2019年12月28日土曜日

アミュゼ柏です

来年の話をしても鬼が笑わない時季ですよね。
2020年3月20日に演ることになりました。
アミュゼ柏でガチのイベントです。

柏市は昭和60年3月20日、
世界の恒久平和を願い「平和都市宣言」を行いました。
来年はその35周年という節目の年なんだそうで、
劇団ERAにお声が掛かったというわけです。

かしわンの新聞取材をお受けしたときにも思いましたが、
困るんですよね~、ウチはどちらかというと反逆児なんで。
イメージが違うんですよ、こういう真面目なのは。
権力を茶化すことに喜びを感じる集団なんですから。
戦後70年のタイミングで『圧倒的ミクスチャー』という、
戦争に題材を採った芝居を板に掛けたからでしょうか。
(※知る限り4地区では唯一だったはずです)
翌年も「激動の昭和史」的な芝居を打ってますし、、、。
なんだ、結局やっぱり真面目なんじゃないか。

僕らは戦争を知らない世代です。
親だって先生だって戦争が終わって生まれたんです。
そんな僕らが考える《戦争》とは何か。
ほんとうの《平和》とは何か。
戦争を知らないからこそ、
ただの興味・関心だけでは済まされない。
正しい理解が僕らには求められています。

平和都市宣言35周年記念
平和Kyo(響・共・協・今日)演

日時:
2020年3月20日(祝金)
開演:
10:00 ※9:45開場
会場:
アミュゼ柏 1F プラザ・ホワイエ
料金:
無料(自由入場)


お問合せ:
柏市協働推進課04-7167-1127








こちらの公演の稽古に年明けから入ります。
この「プラザ」という会場ですが、
教室よりちょっと広めの小劇場的な空間です。
照明設備もきちんとプランを出しさえすれば、
無料で(付帯設備費は柏市が負担)使いたい放題です。
アミュゼ柏という駅から徒歩圏内の会場です。
据え膳食わぬは劇人の恥です。絶好の機会です。
劇団員の総力を挙げて成功させなければなりません。
このブログを目にしたOG、OBのみなさん!
出番ですよ。
がんばっていきまっしょい!




2019年12月27日金曜日

本棚に『ナイロン』配架しました

ERAの本棚に
ナイロン~本能寺の変・編~
を置きました。
よかったら見てやってください。
昨日の本番を見逃したそこのアナタ! 
キャストは以下の通りです。
脳内で再生しながらお楽しみください。

高山(男)、明智光秀・・・インディ
大垣(女)、キャバ嬢1・・・し~ぷ
笠松(男)、赤井直正、徳川家康・・・コメット
鵜沼(女)、帰蝶、キャバ嬢2・・・ベリア
長森(女)、帰蝶、波多野秀治・キャバ嬢3・・・こまち
中津川(男)、織田信長・・・レンジ


暴言を吐きますとですね、
1)このキャラクター配置で
2)教科書をネタにして
3)「内容限定論議」(=ナイロン)すれば
あら簡単。
創作脚本のできあがりです。


2019年12月26日木曜日

明智光秀はなぜ信長を討ったのか

さて、今日はHalf Time Festival 2019 の本番。
いよいよ令和元年の芝居納めでございます。
朝から曇天模様でしかも寒い。
予報では午後から雨になるとかならぬとか。
ウチは沼南高柳さんと共に、一番目の上演です。



舞台中央の台を机に見立てます。



日本史の課題に6人で取り組みます。
主人公の高山はナイロンを提案します。
ナイロンとは「内容を限定して論議する」こと。



ナイロンのテーマは、
「明智光秀はなぜ本能寺の変を起こしたか」



しかし、ナイロンするはずが、
いつのまにか「本能寺の変」ごっこに。





家康を「キャバレー・うつけ」に招いて接待です。
饗応役はもちろん光秀です。



みんな台本を持ってます。
役者がセリフを憶えられなかったから……、
ではないですよ。



なんやかんやがありまして、
光秀の動機に、この6人なりの結論が出ます。
歴史に興味のない人もそれなりに楽しめる内容だったと、
思ってはいるのですが、、、、。
偏差値高い系の芝居は難しいですね。

