2025年11月26日水曜日

『Go ahead!』アンケートです

校内公演『Go ahead!』11月22日(土)@401教室

ご観覧いただきありがとうございました。

日頃の感謝も込めての校内公演です。

恒例!皆様からいただきましたアンケートを一挙公開です。


〇作品全般についてのご感想をお書きください。

・ヒーロー作品っぽくまっすぐな話でした。

・最終回を自分たちでやっちゃおうなんて面白いです。

・戦隊シリーズが今年で完結だから、タイムリーな作品。

・特撮作品が主演の不祥事で打ち切られるという、実に生々しく世知辛い設定を作品にしたのがすごい。よく展開が拡げられていたと思う。

・ダンスあり、笑いあり、アクションありでとても楽しめました。やはり、最後に希望がある作品は好きですね。

・唐突に始まるDJオズマからのショートコント合戦がシュールで好きだった。

・すごく面白かったです。二重の意味で皆さんの作品への思いが伝わってきました。

・夢の中の話のとき(註:インベムの催眠攻撃のこと)風邪の時に見る夢みたい(笑)

・作品への復讐だったのが、蒼汰くんのための最終回に目的が変わるのがいい。

・仲悪かったマスコミカとエミーネ様が、睡魔のあと、手をつないで起きあがるのいいですね。

・キョーコちゃんを洗脳しようとするシーン(註:インベムの精神攻撃のこと)がちょっと怖かったです。

・ギャグシーン面白かったです。ボクサー好きです。

・キョーコちゃんの「ちょっとなに言ってるか分かんない」が潔いおバカな感じで好き。

・ストーリーがとても面白かったです。

・劇中劇の世界とメインの物語の世界との演じ分けが良かったです。

・メッセージが強く伝わってきて良かったです。

・人間の存在に関するメッセージ性がはっきり伝わりました。



〇役者の演技についてご感想をお書きください。

・一人ひとりの個性が立っていてステキでした。

・感情が込められていて引き込まれました。

・大喜利のネタが終わったあとの「間」がくすっと笑っちゃいました。

・特に説明があったわけではないのに、一人ひとりのキャラクターや考えていることが伝わってきてすごいなーと思いました。普段校内で会っても別の人だと感じそうです。

・それぞれが振り切っていて、かつキャラがしっかり立っていて良かったと思う。


〇音響・照明・舞台美術などについてのご感想をお書きください。

・照明も音響も、キャストさんの動きにぴったりで、舞台をステキに豪華に演出。飽きさせない演出でした。

・主題歌かっこいいですね。客入れで流してくれたおかげで、より入り込めました。

・あの曲、主題歌はオリジナル?!(註:はいオリジナルです)

・あの大剣欲しい。

・カーテン新しくなって全体的に暗くなった。だからこそ、隙間の光が気になる。

・オイルヒーターにケコミを飾って、きちんと隠されてるのよい。

・小道具が好き。

・剣や背景の階段など、道具がアニメやゲームの世界を表しているのだろうなと感じました。

・エリカ様の未練のシーンの光がよかった。キレイにエリカ様が輝いていました。

・舞台美術のコンクリやさびの塗装がリアルでした。

・客席の後ろに音照ブースあるのが本格的。

・BGMのタイミングと舞台上の進行の噛み合いがさらに洗練されると良いと思った。

・一つの舞台装置しかないのに作品が深く感じられたのは、音や照明の力だと思います。素晴らしい!


〇あなたの「ヒーロー」は誰ですかッ!!!

