません。
よくないのは調べもしないで勝手にやってしまうこと。
なんとなくイメージで片付けてしまうこと。
あすは最後のOPダンスレッスンですが、
夏期講習のため3人の劇団員が参加できません。
午後からは学校の演劇実習室で稽古です。
猛暑の影響でしょうか、
体調が悪そうな人もいるようです。
あともうちょっと走れ!!!!
がんばっていきまっしょい!
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