カンユウ先生、このイベントは復活したんでしょうか?
まあ各学校ともいろいろ事情があるんですよね。

次の公演は、3年生を送る会に合わせて校内になります。
学外から観覧希望の方は、事前に劇団員を通して予約をお願いします。




2019年12月23日月曜日

だいほんができたよ

なんやかんやがありまして台本があがりました。
Half Time Festival 2019への参加作品は、
『ナイロン~本能寺の変・編~』
と題します。
ホントはタイトルのあとに『~』をつけることは避けたいんです。
ウチの劇団ではこの部分を「うにょうにょ」と呼んでおります。
やはりタイトルは芝居の顔ですから曖昧なのはイヤなんですね。
補足説明が必要ならそれはタイトルとしてキマッてないんだと考えます。
でも今回はわざとです。
キマッてない感を狙ってます。
コメディです。
(ちゃんと笑ってもらえるものになってるといいんですが)

それにしても最近ワークショップと称するものが目につきますね。
以下はあくまでも感想ですのでお気になさらないでください。
特定の個人や団体を貶めるような意図はありません。
演劇のワークショップに参加すると感じるんですが、
講師の先生との相性ってありますね。
なんだか凝り固まった価値観でゴリゴリくる講師の先生も、
そりゃあ悪いけどいらっしゃいますよ、そりゃあ相性ですから。

ウチらは逆に言えば劇団のカラーが強いから、
ある意味で免疫があるから大丈夫ですけど、
これが演劇との第一次接近遭遇だとしたら最悪ですよ。
自己啓発セミナーって以前あったじゃないですか。
あれ、今でもあるんですかね?
なんかそういうノリのワークショップもあるらしい。
変な宗教にハマる体質の人ってどの世代にも一定数いますが、
そういう人が餌食になっているんじゃないですか。

ま、
ウチも劇団ERAっていうカルト教団ですけどね(笑)
今日の礼拝もがんばっていきまっしょい!


2019年12月5日木曜日

今年も組みます

「演劇シーン」と言ってしまえば話は大きくなりますが、
あんなに人気があった(ように僕らには思えていた)某演劇集団が、
ある日突然に活動停止を余儀なくされてしまったという事実。
そんな現状をまざまざと見せつけられちゃうと、
まだまだこの国には演劇という文化は、
本当には根付いてないんだなあってわかります。

高校演劇だって「演劇」を名乗ってるぐらいですから、
演劇シーンの片隅にぐらいは位置してるんだと思うんですよ。
だから自分たちも社会に影響を与えているんだという自覚を持つべきです。
あるいは影響を与えることができるんだという意識を持つべきだ。
自分たちの芝居の可能性を少なく見積もってはならない。

自校の生徒・教職員を対象にした校内公演にしたってそうです。
学校の内部に向けて演劇部の活動をアピールすることも目的のうちですから、
まずはたくさん集客することを考えなければなりません。
同時に考えなきゃいけないのはその公演で演劇部の評価が決まるってこと。
もっと言えば演劇というものに対する印象がそれで決まるってこと。
だから覚悟が必要なんですよ下手な芝居は打てないんです。
まして公共のホールを借りて一般のお客さまを入れるんだったら、
社会的な責任が生じるんだってことを意識しなきゃならない。
演劇初体験のお客さまがいるかもしれないんです。
そんなお客さまに「なぁ~んだ、演劇ってつまんない」
って思われちゃったら僕たちの負けなんです。
高校の演劇部だって演劇界全体を背負ってるのと同じなんです。
それが演劇を選んだ僕たちの責任なんです。
演劇を文化としてこの国に根付かせることが義務付けられています。
いえいえ本当は文化だなんて意識を持たずに、
日常の中に演劇が息づいてるっていうのが理想なんですがね。

ハーフタイムフェスティバルの話です。
出の順が昨日の顧問会議で決まったようです。
何の因果か今年もまた沼南高柳サンとご一緒です。
しかもウチが後半だったりします。
ようやっと装置の写真も入手できました。

2019年11月25日月曜日

今年も同じ創作方法に挑んでみた

壁に模造紙を張って、どんどん書き込んでいくスタイルです。
企業を舞台にしたドラマなんかでも見ます。
いわゆる企画会議室のホワイトボードです。
全員であ~だこ~だ自由に発想していきます。



これ、ブレインストーミングってヤツですから、
勝手にブレーキをかけてはいけません。
とにかく全肯定です。
書かれた文字を見て次の発想を促します。


裏移りしないようにマステで新聞を張ったその上に模造紙を張ってます。
ちなみにこの壁は全面的に「白」で塗装し直す予定です。


テーマの「とりかえる」に引っ掛けて、
「鳥」&「カエル」というネタはあまりにも安直です。
まさか、こんなネタを採用する学校さんなんてないですよね。
ひっくり返る、取り替える、見違える、着替える、振り返る、もう帰る。
これらもまたすべて安直なので使わないようにしましょう。
ご用心さっしゃりましょう。

