台本の読み合わせが終わったらさっそく配役です。
劇団ERAでのオーディション方法です。
1)自分のやりたい役と自分が考える理想のキャスティングを紙に記入します。
2)部長・副部長がそれを集計します。
3)オーディションで使用する場面を選定します。
選定基準は「なるべく多くの人物が登場する場面」であること。
4)集計結果をもとにして試演順を発表します。
5)口慣らし程度の短い時間ですが個人で場面の練習をします。
6)一つの役ごとに連続して試演して行きます。
7)一番役のイメージに近い人を選びます。
まぁ何となくこんな感じです。解り辛い説明でスミマセン。
肝心なのは7)ですかねえ。
「その台本がちゃんと読めている人」が選ぶんですよ。
読めてなければ選ぶことなんてできないはず、ですからね。
自分たちで創作した台本のはずなのに、
プロが作った作品と比べりゃずっとカジュアルなのに、
それでもやっぱりちゃんと読むことはむずかしい。
その次に「人物の掘り下げ」をします。
台本には描かれていない、登場人物の持つ背景を確認していきます。
劇団員相互のイメージの擦り合わせです。
話し合って決めていく作業ではありません。
同じイメージが共有できてこその劇団員です。
血液型とか決めちゃダメ、駄目。ナンセンス。人間って4種類にしか分類できないんですか?
芝居のコンテクストの擦り合わせも大切ですが、
こういう基礎中の「基」の部分でのシンパシィはとっても大切。
あしたもがんばっていきまっしょい!
0 件のコメント:
コメントを投稿