2018年3月28日水曜日

恒例のお花見

桜が満開です!
柏キャンパス敷地内には、
100本を超える桜があるんだそうです。

午前中の稽古が終わったところで、
(といっても14:00を回っていましたが)
稽古場を飛び出してお花見をしています。

体育館裏の桜が見事に咲いています。
劇団ERAは例年この桜の下でお花見をしています。
当然、高校生ですから『花も団子も』、です。
今年は断水中ということもあり、
他クラブの生徒はあまり登校していませんね。

桜は陰陽道では「陰木」なんだそうです。
その下で賑やかに騒ぐことで「陰・陽」が揃うんだそうで。
逆に幽霊が出る柳の木は「陽木」です。
これは信じていいことなんだよ。
何事にもバランスが大切なんですね。

このあと中庭でダンスの練習。
それから「とある競技」の実演をします。

2018年3月27日火曜日

柏に出没

富里近隣センターで稽古です。
公共の施設に団体登録しての稽古は初めてです。
15:00から3時間の回を予約してあります。

この場所で子供むけのフェスに参加したのは、もう10年も前のことなんですね。
その時は『狼たちの終わらない放課後』を上演しました。
郁ちゃんの迫真の演技に子供が泣き出してしまったという、、、。
対象年齢をしくじった作品選択でした。
『狼たち~』は現在『カラフル』と改題して時折上演しています。

今回お借りしたのはまさにその会場だった和室です。
こうして見ると当時のままですね。
畳やら障子やらはさすがに新しくなってますけど。
その時、対バンで劇団おにおんが『泣いた赤おに』を演ったんです。
たしか旗揚げだったはずです。

新入生歓迎公演ではダンスが入ります。
初演時と同じ振り付けでいきます。
振り付けたのは「エアロビクス」の二人です。
※エアロとえびのダンスユニットです

音響でパソコン1台を持ち込みました。
デッキはさすがに持ってこれなかったです。
サンプラーに入れてあるSEの尺が短いことが判明。
スグに造り直します。
照明についてはもうイメージするしかないんです。
スタッフの苦労がしのばれますねぇ。

とにかく3時間しかないので集中、集中!
じっくり演技プランを吟味している暇はありません。
学校に持ち帰って再検討です。宿題です。
心なしか学校の多目的室よりも稽古がはかどってる?

もうすぐ平成30年度です。
柏に出没する機会もますます多くなりそうです。
新しい演劇祭の計画も着々と進んでいます。

学校の桜も咲きました。
あしたはどうやらお花見するみたいですよ。
がんばっていきまっしょい!

2018年3月24日土曜日

NODA

きょうは野田に行ってきました。
野田と言えば「のだあぃこ」と「醤油」ですね。

こんな情緒的な街並みが残っています。
小学校の社会科見学で来たことがありますよ。
おっと、今回の目的地は醤油工場ではございません。
野田市野田公民館『欅のホール』で開催された、「僕らで劇を作ろう!」さんと「NOCHS(野田中央高校)演劇部」さんの合同公演にお邪魔しました。
東武アーバンパークライン(!!)愛宕駅より歩いて15分ほど。
突如としてアーバンな建物が出現します。
立て看が雰囲気ですね。
こういうのがいちいち勉強になります。
上演は3階の小ホールになります。
開演は14:00。
モカとぺがは学校で春期講習を受けてからです。
現在、駆け付けてる真ッ最中です。

『語り継ぐべき詩』暮しの手帖社「戦争中の暮しの記録」より
顧問の石山先生が手掛けた作品です。
太平洋戦争当時の人々の生活を描きます。
プロジェクターの映像が、硬質な世界観にマッチしていたように思います。
空襲の中を逃げ惑い、君江が妹とはぐれる場面に胸を締め付けられました。

『雨の日サプライズ』
宅配のお兄さん、いい人でしたね。
基本的に悪人が誰も出てきません。
こういうのを板に掛けといて、ダンスとのギャップがスゴイ。
確信犯だったんですねぇ。

やっぱり自主公演の良さってありますよね。
余計なレギュレーションに縛られない方が絶対いい。
表現のいちばん幸福なあり方だなあと思います。

2018年3月22日木曜日

修了式でした!

わが劇団の航空母艦である二松學舍柏高校も今日が年度納めの修了式です。

ここのところそれぞれが自分の三味線を制作しています。
いわゆる「箱三味線」なんですが、これがなかなか難しいのです。
細かいパーツがたくさんありますので、ノコひとつ引くにも慎重さが要求されます。
部材は刃物を入れたが最後なんです。ミスは一切許されないのです。
一流の大工を目指すなら、精密な作業を心掛けなければなりません。
、、、って、そいえばウチら演劇部でした。

春の花と言えば桜、なんでしょうけれど、
きょうは白木蓮の花が見事に咲いてましたので一枚。
劇団では毎年、春休みにお花見イベントをします。世間並みにね。
校地内の桜のつぼみもだいぶ膨らんできました。
しかしですよ、春に桜しか咲かなかったとしたらどうなんだろう。
ソメイヨシノばっかりじゃ飽きちゃうんじゃないかな。
他の花と比較してはじめて桜の良さも見えてくるんですよね。
高校演劇もそうですよ。みんながみんな、教訓めいた内容の芝居じゃダメなんです。
時にはアンチの声を上げたっていいんです。抵抗の狼煙を上げたっていいんです。
それが許されてるのが唯一このフィールドなんですよ。
それなのに牙を抜かれ餌付けされ飼いならされた芝居のなんと多いことか。
そしてまたそんなクソつまらないものを高く評価するくだらない大人の多いことか。
桜を愛でるしか能のないヤツにだけはなりたくないですな。
そうなりたくないから演劇をやってるんだよな。
Z旗は掲げたまんまでいいですよね。ね。