模造紙に書きだされた同じ傾向の言葉を結んでいきます。
こうすることで、自分たちの興味がアブリだされるんです。
いくつかの項目を組み合わせてベストマッチを探ります。
なんとか物語にならないものか。


せんと「見えた!今回の脚本の方程式!」
部室の黒板にハーフタイムまでのスケジュールが書き出されてます。
今週木曜日からは県大会のため部活動は休止です。
県大会が終わると期末考査1週間前に突入です。
明日・明後日しか創作の時間が残されていないのです。
がんばっていきまっしょい!






2019年11月24日日曜日

関係性ですよ

演技がうまいだとかへただとか語る資格は我々にはありませんけどもね。
そりゃあ傑出した演技力をお持ちの役者さんはそれはそれで素晴らしい。
しかしその役者さんの魅力を最大限に発揮するには、
やっぱり「座組み」=関係性って大事なんじゃないかと思うんです。

演技力なんてものは個人に備わってるものも確かにあるかもしれないけれども、
その能力を最大限に引き出してくれるのはやっぱり同じ板に乗ってる共演者です。

それじゃ一人芝居ならどうするんだって言われそうですが、
それだって音響や照明との気味合いってもんがありますから。
その芝居を成立させているスタッフも含めて、
もっと言えばその日の観客も含めて考えなけりゃいけない。
若いのに演技力がとかなんとか言われてる役者さんもいますけど、
たまたま共演者に恵まれてたんじゃないかなってことも考えていい気がします。
え、事務所の力って要素があるじゃないかって?

役者個人の演技力なんてものは幻想に過ぎないかも知れません。
肝腎なのは観客がどう受け取ったかですから。
個人の感想でありすべての使用者に同様の効果を保証するものではありません。
観客が「勝手に」感動してああこの役者は演技が巧いねなんて言うんです。
自分が感じたものの「正解」を役者個人の資質に求めて納得してるんです。
それが悪いってわけじゃないですよ。
それはそれで楽しみ方としては間違ってないですから。
役者が巧いから自分が感動したのか自分を感動させたから巧いと思うのか、
どっちがどうとか答えを出す必要もないですけどね。

女優さんをつかまえて美人だどうだって言ってるのも同じで、
それだってその女優さんがそもそも美人なんじゃなくて、
自分が持ってる美人の基準に合致してるだけかも知れんのです。
絶対的な美の基準なんて存在しないでしょ?
基準はいつだって自分の側にある。
自分が「勝手に」判断してる。
どっちがどうとか答えを出す必要もないですけどね。

演劇は総合芸術だって言われますが、
たしかに個人プレーじゃ成り立たないものです。
4番バッターだけひとりで頑張っても野球の試合には勝てません。
どこかの球団みたいに4番クラスばかり集めて打線を組んでも、
そんな試合は面白くはならないはずですがどうでしょう。
まあそれでも勝ちさえすればいいって発想なら仕方ないですが、
芝居は面白くなけりゃいけないんで。
はっ、違うんですか!?
とにかく魅力的な舞台にはならないんじゃないですか。

だから世間並みに言われてる「演技がうまい」はあてにならないと思うし、
「美人女優」という評価もこれまた胡散臭いと思っちゃうんです。

2019年11月13日水曜日

県大会の打ち合わせに参りました

そういったようなわけで、
今日の活動は@千葉県教育会館です。
千葉県高等学校演劇研究中央発表会に参加します。
ただし、生徒実行委員としてですけどね。
んで、今日は顔合わせです。
県大会本番では、公欠してお芝居が見られるんだからリッチです。
各地区の代表校がどんな作品を持ってくるかワクワクです。
しかもそのリハーサルまでガッツリ見学できます。
もちろん仕事は仕事としてキッチリこなしますけどね。

気が付けば一ヶ月以上も更新が滞っておりました。
いただいた『紅蓮の夜想曲』の感想も、うっちゃらかしでした。
ブログに載せると言いながら、つい日を過ごしてしまいました。

