2016年6月3日金曜日

6/3(金)春大本番!

『パスワードはゼロ』

本日、平成28年度千葉県高校演劇第4地区春季発表会が開幕しました。

劇団ERAの出番は2校目。午前11:00からの上演です。
9:15の開会式に参加したら、すぐに楽屋入りです。

本日の上演
1.沼南高柳高校
2.二松学舎柏高校
3.我孫子高校
4.麗澤高校

今大会のチラシも3種類ご用意してあります。

沼高さんの上演中、やはり音響のトラブルがありました。

定刻より早く沼高さんがハネたので、慌てて舞台へ。
タッパ3尺のサブロク高台と、三段の階段、それからいつものベンチ2台が今回の装置です。
これらが顧問の自家用車に納まってしまうのだから、魔法のようです。
※ちなみに高台は7つのパーツに分解可能です。旅公演できます。

2サスの7番コンセントにCSQを一灯だけ追加します。
社長登場のシーンにちょこっとだけ使います。

なんやかんやで開演。
のど自慢大会の熱唱への拍手、ありがとうございました。
ねらった通りに笑いをいただき、ありがとうございました。
ちょっとしたミスはあったものの、なんとか幕を下ろすことができたようです。
そのへんはいずれ月曜日の茶話会で・・・。

ぱふぃが目を瞑っちゃった!


今度はモカ!
好天にも恵まれ、平日にも関わらず、多くの方にご来場いただくことができました。
とりわけ保護者の皆さまにはこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。

他校の生徒さんが「こういう作品を演りたいんです」と言ってくれたそうですよ。
いわゆる高校演劇はこっぱずかしくってね。さぶいぼやわあ。
「教育的な演劇」なんて、形容矛盾ですからね。

言い忘れてました。
劇団ERAの作品は、「漫画原作の舞台化」、というイメージで創作しております。

さてさて、明日も他校の発表が続きます。
劇団ERAには司会・進行の仕事がありますよ。がんばっていきまっしょい!


2016年5月31日火曜日

リハーサル

今日はとうとうリハーサルの日。
2時間目まで学校で授業を受けてから、いざ出陣!
湖北地区公民館へ向かいます。

ここまでただの一度も通しができていません。

通常ウチのリハーサルはテクニカル(照明と音響&きっかけ合わせ)重視で行います。
が、今回に限っては事情が異なります。
なんとか通し稽古をしたい。劇団員の思いは切々としておりました。

・・・現地にて日体大柏の林先生から、1時間圧しを知らされます。
聞けば共通仕込みの時点における音響トラブル。

ここまではまぁ、よくある話。織り込み済みの事態です。

しかし、今日のイレギュラーは、ウチのリハ終わりに「照明音響講習会」が組まれていること。
4/27に学校行事などの都合で参加できなかった学校が、この日に集まるのです。
つまり私たちは、1時間早くリハを切り上げ、
照明音響講習会をこなし(二松柏が講師を務めます)、
講習会後に仕切り直しで、リハの残り1時間を行うことになるわけです。

これは痛いですね。途中に講習会が挟まることでこちらの都合が通らない。
おまけに定刻になっても講習会に参加する学校が揃わない。
そんなバカなことがありますか。

実質、3時間もなかったんじゃないかな。
普通に行けば3時間半は与えられていたんだけどね。
もちろん1度も通せませんでした。
本番どうなっちゃうの?

やるしかない。やりますけどね。
どんな状況に追い込まれても、平気な顔をしてやってのけるのがかっこいいと思ってますんで。
がんばっていきまっしょい!

2016年5月27日金曜日

照明音響講習会

われらが第4地区のホームグラウンドともいうべき湖北地区公民館。
今日はそのホールをお借りして、照明音響講習会です。

ホールを使ったイベントでは、照明や音響専門のスタッフさんをお願いすることになります。
機器類の操作には確かな知識と豊富な経験が必要ですからね。
常駐のスタッフさんがそのホールにいなければ、別途お願いをして来てもらうしかありません。
高校演劇の発表会を催すなら、綿密な事前の打ち合わせが各校ごとに必要になります。

ところがここのホールでは、これらの操作をなんと、高校生がやらせてもらえるんです。
もちろんこれは会館の方のご厚意によるもので、通常はあり得ない話です。
条件は、春大の前に年1回、照明音響講習会を開催すること。
目的は、舞台の安全についての心構えを、高校生に持ってもらうことです。

せっかく演劇を志すなら、照明や音響のオペも自分たちでやりたいですよね。
仕込みも、できればマスターしたいじゃないですか。
手引きの綱元で、サスバトンを昇降させてみたいじゃないですか。
スタッフワークまで含めて、はじめて総合芸術ですもんね。

講習会が終わってから、学校に戻って稽古です。
以前にも書きましたが、今回の芝居には台本はありません。
役者の腹の底から出て来たコトバだけが頼りです。
まだセリフが固定していないところもありますが、
おおまかな流れは出来つつあります。

あと一週間。時間との勝負になってきました。
明日も、がんばっていきまっしょい!



2016年5月25日水曜日

女神降臨!満を持して

ちょっとアップにしすぎました
稽古がようやっと動きだしました。
少しずつではありますが、
混沌の中から次第に「物語の形」が立ちあがってきました。
流れを整理したらすぐに場面の作り込みです。

そんなさなか、今日はぼんが遊びに来てくれました。
(写真の手前側の人物が彼女です。奥は照明スタッフの2人)
先日、悲願だったCDデビューを果たしたそうで、
今日はその告知も兼ねての降臨です。

ぼんは何年か前に部長を務めた劇人です。
昨年度秋の『REVANCHE!!』にも来場してくれました。
初演でマリリンを演じたのがこのぼんです。
現在は保母さんとアイドル活動で多忙な日々を送っているそうな。

さてさて・・・
今回の芝居を造形しながら思うことがあります。
毎度毎度、台本を創作しているくせに、こういうこと言うのもなんですけどね。
やっぱり台本なんてものは、所詮「設計図」に過ぎないのだな。
戯曲の時代は終わった、舞台に必要なのは、ぱりっと揃った役者体(でしたっけ?)なのだ。
と、いうことを実感しています。
台本が、文字通り「本」(つまりは紙媒体)の形で存在していると、
どうしてもそれが「聖典」になってしまいがち。
役者は一言一句それを憶えようとし、そこに多くの時間が割かれることになる。
結果としてできあがるのは、台本に縛られた、非常に窮屈な役者の芝居です。
だからやはり、創作の過程でどんな経路を辿るにせよ、
最終的にはテキストから離れることが大切なんですね。

明日は体育祭のリハーサル。晴れるといいですね。
それでは、がんばっていきまっしょい!