2018年5月29日火曜日

はじめの一歩

平成30年。
この夏、新しい演劇祭が柏に誕生します。
その名も、『かしわンダーパレード』!!!

劇団ERAは、自分たちの公演活動に『かしわンダーランド』と名付けています。
そうそれはまるで、宮沢賢治が自身の詩に『心象スケッチ』と名付けたかのごとく。

今回のこの『かしわンダーパレード』は、まあその勢いです。
軽い気持ちで顧問の先生方に提案したら通っちゃいました。
『かしわン』というゲリラ部隊が、正規軍に組み込まれた瞬間です。

下の画像は日体の林先生からいただいたものです。
柏市民新聞 2018.5.25(Fri) の記事です。
(2)? てことは第2面に掲載されたんですかね。



見えてますか?
西のシモキタ・東のカシワがようやく現実のものとなりますよ。
(まだ早いですか?)
とりあえずはじめの一歩です。
荒野に蒔かれた小さな種が、ようやく芽吹きます。
この芽を大切に育てて、決して枯らすことのないように。
やがて大輪の花が咲き誇りますように。
がんばっていきまっしょい!

2018年5月25日金曜日

体育祭でございました。

劇団ERAの航空母艦・二松学舎柏高校では、
本日、体育祭本番でございます。

おとといの雨の影響で、実施が危ぶまれていましたが、
なんのことはありませんでしたね、好天です。
メッチャ晴れてます!!!!!!

あまりの暑さに劇団員がひとりダウンです。
脱水症状でまさかの救急車か?
と心配しましたが、部活を早退する程度でした。

とにかく健康が一番ですよ、みなさん。
「元気があれば、なんでもできる!」とは、
アントニオ猪木先生の名言ですが、
たしかにその通りです。
カラダを壊しちゃったら何にもできません。

演劇することもそうだし、
学生の本分たる勉学にも支障が出ます。
そもそも普通の生活が送れません。
「普通」って実は超大切なんですよね。
健康は絶対の条件なんです。

ハヤクカラダナオセミナシンパイシテル チチ

あしたもがんばっていきまっしょい!

2018年5月23日水曜日

劇団グッズ

今年度はオリジナルグッズとして、
『劇団ERAフェイスタオル』
を作成します。



これからの季節、汗を拭くのに使ってもナイス。
女子たちは、装置を作る時に、頭に巻いてもいいんじゃない。
肌寒い時には、マフラー代わりに襟元を飾って。

劇団主催の公演などで、物販コーナーを設けます。
販売価格500円です。
オシャレに敏感なあなたも、この機会に1枚どうぞ。



2018年5月22日火曜日

青い鳥

エチュードを重ねながら芝居を構築していく方法。
嫌う人もいるみたいだけど、
僕らのやり方は最近これなんで。

全員がアイデアを持ち寄って、
それを稽古場で提出する。
誰かの発想に刺激されてまた別のアイデアが湧く。
化学反応が連鎖して起こる、
そんなタイミングを慎重に測り続ける。

あわてちゃダメなんです。
イメージがスパークする瞬間を、
逃さずキャッチする。
ここまでくれば、あとは脚本に昇華させるだけ。

みんながいなくちゃならない。
誰か一人じゃ創れない。
仲間がいるからできるオリジナリティ。
こんな贅沢な脚本は世界広しと言えども、
ここにしかありません!



期間限定、ってのに弱いなぁ。
『ミント初心者の方も』ですって。
おもわず買っちゃいました!
森永製菓が大々的に売り出しているようです。
自慢じゃありませんけど、
僕ら、ミントのことはよく知ってます。

タイトルの『青い鳥』、
意味がわかる人はいませんかね?

2018年5月20日日曜日

青春巨編!

どうやら劇団ERAは、
青春巨編を物語るらしい。

柏東高校シリーズ最新作。
今年の春大は文字通り、
「直球ド真ン中」で勝負!
弱小野球部の奮闘記デス。

6/10(Sun)
第4番目の上演です。



サイゼ会議の甲斐あって、
「これで行きまショー」となりました。
音響&照明は最小限に抑える。
役者自体が舞台装置。
ひとりの役者が何役も兼ねる。
舞台装置を置かない演出です。
富里近隣センターでも本番前の稽古ができちゃいます。
やりますよ、休日練習。富里で。

中間テストも無事に終わりまして、
来週は体育祭があります。
答案返却もありますが、それは置いといて。見ないフリ。。。
絶対に怪我だけはしないようにしないとね。
あと、肩を壊さないように(謎)。
あしたもがんばっていきまっしょい!