そいえばですね、、、、。
県立松戸の部員さんが4地区の発表会に足を運んでくださってまして、
その中のおひとりがアンケにこんなようなことを↓↓↓↓書いてくださったんです。
「今日見た中で一番良かった!」
嘘だぁ~、えへへ。
きっとどこの学校にも同じこと書いてるんだよ、
な~んてわかっちゃいますけど、
でも実はちょっとその気になってるんです。ちょっと嬉しがってるんです。
「県大会で逢いましょう!」とまで書いてくださってましたのに、
ご期待に添えずスミマセン、なんつって。
4地区の現状を考えると、ウチが抜けるのはかなり困難なんですョ。

そいえばですね、、、、、。
日体大柏の林先生が『俺の話を聞け!』を激賞してくれたそうですね。
かしわン実行委員会の反省会で、ベタ褒めしてくれたんだとか。
でもね、林先生は劇団ERAの準劇団員じゃないですか。
(え?違うとでも言うんですか?)
身内が身内をヨイショしちゃダメですよ、
とか言いつつちょっと嬉しがってるんですけど。

劇団ERAの芝居をオモロイと思ってるのが、
自分たちだけじゃないってことでいいですよね。
この価値観は決して偏ったものじゃないんだって、
客観的なものさしで測ってもらえてるんですよね。

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千葉県高等学校演劇研究中央発表会
令和元年11月29日(金)~12月1日(日)
千葉県教育会館(JR千葉駅or京成千葉中央駅より徒歩)
※上演日程については、劇団ERAのツイッターをご覧ください。
  https://twitter.com/ERA_limit_break

2019年10月2日水曜日

@体育館ステージ

学校説明会に劇団ERAが駆り出されることは、
これまでにもありましたが、
今回はチト事情が違うみたいですね。

放課後に開校50周年記念式典のための準備作業がありまして、
ステージ照明のセッティングをせよとの依頼がウチに来ました。
ようやく学校側もわかってきたかって感じですね。
たしかに照明を扱い慣れてるのはウチらぐらいですもんね。
明日はゲストにジャーナリストの池上彰さんをお迎えするわけだし、
短時間で正確なシュートを実現いたしましょう。

サスバトンをダウンして、灯体を全部下ろします。
これだけでも知らない人には大層なことに映るでしょうね。
でもやったことはといえば、
アタリ合わせなんて、そんな大袈裟なもんじゃなく、
灯体位置を一部入れ替えて演壇に強めに当たるようにしただけです。
そもそも綱元が電動ですので楽勝です。
まぁ軽くちょちょいとセットしてきましたよ。
せっかくなので灯体とバトンの掃除もしました。
3年生の先輩方の援軍もいただきました。

活躍する劇団員の写真を撮ればよかったです。

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実はステージの照明をいじるのは、
この座組みでははじめてです。

ウチ、学内では唯一の生徒会公認の演劇団体なんですが、
体育館ステージでの公演は、
「三年生を送る会」における発表を除いては、
ついぞしたことがございません。
それどころか、実は日常的な練習すらしてません。
なぜって?
フフっ、そりゃあれですよ。
このステージの設備が、
あまりに舞台発表に不向きだからです。

まず、舞台袖というものが存在しない。ゆえに袖幕というものも存在しない。
まぁこれに関してはパネルを立てれば解決ですが。
次に、サスの奥に文字幕が吊ってある。ゆえに客席から灯体が見切れる。
これはダメダメです。文字に明かりが当たるのを嫌うと、
役者の後頭部をうしろから照らすことになりやす。
顔には当たりやせん。
さらに、採光部分が多すぎる。ゆえに完全遮光が不可能。

要するに、あくまでも設計の思想は「体育」館なんですよね。
「講堂」として使うという意識はどっかに飛んでるんですよね。

だからこそなんですね、
アトリエを充実させるしかない!
という発想になるわけです。

bgm:bish『beautiful ‐ sa』

2019年9月16日月曜日

松陵祭『紅蓮の夜想曲』

かしわンダーランド2019・秋の陣、
松陵祭公演『紅蓮の夜想曲』無事終演しました。
例年、このタイミングでの公演となるので、
秋季発表会と同じ演目でご機嫌を伺います。

あたらしいアトリエで初となる公演でした。
しかし、……他に発表団体のない大学の校舎で、
しかも4階まで階段を昇らなければいけないとなると、
果たしてお集まりいただけるのでしょうか?

