2018年12月7日金曜日

ルーコン

HTFにご出場のみなさま!

誤解なきように申し上げます。
ルーコンの操作は簡便です。


こここ、これがルーコンです。
画像はオフィシャルから引っ張ってきました。
(手持ちのブツを撮れってハナシですね)

上部の丸いのが「メインスイッチ」です。
オンオフはリターン式です。
その下がフェーダーです。
あたりまえのように手前に引くと暗くなります。

こいつを電源と本体のあいだにかませて調光します。
本体に流れるエネルギーの量を調節できるので
ホントは照明以外にも使えるんじゃないかと。
ただ最大負荷容量が150Wです。
そして生産は終了しています。
店舗在庫限りです。

今回は下袖の中から調光していただきます。
コンセントは家庭用電源です。
ルーコンのスイッチをオンすると「ぼやぁ~ん」と点きます。
通電しているだけという状態ですね。いわゆるしょんぼり。
フェーダーを上げていくとアラ不思議!!!!!
ただ上げていくだけで「チカチカチカッ、チカッ!」と点灯します。

そこにはコツも工夫も存在しません。
どなたさまでもお手軽に蛍光灯の味わいがご堪能いただけます。
点灯の様子はこちらからご覧ください。
https://twitter.com/ERA_limit_break



お椀の中身はどうせ味噌汁であろうと誰もが思っている。
ならばお椀にソグワナイものを入れてみようじゃないの。
入れ子型の構造なんてクソ喰らえだぜ!
台本を渡されてそこそこの芝居で満足?
するわけないじゃん。
がんばっていきまっしょい!

BGM:TEAM SHACHI『ENJOY JINSEI』

2018年12月5日水曜日

クリスマスイブ

千葉県高校演劇第4地区の年末合同公演。
回を重ねて今年で第8回を数えます。

この年の瀬の忙しい時期に!とは知りつつも、
今年の開催は12月24日の振替休日です。

会場は4地区のホームグラウンド、
コホミンこと湖北地区公民館です。

テーマ『平成』
3アイテム『まくら・ダルマ・大根』
キーワード「メリー・クリスマス!」
キーアクション『おんぶ』
1尺4寸高に上げたサブロク1枚・刀・布・外灯。

当日の出演順を載せときます。

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 9:15ごろ     開場
 9:30~      開会式
 9:40~10:40 芝浦工大柏 & 柏南
11:00~12:00 我孫子東 & 日体大柏
       〈 昼食 〉
12:50~13:50 沼南高柳 & 二松柏
14:10~15:40 麗澤 & 柏の葉 & 柏陵
15:40~      閉会式

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ウチのリハは無事に23日に決まりました。
朝から会場入りして他校さんのリハ見て勉強です。

……それもこれも考査を乗り切れたらのハナシです。
がんばっていきまっしょい!

2018年12月2日日曜日

外灯のおしらせ

創作劇の催しなのですが、実は縛りがあるのです。

今回の公演では「大根」を登場させなければなりません。
amazonで検索すれば出来合いのものがヒットします。
でもね。そこはそれ、創作専門でやってきた劇団ですから、
大根もきちんと創作しましょうよ。
はい。新聞紙でおおまかに本体を成型しました。
表面にはガーゼを木工用ボンドで貼り込んであります。
この上から水性ペンキで塗装する予定です。
こうすることで表面の質感がマットになる、はずです。
葉の茎の部分は広告紙です。
広告紙のなかでも厚手のものを細長く畳んで、
緑色のマスキングテープを巻き付けたものです。
根本をダイコン本体に縫い付けてあります。
茎と茎の間隔を拡げるために細工してますね。
現在、養生中です。

こちらはぺが先輩に造ってもらった「白菜」です。
プロトタイプです。
試作品です。
こいつを原型として量産品を制作します。
RX‐78からRGM‐79、みたいな。
縛りアイテムじゃないんですが……。
鍋物の季節だからという理由で登場します。

そしてこいつが「ダルマ」です。
……赤で塗装すればそう見えるはずです!
こちらもガーゼを貼ってます。
明日から考査1週間前に突入です。
活動停止期間に入ってしまいます(悲)
それまでしっかりこの子たちを乾燥させましょう。
塗装作業は考査明けです。