2018年5月13日日曜日

入団の条件

ウチらの芝居を再構築しなきゃね、1年生を混ぜてね。
連中はまだ何もわかっていないからね。
あ、それ以前にまだ誰も何も教えてないんだっけ、、、。
そもそも何が要請されているのかがわかってないでショ。
二松柏の演劇部がどこをめざしているのかを、
これから体得していってほしいよね。
いや、頭で理解するだけじゃなくね、うん。

ウチは「劇団」だからねぇ。
劇団を名乗るからには、劇団員全員が同じ方向を見てないといかんのですよ。
演劇ってものに対する共通理解というかね。
だから年末のHTFでお姉さま方に登場いただいても、
一緒の芝居を違和感なくできたんですよ。
お姉さまと同じ板に乗って目線もらって間近で芝居を見れたって、
キミはしあわせモノじゃぞい。

ウチは創作しか板に掛けないから、
その脚本に対する共同幻想が生まれにくいんですよ。
まぁ既成の脚本なら、うまくいけば映像が出回ってるでしょ。
それみんなで見れば「あぁ、そういうことね」って、
プロの役者さんの、それこそ模範演技見ればいいんだよね。
そいつをモノマネするかどうかは別として、
(してないつもりでも似ちゃうでしょうけど)
「正解」が存在してるんだから、まぁ楽だわな。
でも創作だとそういう「正解」がこの世に存在していないから、
自分たちで探すしかないんですよ。
その時にですね、その脚本に入り込めない者が一人でもいると、
一本の芝居としての筋が通らなくなる。
お客さんに差し出せるようなものじゃなくなる。
だから劇団員全員が同じものを見ていなければならないんです。

舞台の隅にじっと座って何もせず、
「これがウチらの演劇です」と言い張ることも可能?ですが、
あんまり面白いとは思えませんね。個人の意見ですが、、、、。
演劇には何らかの「作為」は必要です。
しかし、作為的=嘘じゃ困るんですよね。
嘘くさい芝居ってイヤなんですよ。これもあくまで個人の感想ですが、、、、。
リアリズムは必要ありませんが、リアリティは重要なんです。
千鶴さんもそう言ってますから間違いないです。

じゃあリアリティのある芝居って、、、?
ふふん、そいつを身につけるために稽古するんでしょ。
やわらかなこころを持たなければ芝居なんてできゃしません。
自己の解放がだから必要なんですよね。
偏ったバランスの人は、類型的な役しか演じられませんから。
そこがクリアできなけりゃ舞台には上げません!
キッパリ!

BGM; Tokyo IncidentsMirror-Ball

2018年5月10日木曜日

音響照明講習会

コホミン(湖北地区公民館)にて講習会です。
考査一週間前ではございますが、
この講習会を受講することが、
発表会に参加する必須要件になっております。
当然、公欠で来ております。



朝から生憎の雨模様です。
今日は搬出入がなくて良かったですね。
9:00から早速、仕込みです。
が、ウチはその任務を帯びていません、、、。



おわかりですか?
文字幕の下から何やら白いものが、、、。
スクリーンと看板(2吊り)です。
この看板は4地区共通仕込みでは外します。
もう少し文字幕をダウンですね。

予定より30分ほどオシで講習会の始まり始まり。
全体的な注意事項のあと、セクションごとにレクチャーです。



上手側の倉庫には何があるのかな?
ランドとし~ぷに指示を出すレンジ。
(ヤラセ)



倉庫の中にいるのはメルチです。
見守るランド、レンジ、し~ぷ。
(ヤラセ)




緞帳の昇降ボタンを確認するご一同。
これはヤラセではありません。



音響班の面々。
日体大柏の林先生が新しいプランの説明をしてくれました。



片付いた上手ソデ。
暗転幕は残念ながらいまだに負傷中。



舞台上から見上げた図。

機材の使い方ももちろんですが、
安全な舞台進行がとにかく大事です。
みなさんルールを守って
有意義な発表会にしましょうね。
がんばっていきまっしょい!