……という不安をよそに、
2日間での観客動員は70名を超えました。

当初、用意していた椅子の数では足りずに、
となりの教室から急遽、20脚ばかり調達して対応しました。
画像はまだまだ準備中の様子です。


ようやっと灯体タワーも組み上がりました。
スピーカーを下段に入れる仕様になっています。
ホントはクランプもブラックアウトのはずだったんですが、
これはこれでいいかなってカンジで。


劇団員のご家族、友人関係、他校の演劇部員さん、
バスの運転手さん、父母の会の役員さん、
受験生さん、地元のみなさん、
ご観覧ありがとうございました。



芝居がハネて、OB&OGから一言いただきました。
秋大に向けて修正かけていきます!
シフォン先輩、モカ先輩、レンジ先輩。
こまち先輩、メルティ先輩、ベリア先輩。
ありがとうございました。

残念だったのは、開演時間を過ぎて、
途中入場を試みられた方が両日ともにいらしたことです。
きのうはそれでもご観覧いただいたのですが、
(強引に入っていらしたので……)
今日はさすがに以下のような貼り紙をして、
お断りすることにしました。
たかが高校演劇だろ、なにをエラソーに!と、
おっしゃられるかもしれませんが、、、、。


🙈🙊🙉🙈🙊🙉🙈🙊🙉🙈🙊🙉🙈🙊🙉🙈🙊🙉

お客様へ

本日はお足元のお悪い中、松陵祭にお越しいただきありがとうございます。
劇団ERAより、皆さまにお願いがございます。
現在、開演時刻を過ぎております。
ご承知のとおり演劇作品には、「暗転」という演出がございます。
本公演におきましても、照明効果を有効に活かすために、室内を遮光してございます。
ここまで一丸となって創り上げてきた芝居です。
一人でも多くの方にご覧いただきたいところではございますが、
定刻にいらっしゃったお客さまも私たちにとっては大事なお客さまです。
現在、すでに開演しております。
途中からの入場はご遠慮くださいますよう、よろしくお願い申しあげます。

劇団ERA

🙈🙊🙉🙈🙊🙉🙈🙊🙉🙈🙊🙉🙈🙊🙉🙈🙊🙉

こんな貼り紙1枚で、すべての方にご理解いただけるとは思っていません。
しかし、私たちにとっても苦渋の選択なんです。

2019年9月3日火曜日

教室を劇場にするッ!

新しいアトリエを劇場化する計画です。

3×6パネルをホリゾントに連ねます。
パネルの横桟は2尺ピッチで入れましょう。
塗装はベニヤに直接するのではなく、
経師張りを施してから、ツヤ消し白を塗りましょう。

経師張りには、ホントは茶チリを使いたいトコロですが、
新聞紙を使うことにします。
アミノールは一斗缶で購入してあります。
あったと思います、多分……。
もしなければ、障子糊を買ってきましょう。

新聞紙は壁紙用のクロスではないので、
研修会の時のようにはいきません。
新聞紙は破れやすいですよ~。
丁寧な作業が要求されます。

塗りはローラーでやります。
均一に一定の方向に転がします。
ホントは室内で塗装したいんです。
蛍光灯の方がフラットなんです。
自然光だと塗装面が見えづらいんです。

人形はタッパ4尺で作りましょう。
12尺の小割を40本ほど購入しました。
3×9パネルを何枚か作ったときに出る、
残りの4尺を使います。

そうそう、その前に、
照明タワーを組まなけりゃいけませんね。
つい大好物の木工の方を計画しちゃいました。

まず、
まだカットしてない2Mの単管を、
50CM×4つに切断します。
単管カッターは地道な作業ですぜ。うひひ。
切断面を金工用のヤスリでヤスってバリ取りします。
屋内に置くので錆の心配はないと。
で、黒のキャンバステープを巻き巻きします。
黄色いベース置きをツヤ消し黒で塗装したら、
約3Mのイントレを、
上手と下手にそれぞれ1台ずつ組みあげます。
クランプはラチェットレンチでしっかり締めます。
イントレが組みあがったら、
クランプの上からキャンバステープを追い巻きします。
暗転中に動く時に、クランプにぶつかると危ないからですね。
灯体は上手4灯、下手4灯です。
DMXで制御します。

立て看板を仕上げなきゃいけないんですよね。
静馬が描いたというていの『恋人の絵』を、
完成させなきゃいけないんですよね。
あと、忘れてたけど、チラシ。
アンケート用紙も印刷しないとね。
本格的に時間が足りてないことに気付きました。
これで雨でも降られたら、外での作業ができなくなります。
幸町辡財天さま! 今こそ神頼みです。
無事に作業が終わり、稽古の時間が確保できますように。
辡財天サマもどうぞご一緒に、
がんばっていきまっしょい!

