きょうの活動は「舞台を作る」です。
いつものような客席配置ではありません。
客席の中を舞台が横切るような。いや、舞台を客席が挟むような。
一方向から舞台を見るのではなく、四方八方から見られるような。
こういうのを貫通舞台と申します。
役者はいつも以上に緊張するでしょうね。
あらゆる方向から観客の視線に晒されるんですから。
いまからわくわくしますね。
実は反対に、お客様にもちょっとした試練が用意されております。
舞台を挟んで反対側に、自分を見る(?)お客さんの顔が見えるんです。
これ、見る側と見られる側との境界線を曖昧にする演劇実験です。
お客様を巻き込む芝居なら、4地区ではウチらが先駆けです。
でも暴力的に無理矢理に参加させるようなマネはしたことがありません。
今回のお題は「見えるものがすべて真実とは限らない」ということ。
これをお客様と一緒に、ちょっと形而上学的に考察してみます。
そのための舞台装置であり、物語と密接に結び付いた客席レイアウトなんです。
地区発表会のように大きなホールでの芝居もいいですが、
校内公演なら、舞台の置き方から設計できるのがいいですね。
これからこの舞台を使い、物語を紡いでいきます。
舞台イメージから創作したっていいじゃないか。
劇団だもの。
あしたもがんばっていきまっしょい!
0 件のコメント:
コメントを投稿