・祖母。好奇心の多さは祖母のおかげだからですかね。

・母親。いつまでも私の助けとなってくれる素敵な人です。

・うーん誰でしょう。誰かが誰かのヒーローになる世界がいいですね。

・推し、先生、友。

・THE  ALFEEの三人です。

・木村拓哉。

・何度間違えても立ち上がる、決して負けない人を指す言葉だと感じました。


この作品は今年の秋季地区大会で上演したものです。
地区での評判は芳しくなく、というよりほぼ無視された感じ。票がまったく入りませんでした。まあ、価値観の相違に文句を言っても始まりませんが。

ただ、ですね。演劇の可能性を拡張できるはずの、いい意味で無責任な、学生だけに許される演劇ってもんがあるんじゃないかと、思うわけですよ。他校さんの中にも、本当はウチみたいな芝居をやりたいと思ってる人がいるとか、いないとか。

「高校演劇」という区分が、演劇を画一的でつまらないものにしてる気がしてならないです。憎まれ口、ご容赦ください。

2025年9月14日日曜日

松陵祭公演『かおるとカオル』アンケート

松陵祭公演『かおるとカオル』ご観覧いただきありがとうございました。

 アンケートへのご協力も多数いただきまして恐縮です。

その中から許可をいただいたご意見を掲載します。

(同様のご意見は集約させていただきました)

〇作品全般についてのご感想をお書きください。

・ストーリーめちゃ面白かったです!裏方の仕事ってこんな忙しいのか…!と知りました!

・設定がおもしろかったです。文化祭を舞台にした物語は松陵祭らしくて良かった。

・音響、照明にスポットをあてる話はおもしろかったです。

・見入ってしまいました。失敗も成功に変えられる!それもまた新しい発見になったり!

・青春ですね。人が見ていない所にもドラマがたくさんある。

・全般に中身のつまった面白さでした。文化祭にふさわしい内容だったと思います。

・演劇部以外の役は、本職かと思うくらいよくできていました。

・感動的な演出に久々のhappy time.

・コメディ色と成長モノっぽいところが融合していてよかった!

・物語の背景を事前に説明してくれるのは良かった。わかりやすかった。

・話が、特に演劇部のところが面白かった。

・かおるとカオル2人の会話から、それぞれの性格が分かったり、仲良くなっていったりするのを見るのが楽しかった。

・他の演目も見てみたい。

〇役者の演技についてご感想をお書きください。

・仕草とか全部がキャラ!って感じがしてスゴかった!

・動くところと止まるところのメリハリがしっかりしていた。

・一人ひとりの魂を込めた練習はさすがのものです。

・わざとらしさが少なく、自然に演じられていたと思う。

・声や表情が役者さんって感じですごかったです。

・話すスピードや声の大きさ、表現力豊かで良かったです。

・声の出し方でカオルがうそをついている感じが分かった。

・かおるの慌てている声が上手でスキです。

・かおるの演技が演技している感じではなくて良いと思いました。

・声がなめらかで聞きやすい。

・二人とも調光室からステージを見ているのが表現できていて良かった。

・演劇部の二人のセリフのない掛け合いが面白かった。

・何をやりとりしているのかがちゃんとわかった。

・難しい言葉(舞台用語)を使ってるのがかっこよかったです。

・高校1年生が袴姿で剣舞しているのが良かった。

・春暁の詩吟も本物の役者さんのような声を出していてすごかった。

・演劇部なのにダンスも練習してたんだと知ってびっくりしました。

・ダンスのときの照明が影を作ってかっこよかった。

・ダンス上手だったよー!!

・どの役者さんもそれぞれ魅力的で素晴らしかったです。声質もそれぞれ素敵でした。

・表情の作り方が素晴らしい。最後まで興味が途切れることがありませんでした。

・みんな楽しんで演じているのが伝わってきます。

・前説から一気に引きこまれました。

・感情がわかりやすくてすごかった。「仲間!」で視線が合うのが好き!


〇音響・照明・舞台美術などについてのご感想をお書きください。

・照明が点滅して音響とタイミングが合わさったとき、めっちゃくちゃアツかった!!

・銃声のタイミングがミスってしまうところが良かった。

・タイミングが合っていてすごく良かったです!