2019年9月1日日曜日

かしわン2019

かしわンダーパレードが開催されました。
天候はおおむね曇り。
そりゃ暑いに違いはないですが、
前回のことを考えれば楽勝です。

OPダンスのリハを終えて、決起集会です。
実行委員長の林先生よりお言葉をいただきます。
「何十年、このイベントが続くように、
各自、気合いを入れて頑張ってほしい。
その時に、自分たちが黎明期のメンバーだと、
子や孫に誇れるように」

林先生が腰に提げているタオル!
劇団ERAのオリジナルグッズです。
これが、のちの展開の伏線だったとは、、、、。

12:00PM
ハウディモールでOPダンスです。



まるでBon Dance !?

【パレットかしわ】12:30


【モディ】13:30


【高島屋】14:30


実は今日の劇団ERAは、
まさかの6ステージでした。
とあるオトナな事情がありまして、
ハウディモールを2ステージ連続で務めました。
また伝説を作ってしまったぜ、ふっ。

【ハウディモール】15:30、16:00

歩行者天国で上演しているため、
あたりまえに歩道を人が行き交います。
なんだかとっても不思議な感じです。

【柏神社】16:30

そして、こちらも伝説となることが、
ほぼ確定した6ステージ目です。

ハウディの5ステージ目のあと、
移動の10分間を有効に活用いたしまして、
男4 & 女4という役を、急遽追加しました。

キャストは ↓ 林先生とベリア先輩です。
え? 日体大柏の林先生が、ERAの舞台に?
(しかもソフトテニス部の顧問ですが?)
ベリアSPだってそもそも今日は観戦しにきたはず?
誰でも入団させてしまうあたり、
千葉パイレーツみたいですねぇ~。

女4は、
「筆箱の中の文房具なんですけど、
黒ボールペン(単色)の使い道って、
あんまないですよね」
とひたすら繰り返すだけ。
(県立柏高校サン、ごめんなさい。
 実はネタを拝借しました)
男4は、
「はやく解答を始めた方がいいよ!」
とたまに絶叫するだけ。


林先生はタオルだけでなく、
劇団のTシャツもお持ちです。
そして今日はついに、
ERAの舞台に出演です。

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エアロ先輩、シフォン先輩、
モカ先輩、ダース先輩、レンジ先輩、
こまち先輩、メルティ先輩、
そして、ベリア先輩。
ご観覧ありがとうございました!
機会があらば、ERAのステージに還ってきてください。

さて、明日は2学期始業式。
松陵祭も間近に迫っております。
ではありますが、活動の方は自粛させていただきます。
たまには休みましょう。
でないとホワイト国から外されちゃうからね。

2019年8月28日水曜日

秋の陣・日程詳細

秋の陣の詳細な日程をお知らせします。
昨日、4地区の顧問の先生方が話し合って、
以下のように決定してくださいました。

『紅蓮の夜想曲(ノクターン)』
 [作*演出 劇団ERA]

【松陵祭公演】
9/1516
両日とも11:30開演
@大学1号館4F 401教室
(柏より無料スクールバスあり)
入場無料・全席自由

【第4地区秋季発表会】
9/2324(火)
劇団ERAの出番は④校目
2314:30開演
我孫子市湖北地区公民館
(JR成田線湖北駅北口より徒歩15分)
入場無料・全席自由

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今回のネタに関して、
物議を醸すと思われる点について、
先に弁明しておきます。
着想自体は3月の時点ですでにありましたから!
ココ大事なとこですよ。
一度はボツにしたネタでしたが、
文字通りくすぶっていたんですよ。
台本の構想をロールアウトしたのは、
春大が終わって間もなくなんです。
舞台で表現されたもの以外の、
政治的思想や特定の事件に対する揶揄などは、
一切ありませんので。