2018年5月9日水曜日

新入生に告ぐ

 高校演劇はちょっと特殊な世界なのだそうです。冨士ヶ丘高校の高橋さおり部長が言ってますので間違いありません。全国につながる大会は1年に1回だけ。秋の地区を勝ち抜けるのはたった1校だけ。県大会が年内にあり、明けて2月の関東大会には上位2校のみ。その次に進むと全国大会ですが、新年度にまたがってしまうため、キャストを一部入れ替える必要も。キャストが変われば細かい演出も変わります。同じ作品なのにまったく違ったテイストの芝居になることもあります。
 そもそも演劇部は「文化系部」ではありません。「文化部」です。「文化」という言葉は、人間の営みのすべてを包含しています。演劇とは言うまでもなく“総合芸術”ですから、「系」ではないのです。演劇とはずばり、「文化」そのもののことなのです(ちなみに運動部も文化が包含します)。
 シロウトのすることとはいえ、高校演劇には一種のスタンダードというものが存在します。学校というフィールドから逃れられない以上(つまり教育という側面がどうしても付き纏うため)、上の大会に行けば行くほどいわゆる「教科書」的なものが好まれる傾向があります。
 この混沌とした高校演劇の世界をよくぞ志してくだすった。これからの三年間、たとえ辛くとも苦しくとも、演劇部を辞めることなく完うしていただきたい。君たち1年生は選ぶことができたかも知れないが、こちらは君たちを選んだわけじゃない。しかし入部してくれた以上、責任をもって待遇しますからね。厳しいけれど、ちゃんと成長してください。ここから得られるものは他のどの部活動より断然大きいはずですから。

あしたはコホミン

 4地区の発表会は、我孫子市湖北にある「湖北地区公民館」(愛称:コホミン)のホールをお借りして開催されます。こういったホールには通常、専門のスタッフがいて、イベントの際の照明や音響に関する事どもを、それこそプランニングの段階から取り仕切ります。ですから普通であれば照明設備や音響設備にシロウトが触れることはできません。
 しかしながら、高校演劇では「照明や音響も含めて演劇部の活動の一部」です。湖北地区公民館では、照明・音響の講習会を事前に開いて生徒を指導するということを条件に、高校生が設備を扱うことが許されています。これには柏陵の森山先生のご尽力がありました。公民館が完成した当時、会館の職員の方と交渉してこの“契約”を結んでくれたのです。
 我孫子市は、このホールの使用については、県の演劇連盟から申請をしてもらうことによって、無料で貸し出しOKしてくれています。そもそも地区内に有料の会場しか存在しないブロックもあることを考えると、とんでもない待遇なわけです。
 このように、さまざまな人のご厚意でこの発表会は成り立っているのだということを忘れてはいけません。劇団ERAでは、大会初参加となる平成16年の春季発表会以来、ある儀式をしています。その発表会で会館に初めて入る時と、全日程を終えて会場を後にする時に、正面玄関に向かって最敬礼をします。事故なくスケジュールを終えられたことを演劇の神様に報告し、来場してくださったお客さまや、ご協力いただいた会館の方、なにかとご迷惑をおかけしている近隣のみなさんに、感謝するのです。

 さて、あすはその「コホミン」で、照明講習会です。
 所持品;ジャージ類(学校ジャージは不可)
     軍手(ゴムの滑り止めがついていないもの)
     メモ
     筆記用具(青ペン)
     デジカメ(携帯電話の写真機能でも可)
      ※携帯電話については電源を入れることも使用することも許可します。
     昼食(近くのコンビニで購入しても可)
     おやつ(300円以内。バナナはおやつには入りません)
     こづかい(必要な金額以上はなるべく持ってこないこと)
 問題意識をしっかり持って、有意義な講習会にしましょう。

2018年5月5日土曜日

こどもの日ジャン!

学校で休日練習です。
連休も終盤。
みなさん、通常営業に戻る準備はできてますか?
このまま毎日が稽古だったらいいのに。
中間考査なんか来なければいいのに。

さて、永い間封印されていた箱を開けたら、
こんなものが入っていました。



平成22(2010)年度『THE・補習』のチラシです。
この作品も秋の地区で、第2位である優秀賞を獲得しています。
他に照明効果賞もいただいてます。
なかなか中央発表会へは行けませんね。。。

一応、劇団員たちの名誉のために述べておきます。
ウチの芝居は「漫画の原作を舞台化している」という裏設定がありまして、
だからチラシに登場する人物は必ずしも役者の似顔絵ではないのです。
ちょっと画風が昭和の漫画みたいな。
2.5次元のハシリみたいな。
演じた役者はこんなにしゃくれてはいないぞ、みたいな。
男3人の芝居のはずですが、この赤い服の女の子は??
劇中の回想シーン(妄想シーン?)に登場する「サヨ」です。

