2020年4月22日水曜日

あしたのために(その4)

=母音法=

この通信教育「あしたのために」は、
拳キチこと丹下段平さんの発案によります。
鑑別所に入れられた矢吹ジョーに、
左ジャブの打ち方をハガキで伝えました。

呼吸のコツはつかめましたか?
初めは手探りでいいんです。
なんとなくこんなかんじかな、で大丈夫ですよ。

よく演劇というと、
「わたしは滑舌が悪いからムリ~」
なんて尻込みする人がいるんですが、
もちろん滑舌がいいに越したことはありませんが
セリフの一音一音を粒立てることの方が大切かなって思います。
「一音落とす者は去れ!」(by劇団四季)という格言もありますね。

五十音表を意識的に読んだことはありますか。
ぜひ声に出して読んでみてください。
日本語の母音は「ア・イ・ウ・エ・オ」の5つです。
それ以外の音も子音と母音とでできています。

では、言葉を母音だけで発音してみましょう。
え、と、つまりこういうことです。
「はじめまして」を「ha-ji-me-ma-shi-te」とローマ字で書いてみます。
ここから母音を抽出すると、「a-i-e-a-i-e」となりますね。
「はじめまして」なら「アイエアイエ」と発音するんです。
口の形を意識してください。

それでは練習してみましょう。

1)ゆるやかなリズム
2)やさしい音
3)流れる水と、噴き上げる水

いかがですか。
うまく母音だけを抽出できますか。
1)「ウウアアアイウウ」
2)「アアイイオオ」
3)「アアエウイウオ、ウイアエウイウ」

自分でも課題を見つけて発音してみましょう。

母音のみを発音したあとに、
もとの語句を改めて読んでみてください。
はっきりとして聞きやすい発音になっているはず、です。
たぶん。
初めは手探りでいいんです。
なんとなくこんなかんじかな、で大丈夫です!

ストレッチ動画はご覧になりましたか?
外出自粛が叫ばれています。
適度な運動は大切です。

何事も信じて継続することが肝心です。
あしたはどっちだ!


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