ちょっと雑なんですが
まとまってませんが
以下のネタをボツにします
諸般の事情で。
小学校の同窓会
地元を離れて暮らしている主人公
会場は懐かしい木造校舎の教室
来年度には取り壊しが決まっている
今はもう教室として使われていない
一番に会場に到着してしまう主人公
まだ誰も集まっていない
幹事役の男女がやってくる
主人公は消防官になっている
幹事男「その目の前じゃタバコは吸えないな」
幹事女「目の前じゃなくっても吸っちゃダメ。学校だよ、ここ」
思い出話に花を咲かせる元クラスメイトたち
近況を報告しあう
主人公は思い出す
卒業を間近にして
突然転校して行った男の子がいたことを
ところが誰も彼のことを憶えていない
不思議がる主人公
幹事役の男女からここで重大発表
幹事男「実は俺たち、この秋に結婚するんだ」
祝賀ムード、記者会見のような展開
幹事女「彼のお父さんを彼本人だと勘違いして
しばらく電話でおしゃべりしちゃった」
幹事男「親爺と声がそっくりなんだ。血は争えないよ」
そこに遅れてやってきた当時の担任
主人公が思い切って尋ねる。
担任の先生「卒業間近にですか?」
主人公「みんな憶えてないっていうんです」
担任の先生「……いました。たしかにいましたよ」
転校は突然に決まった
夜逃げ同然だった
彼の父は工場の経営が苦しくなって
あちこちで借金を重ねていた
同級生の女の子の祖母からも借りていたのだが
あるとき返済を強く迫られてののしられ
思わず逆上して祖母を殺害してしまう
彼の父親は犯した罪の罰で刑務所に入る
小さなこの町では生きていかれない
母親の実家を頼って転校して行った
彼はいまどうしているんだろうと主人公
事情通「自殺したよ」
父と同じ殺人犯の血を引いている自分が
怖ろしくなってしまったから
被害者の孫娘の前で彼の話題はタブーだった
それで皆は彼のことを「憶えていなかった」のだ
実はこの主人公
逃げ遅れた人を救えなかったことによる罪悪感を抱えていた
主人公「救えなかったというのはいいわけだ。
俺はあの人を見捨ててしまった。
あの人を、殺してしまったんだ!」
消防官としての責任とその重圧に耐えかねて
死に場所を求めて危険にあえて飛び込む
担任が主人公に言う
担任の先生「生きてくださいよ。
自分のいのちは自分のものではないのです」
隠れて吸っていたタバコから引火して
木造校舎に燃え移る
乾燥していたためか火は瞬く間に燃え広がり……
犯罪被害者(加害者)をとりあげたドラマが
このところ立て続けに放送されましたので
上記のネタはボツです。
人間、考えることには限界があるな!
お互いになッ!
先にやったもん勝ちだなッ!