2019年8月27日火曜日

ダンスレッスン


かしわンの本番が迫る中、
今日は最後の合同ダンスレッスンです。
練習会場を提供してくださった柏第一小学校様には、
感謝しかございません。

なぜか今日の劇団員のイデタチは、
全員が黒Tシャツです。



当日は「Sing Sing Sing」に乗せて、
120人の演劇部員が一斉に踊ります。
ハウディモールを占拠(ジャック)してしまいますよ。

このあとグラウンドに出て、
実際の動きをシュミレーションしました。
あとは本番当日の勝負です。


さて、
ダンスの稽古が終わり劇団員一同が向かった先は、
……お馴染みの幸町辡財天です。
弁天様はスピリチュア、ですね。
うぱまろがお参りを済ませていないとのことで、
舞台での安全祈願をいたします。

もちろん技芸向上もお願いします。

二年生は春にも一度、参拝しておりますが、
さらに重ねてお参りいたします。
ここまでの公演での無事を感謝しつつ、
このあとの舞台が成功することを祈ります。


夏期講習も明日で一段落です。
稽古は時間との戦いになりそうです。
がんばっていきまっしょい!

2019年8月22日木曜日

かしわンの新聞取材を受けました

各紙取材陣による写真の撮影です。
新聞記事用の写真です。

柏市役所の記者クラブにお邪魔しました。
いよいよ9/1(日)に迫った『かしわンダーパレード』ですが、
今日はその取材を受けて参りました。
残念ながら主演のインディが欠席してます。
かしわンに賭ける意気込みや、
今回の作品の梗概などを聞かれました。

12校の代表として適任では必ずしもなかったと思います。
高校演劇を普段から否定している私たちですから、
少なくとも「代表」ではあり得ないですよね。

でも、エンターテインメントに徹するためには、
学校が設定する「部活動」という枠組みは窮屈なんです。
そのために「劇団」を名乗っているんです。
異端であることを示す「記号」なんです。

……でも、記者の方には伝わらなかったと思います。

高校を卒業しちゃったらほとんどの人は演劇から離れちゃうんです。
演劇を続けたい気持ちはあってもなかなか条件が調わない。
 ① 一緒に芝居をする仲間がいない。
 ② 稽古に割ける時間がない。
 ③ 稽古をする適当な場所がない。
 ④ 発表する会場がない。会場があっても費用がかかる。
 ⑤ 見に来てくれるお客さんがいない。
そこいくとウチは劇団ですから、
卒業しても劇団員の資格は失いません。
その気になれば再び舞台に立てるんです。
年末公演への参加をお待ちしてます!!

演劇の可能性を拡げることがウチらの使命だと自負してます。
もっと新しいスタイルを追い求めて試行錯誤しています。
そんなわけで毎回の公演では何らかの演劇実験を試みています。
実験だからヤケドを負うこともありますが、
従来型をなぞるならウチらが演る意味がありません。
だから脚本も自前で用意します。
既成作品は旗揚げ以来1本しか演っていません。



うまくいけば近日中に
どこかの新聞に記事が載るかもしれません。
あ、ちなみに略称は『かしわン』で統一してください。
がんばっていきまっしょい!

かしわンのチラシに決定的な間違いが発見された

🌟重要🌟
世上に広めていただきたい件です。
かしわンのチラシに誤りがありました💦

⑦から⑨までの公演時間を以下のように訂正します。

⑦15:30~15:50
⑧16:00~16:20
⑨16:30~16:50

観覧を予定されていた皆さまには恐縮ですが、
いま一度のスケジュール調整をお願い申しあげます。

2019年8月9日金曜日

お盆前、最後の稽古

引っ越した新しい稽古場401に、
パンチカーペットを敷きました。
平台を組んでステージを作りたいとこですが、
一度組んでしまうと応用が利かなくなっちゃうんじゃないかと。
ステージの形が固定化されてしまうんじゃないかと。
まぁカーペットの部分がステージですよ、という体で。

齋藤先生に教わった通り、
養生テープと強力両面テープを重ね貼りして固定します。



401教室の天井高さは、3メートルあります。
これまでの灯体タワーは廃棄しました。
木造タワーにガタがきていたためです。
それで今回、単管パイプで新作する予定です。
パイプに貼る黒ガムテも買いました。
ふつうのと違うのは、表面が艶消しだってことです。
舞台屋の絶大なる支持を得そうな予感です。
大切なところですからもう一度言います、
艶消し黒のテープなんです。




明日から劇団ERAは、世間並みにお盆休みに入ります。
しかし個人作業でできることは相変わらず進めて行きます。
絵を描いたり、ペーパークラフトをしたり、
美術部か!? ってくらいなもんです。
全員が集合して活動する、ということがなくなるだけで、
やはり「かしわンダーランド・秋の陣」の準備期間なのでした。
んで、お盆期間にやっておくべき作業の確認をしました。
まずはかしわンのセリフを完全に入れることですよね。



