弊社に博士とマリエというキャラクターがおります。
はじめての登場は『深呼吸までの距離』(2013)。
それ以来、さまざまな作品に登場させてきました。
今回のお芝居はこの二人を堂々主役に据えてお送りいたします。
とは言え博マリが直近で登場したのは『贋作 春琴抄』ですので、
ああ、もう2017年になるんですね。
そんなになるんだ。
で、まあなぜいま博マリなのかと言いますと、
キャストを務めます1年生2人が男&女の組み合わせだから、
なのですね。
演劇初心者である1年生には、不幸なことに先輩がおりません。
厳密にはおりますが一緒にガッツリ稽古をしたことがありません。
だから手本というか見本というか、
ヒナガタというかプロトタイプというか、
「ま、だいたいこんなカンジでいいんじゃない」
というサンプルが身近にないんですね。
で、顧問二人が台本を読んでみました。
都合の良いことに顧問も男&女の組み合わせなのです。
もちろん参考程度に、って意味であって、
これが正解! だなんて露ほども思っておりませんが。
してみせて 言って聞かせて させてみる
これは上杉鷹山の名言です。
具体例をひとつ示したところで、
それはただ種を蒔いたにすぎません。
彼らの演技に劇的な変化は望むべくもありませんが、
こういうのは個人の中で“熟成”するんですよね。
他人の芝居を見てすぐにコピーするより、
しっかり身の内に落とし込んでから表現したほうがいい。
テスト期間に入っても、
頭のどこか片隅に、
芝居のことがフックしていれば大丈夫。
がんばっていきまっしょい!
BGM : AiNA THE END “誰誰誰”
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