そうそう、4地区のみなさま!
外灯についてお知らせしなきゃですね。

柱は見た目でおわかりでしょうが、ステンレス物干竿を使いました。
一応、ウェザリングもしてるんですがね。
グラインダーで軽く傷を付けて、茶と白でヨゴシています。
灯体部分はアイリスオーヤマさんのLEDワークライトを使用しています。
舞台袖で操作するために本体のスイッチは殺して、
コンセント直結で点灯できるように配線し直してあります。
物干竿の中の空洞にコードを通して、台座の背面からプラグが出ています。
一応、タップを使ってオンオフが楽にできるようにはしていますが。

しかしながら、秋大でご覧になられた方はご記憶でしょうか?
点灯時に「チカチカッ」としたでしょう?
あれはインバーター蛍光灯の点き方ですよね。
LEDライトの動作じゃなかったですよね。

「ルーコン」ってご存知ですか。

トヨスター TLC-150 調光器(ルーコン) ライトコントローラー

コンセントと灯体とのあいだにかませることで1回路調光できるという、
以前はERAの校内公演で大活躍してくれていた照明さんの「相棒」です。
残念ながら現在は生産終了しているみたいですが。
劇団ERAではこれをいまだに5~6台保有しておりまして、
今回はこのルーコンをLEDライトの調光に使っております。
あの、チカチカッとした点灯は、実は人の手で行っております。
はい、そうです。感覚的な操作です。
よく言えば職人技です。

あの点き方が嫌だという場合はルーコンをキャンセルすればいいのですよ。
次回の稽古は考査が明けてからです。
成績不振で呼び出しされないようにしよう。
がんばっていきまっしょい!!


2018年11月30日金曜日

人の演技を笑うな

緊急指令!「観客を笑わせろ」
ネタは何でもいい。「ただし、芝居で」
各自で考えて、次の稽古までに持参せよ!

ムチャな注文でしょうか?
いいえ、劇人ならばあたりまえ。

で、考えるわけだ。
いったい笑いとは何か。
人間はどんな時に笑うのか。
日本とアメリカの笑いの違い。
笑うとおなかが空くのはなぜか。
漢字の「笑」の中になぜ「竹」が入ってるのか。
茶碗蒸しに銀杏が入っている謎について。
考えてもやっぱりわからない。

芝居を観て笑うのは理屈ではない。

理屈で笑うってのはどういう了見だ。
「ここは笑うトコ」と判断してから笑うのは、
「これは笑う流れだ」と分析してから笑うのは、
ただ周りに同調しているだけ。同調圧力だよね。
客席の空気を読んでるだけ。
そんなの笑いとしては邪道だよね。

邪道の笑いといえばですね、
舞台上で役者がビックリするぐらいのヘタな芝居をしているとき、
会場から笑いが起こることがあります。
でもそれって「冷ややかな笑い=冷笑」
というヤツですよね。
優越した笑いですよ。人を見下した笑いで、失礼極まりない。
そういう笑いに対しては怒りを覚えます。
アナタは優越できるほど、お芝居が上手なんですかい?!


笑われるんじゃなくて、笑わせる芸を。


「緊張と緩和」とか「ヘンとあわせ」とか、
あるいは「シンパシーとワンダー」とか。
言い方はいろいろありますが……。
検索していろいろ調べてみましょう。ググれググれ。
科学として笑いを捉えてる人って意外と多いんですね。

それにしても世の中、腑抜けてますよね。
安心できる笑いが多い気がしますけどね。
イヤ、笑いに限ったことじゃございませんが。
予定調和っつーか、ね。
「自分がそれを最初にやる!」
っていう野心のある人が、お笑い界でも減った気がします。

誰も見たことがないものをと思えば、
どうしたって異様なものをお見せするしかない。
そうなるとグロテスクなものになりがちなわけで。
因循な頭でっかちには、この冒険は理解できないんだよ。

さて、今日で12連勤。
ちなみに修学旅行明け以来、27連勤確定っす。
ブラックと笑わば笑え!
やけのやんぱち自転車操業だす。
がんばっていきまっしょい!