・音楽がその場の雰囲気にすごく合っていて入り込めた。

・剣舞と音楽がピッタリ。

・器材や設置環境に制限のある中、随所に工夫が見られ、良かったと思います。

・まず装置が公立とは違うと思った。客席が階段状にセットされていて見やすかった。

・コンパクトな空間でまとまりがあった。

・照明の切り替え方がかっこよかったです。

・ダンスドリル部の照明がきれいだった。

・開場から流れている楽しそうな音楽(客入れの曲)のおかげで緊張しませんでした。

・きれいに整頓されている会場!


〇今、夢中になっていることはなんですか?

・ピューロのステージとか見るコトです!

・文化祭に向けた演劇の練習。

・鉛筆で絵を描く。

・メイク。

・ゲーム。

・歌!

・読書、アニメ。

・くちぱっちのかわいさ。

・子とあそぶこと。

・Jリーグ観戦。

・K-POP。

・TOEICの勉強。

・勉強。

・学校生活。

・発声のコツをつかみたいです。

・仕事!







念のため申し添えておきますが、詩吟、剣舞、ベース演奏は、この台本が決まり、配役が決まってから練習を始めたものです。決して特技だというわけではありません。あ、もちろん拳銃の扱いも、ですが、、、。

ダンスドリル部の振り付けは、演じた役者自身が創りました。曲の編集も彼女が担当しています。

ついでに、もうひとつ。音響・照明の機材は十何年もかけて少しずつ買い足してきたものです。いかな私立と言えど無尽蔵に予算を注ぎ込めるわけではありません。

さて、次回公演も張り切って参ります。まずは、台本を書かねばなりません。既成作品ははなっから選ぶ気はありません。劇団ERAは創作専門の演劇集団ですから。


2025年8月29日金曜日

少しぐらいはきっと役には立ってる

弊社も演劇界隈に少しぐらいは貢献してるんじゃないかと、
そういう話題です。
手前味噌ではありますが。

この夏から稽古に参加してくれてる子がおりまして、
詳しい話は聞けてないのですけど、中学時代の演劇体験が不幸だった。
舞台がトラウマになってる、黒歴史になってる、というんです。
(いったい何があったか気になります💦)

で、その子が、ウチの稽古に参加してみて、
ちょっとだけ自信が持てたみたいです。
演じるということにも、そして自分自身にも。
少なくとも、演劇っておもしろそうだな、とは思ってもらえてるみたいです。
夏休みも終わりのこの時機ですが、入部を決断してくれました。

そういう人は、一定数いるんじゃないでしょうか。
無理に人前に立たされて、満足な稽古もさせてもらえずに、
ただ与えられたセリフを憶えて、順番通りに発話するだけで。
そんなんでヨシとする価値基準の作品(と呼んでいいのか)。
結果として、演劇への嫌悪感、苦手意識だけが残る。
なんとなくわかる気はします。

弊社の目指しているのは、高校演劇の頂点ではありません。
演劇界隈の裾野を広げること、
そしてできれば観客を増やすだけではなく、演者を増やしたいのです。
高校を卒業しても舞台に立ち続けるチャンスを、弊社は提供しています。
この夏、われらが逸材たちは、演劇ファンをひとり増やすことに成功しました。

**********************************

そんな彼女も出演する『かおるとカオル』のおしらせです😊
【日時⏰】
《9/13(土)》①開場12:40 開演12:50 
《9/14(日)》②開場10:20 開演10:30
      ③開場13:20 開演13:30
【場所🌳】
二松学舎大学附属柏高等学校 大学棟1号館4階401教室
(千葉県柏市大井2,590)

【入場無料・全席自由🦊】

松陵祭への来場予約はこちら☟
























bgm/『face

2025年4月20日日曜日

2025新入生歓迎公演アンケート『カラフル』

今年の新歓公演では、劇団のレパートリーの中から『カラフル』を上演しました。

ご来場いただいたみなさまには、改めてお礼申し上げます。

以下に、アンケートのご意見を掲載します。

*可否が不明なものは割愛しました。一部表記を改めています。

〇作品全般についてのご感想をお書きください。

・すごい!おもしろい!すごい!ずーーーーーーぅっと楽しめました。

・演劇というものをはじめて観てみましたが、脚本も演技も心を動かされるものばかりでとっても充実した時間を過ごせました💛

・明るくて、楽しい話で、すごく楽しかったです!

