2017年4月22日土曜日

蝸牛本番

かしわンダーランド2017①
『蝸牛ナイとメア』本番を迎えました。


劇団員のエアロ、ミント、シャディ、グリーン、リンスが駆け付けてくれました。
日体柏演劇部の林先生が来てくれました。写真撮影ありがとうございました。
それから肝腎の1年生ですが、6名、見に来てくれましたよ。
今日の芝居を見て「これなら自分にもできる」と思ったらぜひ入部してください。

2017年4月19日水曜日

蝸牛リハ



『蝸牛ナイとメア』のリハーサルをしました。




稽古時間の制約があって、メイクはしていません。






何度も稽古してきたことなのに、芝居がそのたびに変わります。
インプロビゼーション(即興性)は確かに重要です。
ですが、本番まで即興に頼ってちゃアカンのです。
はまらなかった時のことを考えるとオソロシイ。
危険すぎる。偶然にうまくいくことなんて、そうそうない。
いやしくも客前に出すつもりならば、最低限のクオリティーをコンスタントに保てるようじゃなきゃいけません。

今日のリハでも反省点がたくさんありました。
でも、あの曽子だって「日に吾が身を三省」したんですから。
大丈夫です!
本番まであと二日も稽古できるんです。
あしたもがんばっていきまっしょい!

2017年4月17日月曜日

チラシ配ります

『蝸牛ナイとメア』のチラシが、ついに刷り上がりました。
明日から新入生に(在校生やご父兄にも)撒きたいと思います。
劇団員が笑顔で近づきますので、どうかもらってやってください。

以下はチラシ裏より抜粋です。

部長あいさつ
 みなさん、こんにちは! 部長のシフォンです。突然ですがみなさんは、演劇部にどのようなイメージをお持ちですか?
 台本のセリフを暗記して、決められた順番にしゃべることが演劇ではありません。私たち、二松学舎柏高校演劇部は、お芝居の稽古を通じて、演じることはもちろん、歌ったり、踊ったり、奏でたり。舞台に必要なことなら何でもやります。未知のジャンルへ挑戦することで、さまざまな経験を積むことができます。そう、とっても贅沢な部活なんです!
 そこのきみ、私たちと一緒に、高校3年間を贅沢に遊んでみませんか?

顧問あいさつ
 欧米では正規の授業の中に「演劇」が組み込まれているそうです。グローバル化が叫ばれる現代社会で、我が国においても、他者とコミュニケーションをとる能力は、ますます重要視されていくことは疑いありません。演劇で培われる能力は、これからの世界を担っていくきみたちにとって、最も欠かせないものなのです。
 わが演劇部は「劇団ERAを名乗っています。やりたいのはいわゆる「高校演劇」ではありません。ただのごっこではなく、演劇を芸術として捉え、本気で取り組もうという姿勢です。目指すのは「まだだれも経験したことのない演劇」です。
 今回お送りする『蝸牛ナイとメア』は、平成25年の作品。初演の大会では創作脚本賞を受賞しました。今回は全員3年生のキャストでお送りします。いま、一番ERAらしい芝居をご覧いただけること請け合いです。テーマのひとつに社会的ひきこもりを扱ってはいますが、どうか深刻にならずにご覧ください。それではそろそろ開演です。どちらさまもごゆるりと……。

開演は22日(土)の14:15を予定しております。
ぜひ昼食をご用意いただき、腹ごしらえを十分にしてご来場ください。
あしたもがんばっていきまっしょい!


2017年4月15日土曜日

銃刀法違反なのか!?

今回の『蝸牛ナイとメア』には、日本刀で戦うシーンがございます。
再演に伴いまして、二振りほど新作いたしました。上の写真はその完成状態です。
では、その製作過程を見てみましょう。

用意する材料は以下の通りです。分量は二振り分です。
① 刀身     1×4材・・・90cmのものを2本
② 刀身の塗装  メッキ調スプレー・・・1缶
③ 鞘      古新聞・・・適宜
④ 鞘の塗装   100均の水性ペンキ・・・黒、赤各1
⑤ 鍔      そのへんにあった木片・・・2枚
⑥ 仕上げ塗装  100均の水性ニス
⑦ 下緒     100均の「江戸打ち紐」・・・紅白各2本
⑧ 柄の下地   テーピングテープ
⑨ 柄に巻く平紐 100均の「靴紐」・・・白(2本入り)2セット

まずは1×4材の加工です。
得物は折り畳み式のノコギリです。「反り」を入れた形にマッキーで罫描きます。
ご覧のとおり、ざっくりです。ここに精密さは必要ナシ。心のままにどうぞ。
ただし、カットは超疲れますので、お覚悟を。
こんな感じです。ここにカンナをかけて、形を整えていきます。
刃の部分を薄くしていきます。
ミネの部分はめちゃカンナかけづらいです。
上がほぼ整った刀身です。下はすでに鞘を作り始めてます。
鞘は刀身に布ガムテを巻いて下地を作ります。
ガムテの粘着面を外側にして巻き巻きしていきます。
その上から厚手の広告紙を(今回は某電器店の広告です)貼り付けます。
刀身に銀色の塗装を施しました。
柄にはテーピングを巻いて、上から紐を巻き付けます。
(写真では「打ち紐」を巻いていますが没です。完成品には「靴紐」を巻いてます)
こんな感じです。鍔はありあわせの木片を加工して形成。
模様はハンダゴテで焼き焼きしています。
鍔を近くからご覧ください。
仕上げにニスを塗ってございます。

鞘には短冊状に切った新聞を張り重ね、乾燥させたのちに水性ペンキで塗装します。
こちらも仕上げにニスを塗りましょう。
下緒を巻いたら完成です。
(巻き方に関してはネットの動画を参考にしてみてください)
おもちゃ箱に収納された状態。
この二振りの日本刀は、坊ちゃんとなぎさの血闘で使われます。