2018年7月18日水曜日

夏期講習はじまる

二松柏では昨日が1学期の終業式。
で、今日から夏期講習の始まりです。
稽古場のとなり、大講義室でも講習が行われてます。
午前中は音出しできません。演劇部の活動で「無音」はないですよね。
せっかく終日稽古できるかと思いきやこの始末です。
ま、仕方ないんですけどね。

げきサマの台本が完成しました。
このたびの創作方法は以下の要領。
まず、題材の選定。今回は『わらしべ長者』です。
なんてったってテーマが「つなぐ」ですから。
続いて大まかなストーリーを決めます。
場面構成に従って必要な登場人物を書き出します。
人物が決まったら先にキャスティング。
そこからは宿題。各自に課題を振ります。
自分が登場する場面の台本を書いてくる。
いわゆる箱書きってやつ。
で、それら宿題が統合されたのが14日でした。

きょうは台本の読み込みをやりました。
全員でフレージングしていきます。
どこでセリフの感情が変化するか。
話し手が伝えたいポイントはどこか。
フレージングすべき箇所にカッコを付します。
その箇所の読み方にいくつかあります。
① 間を空ける。
② 強い調子で言う。
③ ゆっくり丁寧に言う。
聞き手に伝わる話し方になるそうです。

フレージングのポイントが見つからない場合、
そのセリフをすべて母音にして声に出してみます。
「おはようございます」なら「おあおーおあいあう」。
このひと手間をかけることで、ポイントが見えてきます。

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