・展開がおもしろすぎてずっと笑顔で見れた。途中のしんみりするところもよかった。

・声がめちゃくちゃ通ってて不思議。脚本が面白い。

・役者それぞれの個性がたつ舞台でした!30分のなかで誰がどんな子かわかりやすかったです。

・圧巻の演技でした。

・最高でした。

・「芝居は遊びではない」と、かしわンダーパレードの宣伝チラシにも書いてあったフレーズが盛り込まれていて驚かされた。

・途中で盛り込まれていたダンスもよく、ストーリー性を感じた。

・教室と廊下側に分かれているのが良い。奥行きがあるから臨場感がある。

・題名の通り、役者の色味とか照明の色とかたくさん使ってたのが良かった。ずっと見ていて画面が映えてた。

・見ていてとても面白かったです。今の自分と重なるところもあって考えさせられるものがありました!

・補習で教室に集まってあどけないやり取りをしているシーンが非常に青春感あって、さらに悪人が来たときの力強い声と机で話しているときの可愛らしい声のギャップに惹かれました!!

・作品の中の心情の変化が見てて楽しかったし、つい見入ってしまった。役者も作品もすばらしかったです。

・ゲロとエロ…思春期真っ只中の高校生が過剰に反応しそうな言葉ですね…。

・学校が舞台でおもしろかったです。内容がとても心にひびきました。

・セリフも登場人物も本当におもしろかったです。

・この4人はずっと仲良しでいて欲しい…と、千鶴を演じたからより思います。

・ダンスが楽しそうで、「結局そうじ楽しんでるんかい!」と思ってしまいました。







〇役者の演技についてのご感想をお書きください。

・表情管理がすごかった。動きが大きくて自分もつられて動きそうになった。

・全員とてもすごかったです。すごく圧倒されました!

・めっちゃ上手かったです!

・声に迫力があって聞き取りやすかったので、気持ちよく鑑賞することができた。

・かわいい。小島さんの話で泣いてる3人が特にかわいい。

・「ゆっくり手を挙げろ」と「ぐずぐずするな」は私、全然気づきませんでした。

・感情に合わせて声のボリュームや表情が変化していたのが見ててとても迫力があった。特に、悲しんでいるシーンの所の涙ぐんだ声の再現度が印象的でした。

・みんな力強くて可愛い演技で見てて楽しかったです!!

・動きがはっきりしていて、楽しむことができた。

・どの役者さんもセリフをはっきり言っていたり、演技が工夫されていて観るのが楽しかったです。

・黄色の服の子の演技が特に好き(声色とか態度とか)。

・声がすばらしい!

・すっごく緊迫感があったし見ててとても楽しめた。

・指先までしっかりと表現して良いと思います。キャラクターごとに立ち方、しゃべり方が分けられていて良いですね!

・声が通ってて聞きやすかったです。

・特に由莉が小島さんをフライパンで一撃するところ。

・細かい表情や声色、スピードもこだわっていてスキ💛

・舞子ちゃんイイ(=^^=)ただ演じてるだけじゃなくて、楽しんでるのが伝わってきました。







〇音響・照明・舞台美術などについてのご感想をお書きください。

・良かったです!タイミングとかも完璧だったです!

・鉄砲を撃つときのモーションと音が合っていて良かった。

・音楽のテイストと、場面の感情がマッチしていて分かりやすかった。

・狭い舞台上で教室のセットを置いて、机の形を変えて、と大変だなぁ…って思いました。よく動けたなぁ…と…。

・最後の夕日、とてもきれいでした!

・窓が少し気になりました。

・場面ごとに合った音楽で良いなと思いました。

・本格的でした。

・鑑賞席が階段状になっていて、どこからも見やすかった!