2018年3月16日金曜日

オーディション

台本の読み合わせが終わったらさっそく配役です。

劇団ERAでのオーディション方法です。
1)自分のやりたい役と自分が考える理想のキャスティングを紙に記入します。
2)部長・副部長がそれを集計します。
3)オーディションで使用する場面を選定します。
  選定基準は「なるべく多くの人物が登場する場面」であること。
4)集計結果をもとにして試演順を発表します。
5)口慣らし程度の短い時間ですが個人で場面の練習をします。
6)一つの役ごとに連続して試演して行きます。
7)一番役のイメージに近い人を選びます。
まぁ何となくこんな感じです。解り辛い説明でスミマセン。
肝心なのは7)ですかねえ。
「その台本がちゃんと読めている人」が選ぶんですよ。
読めてなければ選ぶことなんてできないはず、ですからね。

自分たちで創作した台本のはずなのに、
プロが作った作品と比べりゃずっとカジュアルなのに、
それでもやっぱりちゃんと読むことはむずかしい。

その次に「人物の掘り下げ」をします。
台本には描かれていない、登場人物の持つ背景を確認していきます。
劇団員相互のイメージの擦り合わせです。
話し合って決めていく作業ではありません。
同じイメージが共有できてこその劇団員です。
血液型とか決めちゃダメ、駄目。ナンセンス。人間って4種類にしか分類できないんですか?
芝居のコンテクストの擦り合わせも大切ですが、
こういう基礎中の「基」の部分でのシンパシィはとっても大切。
あしたもがんばっていきまっしょい!

2018年3月15日木曜日

禁じられた作品

次回公演のお知らせです。

しばらくは学年末考査に集中で、稽古はお休みでした。
で、テストを乗り切り答案返却を乗り切りまして稽古再開。
昨日ようやっと新歓公演の上演台本が決定しました。。。

劇団ERAにはこれまで50本近くの創作作品があります。
その創作過程やおおまかなストーリーをまとめた冊子がありまして、
その名も『創作作品の軌跡 2002~2017』!!!
まあ旗揚げから15年間の覚え書きです。
※全作品の解説&劇団ERAが創作にこだわる理由、創作の方法までを網羅した一冊です。
購読希望の方はご連絡ください。なんつって。
この冊子を使って劇団の歴史をみんなで紐解いたところ、
過去のHTFで上演したネタの中から、2011年度作品
『禁じられたことば』を再演しよう、
と、いう話になりました。

富里近隣センターから連絡ありまして、劇団ERAの団体登録完了です。
これでスクールバスのない日にも学校外で活動できちゃいますよ。
特にこの春休みの学校は「全館断水」、、、何日間も。
え?新歓の稽古ができないじゃんか!?
そんな日はこれまで柏ふるさと公園で青空稽古してました。
天候に左右されましたけど。晴れたら晴れたで暑かったり。
でもこれからは安心です。
柏町内で黒づくめの集団を見かけたら、それは私たち劇団ERAかも知れません。
あしたもがんばっていきまっしょい!

2018年3月11日日曜日

マチオモイ帖

富里近隣センターに団体登録をしに行きました。
柏駅から徒歩圏内にあります。

本校では日曜・祝日のスクールバスの運行はありません。
最寄りのバス停との往復を考えたら、
断然この近隣センターを利用した方が楽なんです。
柏駅東口から最寄りバス停まで路線バスを利用すると、
往復でひとり480円かかります。
だったらいっそのこと、って話なんです。

↑こちらが富里近隣センターです。
夏休み子ども演劇教室でお世話になった、
劇団ERAにとっては思い出の、あの場所です。

午後からパレット柏で開催の、『マチオモフ景観リレートーク』なるイベントに参加してきました。
全体が三部構成になっています。
まず第一部。「手賀沼の時を繋ぐ会」長屋門など歴史ある建造物についてご紹介いただきました。学校の近くにもありますよ、長屋門。知っている場所を紹介されてちょっと不思議な気分です。
第二部。「千葉県建築士会柏支部」建築士の立場から見た柏の今昔をご紹介いただきました。歴史を知ると未来が見えてくるということを実感しました。
第三部。「my home town わたしのマチオモイ帖」今や全国に広がるマチオモイ帖。きっかけは2011年、東日本大震災だったそうです。「自分にとって大切な町を記憶に残しておきたい」と綴った冊子が全国各地で共感を呼びました。グラフィックデザイナーの清水柾行さんにお話していただきました。昨年は東京のkitteで1日だけのイベントも開催されたそうです。

建築やデザインの話題なのに、僕たちはいつのまにか演劇の話に置き換えて聞いてました。ゴメンナサイ。でも、クリエイティブの現場で活躍されているプロの方からのお話は、僕らには大変な刺激になりました。