かしわンのめくりを書きました。
書道部か!? ってなもんです。







タイトルは、
『俺の話を聞け!』
です。
劇団ERA作であることは、
いわずもがな、ですな。




2019年8月8日木曜日

かしわン5つの舞台

きょうの稽古はサトリンの会議室です。
校舎が全面的に断水だということで、
学校の外に脱出です。
こういうときサトリンは便利です。

お稽古をしっかりやったあと、
せっかく柏駅の周辺におりましたので、
かしわンで舞台となる5会場を行脚です。
といっても2年生は経験済みなんですがね。
初参加の学校さんには参考になりますでしょーか?


【パレット柏】

メイン会場となるパレット。
この写真は入口ですね。
奥に見えるエスカレーターで、
3Fまであがってください。
5ステージの中で唯一冷房があります(-_-;)
お客さまも落ち着いてご覧になれますよ。


【柏神社神楽殿前】

このあたりにカーペットが敷かれて、
舞台になる予定です。
当日はもう少し日蔭の範囲が拡がるはずです。


【ハウディモール】

前回より柏駅に寄った場所に舞台ができます。
当日はもともと歩行者天国ですが、
車輌の乗り入れは禁止になりますので、
よろしくご諒解ください。
誤って進入してしまっても、
あわてて猛スピードで走り抜けたりしないでね。


【柏高島屋3Fエントランス】

ここだけは激アツ!!
ステージ上手側の階段が店内入口です。
お買物のみなさまが忙しく行き交います。
そして観覧席部分は完全に直射日光です。
果たしてお客さまは集まるのでしょうか?
柏駅のざわめきを敵に回して、
役者の生声がどこまで通用するのでしょうか!?


【柏モディ前】

ここも人の通行が多いですよ。
そして声が通りません。
実際にはもう少し奥の方、
お店の入口の脇に舞台が設置されますよ。


まだまだ暑い日が続きます。
さまざまな自然災害にも注意が必要です。
9月1日までどうか息災で。
さぁ明日がお盆前の最後の稽古です。
がんばっていきまっしょい!


2019年8月6日火曜日

研修会。東金のじゃなく。

昨日と今日の2日にわたり、
第4地区の合同研修会が開催されました。
この企画は、東金の研修会の向こうを張った、
大袈裟に言えば県に反旗を翻した、
いわば革命政権のイベントなのですよ。
覚悟して参加しなけりゃいけません。
これまでは各校の顧問が講師を務める形でした。
それがなんと今年は、都内にまで出向きます。

場所は東西線の西葛西駅から程近い、
東京映画・俳優&放送芸術専門学校です。
〒134-0088 東京都江戸川区西葛西3−14−9
こちらでワークショップを開催してくださいます!

内容は「舞台美術」です。
① ノコギリの使い方!
② 金槌(ナグリ)の使い方!
③ パネル(壁)の作り方!
④ 人形の作り方
⑤ 箱馬の作り方
2日という限られた時間で実施です。
※⑤は時間が足りず今回は見送られました、、、。

外は猛暑ですが、学校施設の中は冷房が効いており、
(効きすぎだ~と感じる人もいたようですが)
非常に快適に作業を進めることができました。

講師は齋藤樹一郎先生と久野真人先生です。
それと学生さんが数名、サポートしてくれました。
昨日は日体大柏さんと柏南さんがいたんですが、
今日はかしわンのダンス練習に行ってしまいました。
解っている人たちが抜けちゃったらいかんですよ。
戦力ダウンは必至ですが、残った兵力でやるしかないんです!
※だから、結局⑤ができんかったってばよ。
沼南高柳さんがいてくれて助かりました。
たぶんウチも普段から叩いてる方だと思いますが、
残念なことに今年の春はダンボールを使いましたので、
実は1年生は木工初体験だったわけです。

できあがったパネルをステージに建て込みます。
照明の見本市の様相を呈していますな。
集合写真でフィナーレです。

さて、西葛西は知る人ぞ知る「リトルインディア」!!!
公園に恐竜のいる街。

恐竜とたわむれ、開店時間を待つこと30分。
満を持してカレーの専門店へと参りました。
お盆休みに突入するまであと3日しかありません。
がんばっていきまっしょい!