2018年5月3日木曜日

休日は柏駅徒歩圏内で

今日は憲法記念日、大型連休も後半戦突入ですね。
劇団ERAは富里近隣センターで稽古です。
9:00から和室をお借りしてます。

昨夜からの強い雨と風が朝になっても残り、
集合が危ぶまれましたが、
全員が定刻前に現地に辿りつきました。
すぐ動けるようにジャージで集まります。
入部したての1年生4人も一緒です。
「見せてもらおうか、新入部員の芝居の才能とやらを」

まず第一に曲に合わせてストレッチ。
いつもの音源がなかったため、別の曲です。
続いて「舞台における注意事項」の講義。
2年生が中心になって1年生にレクチャーします。
あれこれ専門用語を覚えなくちゃいけません。
なんとなくプロっぽくてカッコイイから?
いいえ、舞台の安全にも関わる大切なことです。

お次は「神のエチュード」です。
いわゆる口立てってやつです。
1年生を舞台にあげて、上級生が神様役です。
そうそう、この和室には舞台があるんです。
たった今、学んだ基本をいきなり応用です。
神様がセリフを与えながら、
同時に姿勢や動きやセリフ回しに細かくダメ出し。
そのたびに物語が途中でストップしてしまいます。
しかし、それでい~んです!
いきなり覚えることがたっくさんありすぎて、
1年生はきっとあっぷあっぷでしょうな。

稽古風景を撮影するのを忘れておりました。
ブログ用の集合写真を近隣センターの玄関で。。。

えとですね、
たぶん「演劇」の一般的なイメージなんでしょうね。うぅ~ん。
1年生のみんなは放っておくと、いかにもな動きをします。
手芝居ダメダメ。前傾姿勢もダメダメ。
不自然に姿勢が良すぎてもダメ。
そして何より、見られてるって意識がなきゃダメ。
いやぁ初々しくてええですねぇ。
生々しいと言う方が正しいでしょうか?
このままでは客前にお出しするわけにいきません。
5日、6日と休日練習が続きます。
春大の戦力として数日で成長しなければなりません。
君は生き延びることができるか?



稽古終わりに、恒例の弁天さまお参りです。






がんばっていきまっしょい!

2018年5月1日火曜日

ERAの制服

劇団ERAでは毎年この時期、
新1年生は黒いTシャツとパーカーを購入します。
演劇って言ったら「黒」ですよね。
たとえば地区発表会などで、
スタッフの役目を担うことになったとき、
つまりは黒衣として活動するときに着る。
そのつもりで、かれこれ旗揚げの頃より作り始めました。
初期の頃は毎年のように衣装に意匠を凝らしていましたが、
なんやかんやで、このデザインに落ち着きました。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓



ところが、なんということでしょう。
代々の劇団員たちは、普段の稽古着としてこいつを着るのです。
スタッフの時はもちろんですけどね。
いつもフツーに着てるんです。
聞くところによると、卒業していったお姉さまの中には、
こいつを部屋着にしている猛者もおられるとか。
お気に入りなのか!そこまで気に入ってるのか!
それはともかく、稽古の時にはなるべく派手な、
気持ちの上がる服を着た方がいいと思うんすけど。



‟Limit Break”=「限界突破」という意味ですね。
新入生勧誘のポスターに『行こうぜ、ピリオドの向こうへ―。』と記しましたが、
この意訳ですね。
‟劇人(げきんちゅ)”は「海人(うみんちゅ)」をもじりました。
旗揚げ当時から使用している劇団の商号みたいなもんですが、
まぁ、演劇をやる人なら、みんな‟劇人”です。

‟since 2002”……そうなんです。
つい先頃、旗揚げ15周年を迎えたんです。
意外と長く続いてるんですねぇ~。
いや、それはいいのですが、この記念すべきメモリアルイヤーを、
なんのイベントもなく過ごしてしまったという……。
イヤ、忘れてました。
まったく頭にありませんでした。

春大に向けて、台本コンペを行いました。
そのために昨日と一昨日はOFFにして、
執筆Dayにしました。
各自が持ち寄った台本、なかなかの個性のぶつかり合い。
力作ぞろいのため、この中から一つというわけにも行きません。
すべての作品から最大公約数を探ることにします。














アロエがエアロに見えたという、ただそれだけのネタでした。
冷凍庫で凍らせておいしくいただきました。
あしたもがんばっていきまっしょい!