・暗くなりすぎず、明るすぎない、温かな印象を持たせる照明が良いと思います。

・悲しくなったシーンで短調の曲を使用しているのが良いと思います。

・教室だけじゃなくて廊下も作って、そこを通ってるのが舞台を最大限使っている感じがしてうらやま。

・とてもよい!!犯人小島の悲しい(?笑)シーンが感情移入しちゃった笑

・照明も、舞台美術も、音響も、全部良かったです!その場面に合った照明音楽で工夫がたくさん凝らされていたと思います!楽しい公演を本当にありがとうございます!!

・ダンスも可愛いね、手振りたくなっちゃった。手拍子とかしてよかったかな?

・夕日だな~ってエモいな~って思いました。窓のクオリティがすごい。

・曲や銃の音などが聞きやすくて良かったです。

・廊下の照明が好みです。

・程よい明るさでシンプルな舞台装飾なのが良い味を引き出していると思います。

・教室らしかったし、作品に合わせた照明の色や音が入っててとてもよかった。

・寒そうなのに露出…さすがはギャル。ギャルの感じが口調、服装から分かった。

・悲しい音楽と照明は、悲しさ倍増させてた。

・踊ってる時の音楽が合っていた。見ていて、聴いていて、口角があげ。







〇こどもの頃になりたかったものはなんですか?

・お花屋さん

・小説家

・先生

・看護師

・出産のサポートができる助産師

・騎手になって日本ダービーで勝つこと

・旭山動物園の飼育員

・パティシエ

・ファッションデザイナー

・パン屋さん、ケーキ屋さん、通訳、キャビンアテンダント

・デザイナーとかです!

・サッカー選手

・アイドル

・プリンセス

・アイカツスターズ☆

・ウルトラマン

・にんじん


2024年12月3日火曜日

演じてみたくなるキャラを造形したいよね

部活って残酷です。

いつか必ず終わりが来るんです。

そしてほとんどの場合、引退するともう二度と舞台に立つことはない。

たぶん。

いったい3年間で何本の公演に携われるでしょう。

学校の事情にもよるでしょうが、ウチの場合は年間たったの5~7本。

だから1回1回の舞台を大切にしたいのです。

手を抜いていい公演なんかあるわけがないんです。

誰かに観てもらうのだから、全力でやらないとダメですね。

そして、振り返って、「全作が代表作」と言えるようじゃなけりゃね。

創作するのなら、その他大勢の無個性な、員数合わせの役を作ったらダメですよ。

思わず演じたくなるような、魅力ある登場人物を造形せんといかんのです。

物語を進行するために奉仕するだけの役は、自分だったら嫌ですね。

2024年11月18日月曜日

2024校内公演アンケート『蝸牛ナイとメア』

掲載の許可をいただいたご意見です。

〇作品全般についてのご感想をお書きください。

・結末がとても怖いなと思いました。ボケが面白かった。

・言葉回しがとても面白かったです! いたるところに「遊び」の要素が含まれていると思いました。言葉遊びなど、面白く、楽しかったです!

・役者さんの演技、演出、衣装や小道具など、さまざまなところ、細かいところまで、すべてがひとつの世界観のためにつくりこまれていて、とても素敵なものを観せていただきました。言葉遊びがたくさん詰めこまれた楽しい作品でした。ありがとうございました。

・けいこを積み重ねていること、脚本がよく練られていることが分かり、楽しめました。

・スタイリッシュな明転がうまいです。題材がずっとわからないまま進む感じが楽しかったです。ラストにかなりどんでん返しをしてくる作品の中でも、最初からわかってしまうものもある中で、これは最後まで全然わからなくて、見せ方がとても上手いなと思いました。

〇役者の演技についてのご感想をお書きください。

・迫力があってすごいなと思いました。

・セリフもききとりやすく、とっても上手だと思いました!

