2017年10月23日月曜日

音響なんだよ

音響ナシでもできるプラン。
いや、一歩進んで音響ナシを逆手に取るプラン。
そればかりを考えて過ごしております。

次回HTF公演まであと2ヶ月です。
一瞬でも早く稽古に入りたいトコロです。
だのにぃ~なぁぜぇ~、 ※「若者たち」
劇団員がここにきてまさかの体調不良続出。
気ィ抜いてんじゃねぇぞおらぁ。
ウチの台本は全員が揃わないと創作できないんです。
与えられた状況の中で人がどう変化するか。
人と人との組み合わせでどのような反応が起こるか。
化学実験を積み重ねることで完成するんです。
ただでさえ来月初には2年生の修学旅行があります。
そして12月の月初には期末考査ですよ。
ハヤクナオセ ケイコニデヨ ハハ
あと何回、稽古できると思ってるの?

一般公開している以上、初めて演劇を見るお客様がいる可能性だってある。
その人に「演劇ってつまんない」と思われたらイケナイと思うんですよ。
ここが踏ん張りどころです。
「え、演劇ってこんなオモロイの?」
と言わせたい。言ってもらいたい。言わせなかったら負けなんです。
「え、これがアイスなん?ケーキちゃうん?」
というこれですよ。
演劇の可能性を自由に拡げることができるのは今や高校演劇しかない。
商売でやってる(やらされてる)連中にはマネできない。

目には目を歯には歯を。木を隠すには森。
ミネルヴァの梟は黄昏に飛ぶ。
がんばっていきまっしょい!

2017年10月21日土曜日

音響なんて

音響なんてららーらーららららーらー。
音響なんてららーらーららららーらー。
あ~、はい。吉田拓郎っす。
湖北の調光室から音出すんじゃだめなのかぃ。

サイアク自前のスピーカー持ちこんでもいい。
スピコン這わせて下手袖に机出してミキサー設置して、
そこでオペしちゃだめなのかぃ。
どうせプロセミアムスピーカーなんて芝居中は使わんのだし。

劇団ERAにもそろそろ新しいデッキが必要だったりする。
HTFを機にデッキを購入しようと企んでいます。
んで、ケーズ電器で物色する。
もはやMDというソースは死に絶えてしまったのですね。
PCで音楽編集して、データを本体に記憶させて、、、?
ipodがなんですって?
blu×★>_?  わけわからんっっ!
かと思うとエラいレトロなデザインのラジカセがあったり。
そう、あの頃、カセットテープだって画期的でしたのに。
おっと、いつのまにかタコ焼き器を見てたりする。
店内放送ではちびまるこ&ともぞうがずっとCMしてる。

HTFのネタを探っていると、いつの間にか音響プランを考えてたりします。
やっぱ芝居に音はつきものですよ。
音のない芝居なんて芝居じゃありませんよ。
大音量で、重低音で、持ち運びラクラクなデッキ、どなたかご存知ありませんか。

2017年10月18日水曜日

フェスでしょ

僕らがこんなふうに芝居やってられるのって、
実はとんでもなく恵まれてることなんだ。
今回のハーフに卒業した先輩方が参戦してくれる予定なんだけど、
これがなかなか忙しいようで。
毎週末の稽古に顔を出すのにも微妙なスケジュール調整が必要なんです。
まぁ年末に向けて「お年頃の女子」がヒマだっていうのもどうかと思うけど。

高校生だから許されていることって結構ある。
ほんまもんの劇団だったらまず会場からして押さえなきゃでしょ。
会場借りるのだってロハじゃないからチケットとかノルマとか発生するでしょ。
稽古場だってそのたんびに借りるでしょ。ここでもまた出費。
卒業後も芝居続けてる先輩もたくさんいるけど、それって結構大変だよ。

そこいくと僕らはいくら劇団を名乗ってても、
外から見たら所詮は高校の部活動だからね。
部活って残酷だよね。いつか終わらせなくちゃならないから。
芝居の面白さがわかってきたころにはもう卒業。
それでも舞台が忘れられない。チャンスがあれば芝居やりたい。
劇団立ち上げるほどの体力はないけど、、、。
そんなOGはたくさんいるんじゃないかな。
別に悔いが残ってるとかそういうんじゃなくて。
純粋に芝居やってる時間(稽古も含めて)が面白いんだよ。
自己顕示欲? 承認欲求? No! だったら芝居じゃなくていいじゃん。
だけど僕らは芝居が他の何より最高に面白いと思ってる。
この灯が消えないうちは舞台に立てる。
HTFは1年に1度のそんな機会であってほしいな。
だってフェスティバルでしょ。
え? 趣旨が違いますか、委員長!

BGM:Team Syachihoko『We are...』

2017年10月12日木曜日

HTF2017に向けて

中間考査が近付いてきました。
次回公演はHTF2017です。
はやいものでこのイベントも今年で第7回ですって。

各校30分の創作作品を持ち寄って、朝から連続10校の上演です。
このフェスの特徴は、創作にあたっての「しばり」が厳しいことです。

テーマが決まっています。今年は「わかれみち」(ひらがな必須)です。
小道具として3つのアイテムを出すことが義務付けられています。
今年は「Maxコーヒー」「ネックレス」「いかすみ」。
さらに、劇中で登場人物の誰かがセリフとして言わなければならないキーワード。
今年は「マ・ネ・イ」。これ、3つのアイテムの頭文字なんです。
moneyじゃありません。

第1回 『さよなら熱帯魚』
第2回 『もしエテ~もしもスペースシャトルの女性整備士が来たるべきETとの接触に備えて猛特訓を受けたら~』
第3回 『サガサナイ鬼』
第4回 『禁じられたことば』
第5回 『圧倒的ミクスチャー』
第6回 『凩は過去の索引』
上演の記録より抜粋です。見事に節操がありませんね。
第1回と3回では卒業生に登場してもらってます。
そして今回、エアロ・えび・ミントが登場する予定です。
と、いうことは初代から当代までの早川真奈が揃うんですね!
世界各地から歴代の仮面ライダーが集結するあの感じです。

実は今回、会場の関係でどうしても仕込みの時間が取れません。
照明は公民館の共通仕込みでなんとか凌ぐとして、
いつも組んでる音響卓はナシになる公算が大きいです。

音響に関してはこれまでもさまざまな実験をしてきました。
『File2.朧の場合』では、舞台でピアニカの生演奏をしました。
『本日は快晴なりっ!』には、ナマで効果音を出す場面がありました。
『凩は過去の索引』でも、木枯らしの効果音を口笛で再現しました。
そして『鬼斬丸』では、音響によるツッコミを実現。
使ってきた演出はすべて、われわれには「禁じ手」です。
あたらしい工夫を考え出さなければなりません。
みんな!テストの息抜きにこいつを考えるんだぜ。