2017年8月21日月曜日

劇団ERAの創作方法③

お盆休みも明けました。今日から稽古再開です。

秋季地区発表会の日程が決定しました。
劇団ERAの出番は、10月1日(日)14:30~15:00
今回もまたまた大トリです。
みなさん、気ィ使うてくれてホンマすんません。

ちなみにリハーサルは9月28日(木)9:00からです。
18歳以上の劇団員さん、お時間ありましたらご一緒ください(笑)。

また今回から「会場係」を置くそうです。
お越しいただくお客さまの中には、
観劇マナーという点において、
首を傾げたくなる方がいらっしゃるのです。
残念ながら、、、。

さて、
今日は秋大の脚本を創作するため、エチュード中心の稽古をしました。
脚本の全体イメージは、アバウトにではあるけれど共有できています。
おおまかに設定を決め、仮のキャストでなんとなく演じてみます。
積み重ねては崩し、入れ替えては戻し、わちゃわちゃやります。

この創作方法を否定する方もいらっしゃいますが、
ウチらの考え方・魅せ方として、これだけは言える。
はじめに作品ありき、では我慢できないんです。
生身の役者がここに揃ってるってのに、
質のことは言いっこなしでお願いします
そのエネルギーを活かさないテはないと思うんです。

誰かしらが部屋のパソコンで執筆することも可能だとは思います。
でもそれじゃ自分たちのリアルなサイズには合わない。
まぁそんな大きく振りかぶった理由なんかじゃなく、
早い話が、やりたいことをやりたいようにやるだけなんです。

2017年8月6日日曜日

夏休み公演本番


舞台から見た桟敷席です。
座布団は全部で50枚。
午前中に最後の通し稽古をしていざ本番。
13:00開演です。

実行委員長・佐藤先生の開会のことば。

東町歌舞伎保存会会長の金井さん。

こまちがセンターに腰かけたら『もしエテ』開幕です。
OP曲に乗せてモカが登場。

「学年主任の高千穂先生に確かめてみなくちゃ」

レンジ演ずる高千穂先生との通信は不安定な様子。
「スペースシャトルのロケットランチャーをですねぇ」
教官役のダースが登場して状況が一変します。

最前列に陣取るのは古河一高の市川先生。
わざわざこのためにお越しくださいました。
後頭部の女性は上田ケーブルビジョンの取材です。
ケーブルテレビのニュースでこの模様が放送されるそうです。
あらら地元の人じゃないと見られないじゃないですか。
ご安心を。後日、Webニュースにアップされるそうです。
http://www.ueda.ne.jp
メルティ、べリア、ぱふぃが登場。
工業科の生徒が全員集合します。

「なんのパントマイムでしょうか?」

「じゃあ教官がお手本を見せてくださぁい」と生意気なユリ。

「ふぅ~るぅ~さぁとぉ~」
この変顔がケーブルニュースで流れるのか、、、。

「墜ちた、な」
上演時間30分ピタリ。
このあと、うえだ善巳氏のフルート演奏。
うえだ氏のお嬢さん、Rinさんがフルートに合わせてダンス。
振り付けはあらかじめ用意されたものではなく、その場の雰囲気に合わせて踊ってるんだそうです。
日体大柏さんの『ペ天使の遺伝子』上演が続きます。

さてさて、芝居がハネて舞台の復元作業。
残念ながら作業中の写真はございません。

再び眠りに就く東町歌舞伎舞台。
世界最古(に1日遅れ)の舞台で芝居ができるなんてそうそうないことです。
縁があればまた来ることになるでしょう。
関係の皆さま、それまでお元気で。
またよろしくお願いします。

あすはしっかりOFFです。

2017年8月5日土曜日

げきんちゅの夏、日本の夏


劇人サマーカーニバル。略して「げきサマ」。
演劇に心奪われた人はみんな劇人です。
今回のこの舞台のために、たくさんの人のご尽力があることを、忘れちゃいけません。

劇人たちの熱い1日が始まる。朝から30度近くあります。

桟敷席の草刈りを地元のみなさん総出でやってくださったそうです。
これはますます頑張らなきゃいけません。

舞台を使っての稽古です。
今回はいくつかある持ちネタの中から『もしエテ』を持ってきました。


どれだけ稽古を重ねてもどこかしら気になる部分は出てくるものです。
それはさながらモグラたたきのようです。
日体生が一緒に踊ってくれてます。

今回は旅公演という名目でしたが、

日体柏の林先生が花火を用意してくれました。
なんだかまるで夏合宿のような風情です。
あすはいよいよ本番です。
台風が九州・四国地方に接近しています。
まにあうか劇人。
がんばっていきまっしょい!

2017年8月4日金曜日

いくぜ、げきサマ

きょうから三日間、長野県東御市にて興行です。
日体大柏さんとご一緒です。
まずは上野駅の新幹線改札口に7:00集合。
遅刻者なし。この調子でいきましょう。

長野新幹線あさまで一路、信州上田へ。

で、上田です。結構あっという間ですね。
しなの鉄道に乗り換えるまでの時間がちょとだけ余りました。

で、上田城址です。
残念ながらじっくり見学というわけにはいきませんでした。
ほとんどV字ターン。

しなの鉄道のホームにしゃべる自動販売機を発見。
ジュース1本買っただけで丁寧なお礼を言ってくれます。
ところがメッセージの最後に「天寿を全うしてください」!?
・・・「信州を満喫してください」のソラミミでした。
で、やってきた車両がこれ。

おお、懐かしや。
かつての東海道線(俗に言う湘南色です)のカラーリングです。
上田駅から田中駅まであっという間です。

田中駅前の様子です。
ここはあの最強力士・雷電の出生地なんですね。
町全体が雷電推しの模様。

ここで決心します。
「よっしゃ、生徒Aのセリフ。お相撲さんの名前を『雷電』に変更しよう」
明日の5日土曜日にはその名も雷電祭りがあるそうな。

宿泊先のマイクロバスで迎えに来てもらい劇場入りです。
駅からは千曲川を越えて小高い丘の上。
世界で2番目に古い(しかも世界一とは1日差!)、
現存最古の現役で盆が回る歌舞伎舞台なんですって。
スゴイ!

そしてここが奈落の底。
こいつを回して転換などするのですね。
解説してくれているのは今回お世話になります瀬田先生です。
なんと瀬田先生は二松学舎大学の卒業生なんですよ。
(すみません、今日はじめて知りました)

そしてこれがセリですね。
役者は自力で梯子段を昇って舞台へ出ます。
続いて、舞台設営です。まずバック幕張り作業。