・おひとりおひとり、独特の雰囲気があり、素敵でした。坊ちゃんは本当に良い意味で精神的に幼いような、外見と中身の年齢の間に少し違和感があったり、リリスは赤いリップとワンピースが舞台でよく映えていてお姉さん!って雰囲気だったり……コホミンで見たときの緞帳が上がった瞬間の良い意味での気味悪さが忘れられません。本当に人か人形かわかりませんでした。ハイカラ人魚さんも、他の役者さんももちろんですが、発声が本当にきれいで(あと立ち姿も!)好きです。本当に全員1年生なんですか??

・とてもすばらしい演技でした。感情表現がすばらしい。

・なぎさ役の動きのつけ方を本当に参考にしたいです!!声の張りが御三方本当にうまくて、同じ一年とは思えないくらいです。最後の操り人形ゾーンが両隣の二人もすごく揃っていてとても練習したのかな~と、最後赤ホリと同時に倒れるキレと揺れる腕のコントラストが綺麗でした!!

〇音響・照明・舞台美術などについてのご感想をお書きください。

・いすの形が怖いなと思いました。

・場面によって照明などが細かに切り変わり、状況の変化がわかりやすかったです。暗転するところびっくりしました!

・最初に書いたようにすべてが世界観を構成されていてきれいでした。音響さん、BGMはあまり使わず、ひとつひとつ効果的にピンポイントで使われているなと感じました。照明さん、なんといっても一番最後の赤ホリみたいなやつが印象的でした。校内公演でここまで多彩にできるの、すごく羨ましいです。

・遊びと現実の切りかえのタイミングがよかったです。

・ボックス2個で壁・ベッド・ベンチと活用しているのがすばらしいです!学校に照明セットがあるんですか!!中央の椅子はこれ用に作ったんですかね……?

〇あなたはどんな「遊び」が好きですか?

