2023年8月10日木曜日

スケジュール感覚

まんまとブログの存在を忘れていました。
「活動”日”誌」は偽りです。
「こもごも雑記」とでも冠しましょう

舞台の作り方なんて
いつだっていきあたりばったりで
むしろその時の劇団員の面子に
左右される部分が大きいようで

台本の締め切りはいつだ?
衣装は買うの?縫うの?サイズは?いつまでに揃えるの?
装置の工作は外でやるんでショ?雨が降ったらどうするの?稽古場で叩くの?
その場その時で判断するから
これという正解はないですよね
自由度が高いのはいいけれど
高すぎるんですよね
公演日から逆算して計画を立てる
しかしスケジュール通りに進行するなんて
ありえないことですね。
(幸福な舞台もあるにはありましたが)

まず台本が完成するのなんか
本番直前です
(これはどこでも同じですよねそう信じたい)
稽古しながら変更に変更を加えて
上演台本らしきものになるまで
稿を重ねていきます
あら、そういえば既成ってナニ?それおいしいの?

台本がないのだから
衣装や装置も決まりません
押せ押せのスケジュールになるのは必然です

うちには「楽譜」は存在しない
楽譜の通りに演奏ができたところで
それが何になるんだ
自分たちが
いま、ここで、伝えたいなにかを
どうやって伝えるか、その手段は
全面的に委ねられている
完璧な意味での自由
自由であるがゆえの不自由
何が不自由であるかすらわかっていない不自由
不自由に無自覚だからこそ到達できる自由の境地
う~ん、なにがなにやら



0 件のコメント: