2018年12月24日月曜日

本番でした

年末合同公演
Half Time Festival 2018
12/24(Mon)のきょう、
いよいよ開幕です。

会館の外は冷たい風が吹いていて、
めちゃんこ寒いです。

↑コホミンホールの緞帳です。
湖北の地元のお祭りが図案だとか。

冒頭からモノローグ。
キャラメルボックスを意識しています。
このあとキャスト全員によるダンスです(嘘)。

人物を配置するときの基本ですが、
持っている情報の量と質に差をつけます。
今回はこの「差」だけで物語を転がします。

個性的な人物をムリして登場させなくたって、
ドラマは成り立つんだということです。

人物の感情を仕種で観せて行きます。
決してセリフで伝えることはしません。
ここ重要!(テストに出ます)
仕種が細かいと見えないから大きな動作で伝えます。

僕たちは演劇のどこが気に入ってるかって、
人間が生身で演じるってとこなんですよね。
むしろアニメキャラもどきなんぞ不要なんです。
そっちはそっちに任せとけって感じなんです。


今回の芝居の本編とはまったくの無関係。
ナンセンスを一身に引き受けたパートです。

「潤色(殉職)でも脚色でもねえ。
まして既成なんかにとらわれてちゃいけねえ。
創作だ!!!」

沼南高柳高校のみなさん!ご協力に感謝です。
音響はフォントでした。
悪魔のようなオペでしたね~(怖)

さて、物語は後半に突入。

おばちゃんがダルマを持ってきます。
「人生は七転び八起き。大木くんの人生はまだこれからよ」
「でも、このダルマ、起きませんよ」
「…………」

雪姉ちゃんの誤解が解けます。
三人は血を分けた姉弟妹の関係でした。
かのように思えました。

大木くんはあのあと、
本当のお父さんと逢えたのでしょうか。

最後に「メリー・クリスマス!」


……ここで終わりゃいいんでしょうけど、
普通はここで緞帳なんでしょうけど、
解決してない問題がありました!
急げ!舞姉ちゃん!!!

さて、ウチの学校は明日が終業式です。
すっかり忘れ去られていますが、
秋大で獲得した賞状3枚を全校生徒の前で伝達してもらいます。
優秀賞がブロック2位だってこと、伝わりますかね???

午後からHTFの茶話会です。
PDCAサイクルを上手に回すためには、
キッチリとした反省が必要です。
がんばっていきまっしょい!

2018年12月23日日曜日

リハでした

コホミン(湖北地区公民館)にて、
朝からリハーサルです。

今回の共通セットは、
上手側に置かれた高台と、
下手側に外灯・岩に刺さった刀です。

そこに++(たすたす)します。
細かい道具類です。

今日は他校さんのリハーサルも見学してます。
ありがとうございます。良くも悪くも勉強になります。
沼南高柳さんとのツナギも練習しまして、
ウチのリハ順がやってきました。

下手側はとなりのおばちゃんです。
ちなみに、となりのおばちゃんは、
泥棒ではありません。

今回の主人公・森田雪。
大学から上京し、都会で働いていましたが、
転職して実家のある田舎町に戻ってきます。

上手側は大木良。
大学で農学を学んでいる青年です。


雪の妹・舞が引っ越しの手伝いにやってきます。

とそこへ、謎の集団が襲来します。
突然の銃声!!!!!

まくらが登場します。



そしてダルマ。

謎はすべて解けた!

……かに見えた。

「知らなかったんですか?
僕はサンタクロースだったんですよ。」(嘘)

詳しい物語が知りたい方はぜひ、
HTFは明日が本番です。
ご来場歓迎します。

『年末合同公演 Half Time Festival 2018』
12月24日(月)
我孫子市湖北地区公民館
入場無料・全席自由

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 9:15ごろ     開場
 9:30~      開会式
 9:40~10:40 芝浦工大柏 & 柏南
11:00~12:00 我孫子東 & 日体大柏
       〈 昼食 〉
12:50~13:50 沼南高柳 & 二松柏
14:10~15:40 麗澤 & 柏の葉 & 柏陵
15:40~      閉会式

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がんばっていきまっしょい!


2018年12月21日金曜日

全国的に終業式

え、終業式だったんですか!?
残念ながらウチの終業式は25日(月)です。

きょうは「成績会議」がありまして、
稽古場で使っている演劇実習室のとなり、
大講義室では朝から先生方が会議です。
演劇実習室は勝手に名乗ってます。
というわけで発声練習は寒空の下です。
邪魔にならないようにね。

そんな年の瀬ですが素敵な贈り物。
青果市場から新鮮なお野菜が届きました。



小道具の大根と白菜です。
劇団員たちは毎日この子たちを使って稽古しながら、
『鍋物』を妄想しています。
材料
大根・・・適量(イチョウ型に切る)
白菜・・・適量
人参・・・適量(お花の形に切る)
しいたけ・・・適量
豚コマ・・・適量
焼き豆腐・・・適量
マロニーちゃん・・・2~3本
調理
白菜の間に豚コマを挟み込みます。
まずは少なめの水で煮込んで行きます。
(野菜から水が出ますので)
あらかた火が通ったら
bの調味スープを加えて、さらに煮込みます。

大根のヨゴシは、モノホンの土を塗ってます。
リアルを追求したら一周回ってしまいました。

リハも近いぞ!
がんばっていきまっしょい。




2018年12月19日水曜日

新しい水夫

Half Time Festival 
も今年でようやく第8回です。
2011年に始まったばかりの、ひよっこ演劇祭です。

……てなこと、おっしゃいますけどね、これが何回目だろうと関係ないですよ。
舞台に上がる現役生にとってはイベントのひとつに過ぎないんですから。

↑↑それじゃだめなんですよ
この催し物の本来の意味を確認して欲しいんです。
ただ惰性でやってたらいかんと思うのです。
4地区だからって強制参加ではないんですからね。
趣旨に賛同できないなら出なきゃいいんですから。
そうですよね、大会委委員長。

春や秋の発表会ではリハは非公開ですよね。
でも、このイベントは違うんです。
お互いに見学し合ってOKなんですよ。
照明・音響などのスタッフワーク、
演出の基本的な考え方、
他校さん独自の演劇文化などなど。
リハーサルという制作過程を踏まえたうえで、
本番という完成品を観ると、
また違った視角を得ることができるんです。

自校だけでは頭打ちだって感じてませんか?
まさかそのやり方で満足しちゃってるんですか?
次のステップに挑戦しないんですか?
現状維持は後退と一緒なんです。
地区全体で向上していきましょう!
そんな趣旨で始まった演劇フェスなんです。

まだ第8回です。若いイベントです。
旧態依然とした芝居はお呼びじゃないんです。
野心のない芝居はどこかの県大会に任せときゃいいんです。
演劇の可能性を追求しなかったら意味がないんです。

いずれにせよ一度掲げた旗は巻いたら負けです。
大会の順位なんかよりも、そういうことを気にしたほうがいいですよ。
新しい船を動かすのは古い水夫じゃないはずです。

BGM:Takuro Yoshida『image no uta』