・ボールあそび以外

・ゲーム全般・手遊び

・演劇が好きです

・おにごっこ。走るのはたのしいので




2024年11月6日水曜日

劇団員が日誌に書いていたこと

11月5日火曜日:担当 リア

先日の秋鯛の茶話会を開き、他校の方や一般のお客様からいただいたアンケートを読みました。

自分たちの好きなシーンや工夫した場面、各登場人物の良さが伝わっていると読んでいて感じることができました。

難しい内容ということもあり、一度の観劇で全てを理解するのは至難の業だと思うのですが、独自の解釈をしている方もいて面白かったです。

秋鯛は終わりましたが、校内公演を行うとのことなので、動画を見て、より良いものを作れるよう努めてまいります。




2024年7月12日金曜日

夢を仕掛けとして扱う難しさについて考えてみた

夢オチについて考えてみた

最後の最後に「実は夢でした~😊」で許されるにはどうすればよいのか

夢のパートが圧倒的に面白ければよいのではないか

なんとか逃げ切れるのではないか

パワーで押し切ることができるんじゃないだろうか

でもすべてのお客さまにご納得いただくことは

つまり

すべてのお客さまに面白がっていただくのは

むずかしいんじゃないか

あるいは

無理なんじゃないか


ということなら初めから夢であることを提示してしまうのはどうか

そうしたら舞台でどれだけ突飛な物語が展開しても

「だって夢なんだもん」のひと言で説明が可能である

しかしそれでいいのか


覚醒時には理性に隠蔽されている

深層心理がのっと顔を出すのが夢である

ならば舞台で展開する出来事は

主人公の抑圧された願望の合わせ鏡

あるいは

主人公の抱える心の闇

「これは夢ですよ」と事前に提示して

ドロドロした黒い欲望や

ヒリヒリした心の傷を描くことは

果たしてエンターテインメントたりうるか


荘子の『胡蝶の夢』によると人生は果敢ないものらしい

テーマとして「人生の果敢なさ」は適切なのであろうか

夢のメカニズムには解明されていない部分も多いと聞く

物語を紡ぐにあたっての方便として夢を使うことは

まして夢そのものを物語の主眼として扱うことには

いささかの躊躇を禁じ得ないです


bgm:Blur『Song2』

2023年10月3日火曜日

2対1の練習というのはですね

2対1というのは、たとえば、刑事と探偵が2で、容疑者が1です。

刑事と探偵はそれぞれ同じ情報を与えられますが、そこから導き出す答えが違います。

だから実際には、正義と悪との争いではなく、正義と正義のぶつかり合いが正しい。

最終的に、どちらのシュートがゴールネットを揺らすのか、ということです。

同じように、ヒロインが1で、ヒロインを争う男たちが2という構造も考えられます。

患者に寄り添う医師と、冷酷で拝金主義の医師とが2で、難病を抱えた患者が1。

この場合、2の側は〈共生〉していることが肝心です。

相手をなんとか出し抜いて優位に立とうとするけれど、

相手がピンチに陥った時には、ちゃんと「塩」を送る。

相棒(バディ)ものと呼ばれる一連の作品が、大いに参考になります。

ほとんど、いや、絶対に、凸凹コンビが主演を務めているはずです。

ちなみに客電を落とすというのは、帳を降ろすことです。

2023年9月19日火曜日

『推しドンの放課後』アンケート

松陵祭公演『推しドンの放課後』

ご観覧いただきありがとうございました。

お客さまからいただいたアンケートから

ブログ掲載を承諾していただいたご意見をご紹介します。









〇作品全般についてのご感想をお書きください。

・「力はパワー」は笑えました。

・テーマを見た時はどんなレアッぷりかと思いましたが、教室の普段を垣間見たみたいで楽しかったです。1つの事について論議する様はどんな時もおもしろいですよね。

・みんなそれぞれに食べたい丼への思いと意見があってバラバラな中で自分の陣営に引き込もうと画策しているのがおもしろかった。

・高校生っていいなぁと思いました。

・わさびアイスは心あたりがある。

・小さなテーマでも演劇にできるんですね。

・推しドンという言葉もキャッチ―で興味を引きました。チラシで見た時に1番目にとまりました。

・日常って感じが良いですね。でももう少し意外性があってもいいのかも。

・掛け合いがとても楽しかったです。テンポよく会話がすすみ引きこまれました。

・会話内容も飽きなくて楽しかった。音がなかったけど引きこまれた。

・かしわンと同じキャラでまずテンションが上がりました(笑)切り取る場面、テーマがとてもおもしろいなと思いました!引きこまれました。

・食べ物の栄養など詳しく言っていてプレゼンがしっかりしたものなのに面白いというのがスゴかった。自然に話を進めていて内容も理解しやすかった。

・女子高生の日常感はよく出ていたと思います。単調な感じもしたので転結をはっきりさせても良かったかと思います。

・どんぶりの定義とかが知れて良かった!! プレゼンすごくおもしろかったです!!

・一人一人がとても役になり切っていて私もそこへ参加したい気分でした。

・それぞれの推しの要素を組み合わせるという多様性のある考え方にとても感心した。

・日常生活に本当にしてそうな会話で良かったです。

・話の流れがスムーズでオチも良かった。

・期待以上のものでとても面白かった。次回もまた観たいです!

・またやってほしいです!!


 







〇役者の演技についてのご感想をお書きください。

・いつもとは別人の様な感じがしてすごいなと思った。声がとても通っていた。

・みんな声のボリューム、表情、演技力!すばらしかったです✨ これからもがんばってほしいです。

・よくセリフ覚えられたと思います。

・舞子ちゃんと由莉ちゃんの兼ね合いがすごく好きかも!! 間が絶妙でツボでした。もっとたくさん見たいと思いました。

・役者の個性が役柄にはまっていて(そのように感じられました)良かったです。

・4人とも個性豊かなキャラクターで面白かったし自然で上手でした。

・滑舌、目線、頑張れ。元気があって良い。

・本当においしそうに話していくから見ている側でもおなかがすいて食べたくなった。(途中おなかなっちゃった…💦

・黒板に文字を書く時、もう少し濃く書いた方がいいと思う。

・いい感じに力の抜けた演技がリアル女子高生感があって良かったと思います。

・ミオシン目当てで来ました∩_∩☆

・感情が入っていて良かった。笑いどころもあって面白かった。


 







〇音響・照明・舞台美術などについてのご感想をお書きください。

・放課後、夕日の感じがあって良かったです!

・シンプルながら役者を活かせていて良かったと思います。

・照明が使えると更に拡がりが出るかも。次に期待します。

・余計なものが少なくて集中できました。

・板書が薄い。中華の「か」がなぜひらがな?と思った。中華丼は丼じゃなくて皿だなーとか思った。

・大きなところでも公演できるぐらい良かったです。

・終わった後のBGMを流すタイミング良かった。明るかった。学校感があった。

・頑張って人を増やしてできるようになるよう願ってます。

・音を流す(チャイム音)なども良くて、黒板もしっかりと書けるので良かった。

・音楽を流すタイミングがとても良かったと思う。ピッタリだった!!

・特に音響、SEなど効果的に使うと良かったかとも思いますが、人手不足で仕方ないのでしょうか。

・話の内容に合っていていいと思います。

・ちょうどいい明るさでどんな時間帯なのかわかりやすかった。

・黒板に丼を書くのが分かりやすくて良かった。

・教室のセットがリアルでした。

・まさか照明や美術までこだわっているとは思っていなかったから入った瞬間びっくりした。


 







〇あなたの「お薦めの丼」は何ですか。

・ねぎとろ丼です。でも今の気分は…ステーキ丼です!(笑)

・自分で作る牛丼(好きな量と味付けでできるので)

・劇中のもので言うならロコモコ丼! それ以外ではスパムとアボカドの丼!! 南流山駅すぐそばのORANGEっていうお店でハマりました。

・海鮮丼。ウニいくら丼。ウナ丼。

・カツ丼。

・マーボー丼。

・うーん…どれもおいしそうだったけれど、ビビンバ!!

・さーもん丼(いくらつき)

・麻婆茄子丼。

・ねぎとろ丼。親子丼。牛丼。カツ丼。海鮮丼。天丼。とかとか…。

・推しは、うにいくら丼です。

・親子丼がおすすめです!! 中華丼もおいしい。

・どれも食べたくなりました。決められません。

・スタミナ丼(納豆、とろろ、おくら、生卵をごちゃ混ぜにしたやつ)












bgm『DON』緑黄色社会

2023年8月10日木曜日

スケジュール感覚

まんまとブログの存在を忘れていました。
「活動”日”誌」は偽りです。
「こもごも雑記」とでも冠しましょう

舞台の作り方なんて
いつだっていきあたりばったりで
むしろその時の劇団員の面子に
左右される部分が大きいようで

台本の締め切りはいつだ?
衣装は買うの?縫うの?サイズは?いつまでに揃えるの?
装置の工作は外でやるんでショ?雨が降ったらどうするの?稽古場で叩くの?
その場その時で判断するから
これという正解はないですよね
自由度が高いのはいいけれど
高すぎるんですよね
公演日から逆算して計画を立てる
しかしスケジュール通りに進行するなんて
ありえないことですね。
(幸福な舞台もあるにはありましたが)

まず台本が完成するのなんか
本番直前です
(これはどこでも同じですよねそう信じたい)
稽古しながら変更に変更を加えて
上演台本らしきものになるまで
稿を重ねていきます
あら、そういえば既成ってナニ?それおいしいの?

台本がないのだから
衣装や装置も決まりません
押せ押せのスケジュールになるのは必然です

うちには「楽譜」は存在しない
楽譜の通りに演奏ができたところで
それが何になるんだ
自分たちが
いま、ここで、伝えたいなにかを
どうやって伝えるか、その手段は
全面的に委ねられている
完璧な意味での自由
自由であるがゆえの不自由
何が不自由であるかすらわかっていない不自由
不自由に無自覚だからこそ到達できる自由の境地
う~ん、なにがなにやら