2021年6月24日木曜日

校内公演をおすすめ

新型コロナウイルスの感染拡大に鑑み、

さまざまなイベントが規模の縮小を迫られています。

観客動員数の制限ならまだよき方で、

たとえば4地区の春大は外部からの観客を入れずに行いました。

いいえそれでもまだよき方で、

中止に追い込まれてしまったイベントも少なくありません。

さんざん準備に時間をかけたにも関わらず、

その苦労が全て水の泡になってしまう。

こんなの悔やんでも悔やみきれません。









画像はイメージです


そこで「校内公演」です。

学校全体で動く学園祭だと、どうしても動作が重くなる。

ひとたび緊急事態宣言が発令されれば、

予定通りの開催というわけにはいかなくなるでしょう。

たとえ発令されたのが蔓延防止等重点措置だとしても、

少なからずストレスがかかることは目に見えています。

演劇部が単独で動く公演なら、

はじめから感染症対策を徹底して準備することができます。

さすがに休校措置なんぞになったら公演は無理ですが、

それでも自前の稽古場でのアトリエ公演ですから、

軽く延期できる。

もちろんチケット制にして観客を絞ります。

上演中も教室の扉を解放して換気に努めます。

役者同士の身体的接触が生じる演出を避けます。

だから不安なく全力で稽古に取り組むことができる。

いまどき準備が無駄にならないのは、

小規模な「校内公演」に限ります。

2021年6月12日土曜日

夢判断

きょうの芝居

夢占いなどではなく

どなたか科学的根拠に基づいた解釈をしてみませんか

最初から「夢」を題名に冠していますので

まちがっても夢オチなどではありません

(実は夢ですらなかった、というオチでしたが)


チラシにも書きましたが、各話の関連性はなく

ただ心象スケッチが積み重なるだけ

それはまさにミルフィーユ

なんらかの共通イメージを見出してもらえたらと思っています。


今回はプロジェクターの操作でし~ぷが助っ人してくれました

昨日のリハで台本渡されて、2回通し稽古だけで

きょうの本番をやり抜いてくれました!

それだけでなく1年生への指示も臨機に出してくれて

ほんとうに大活躍でした

すごいぞし~ぷ、キミは天才だ!


さて音響のオペについてメモしときます

今回、パソコン1台ですべての音響を賄っています

不肖私、機械関係とくにデジタル機器は苦手中の苦手でして

なるべくシンプルで感覚的に扱えるモノがいいんです


使用したソフトは「サウンドエンジン」です

公式は検索してください

現在はもうなくなってしまいましたが

以前、とあるホールのスタッフさんが

「自己責任でどうぞ」と紹介してくださった

音声編集のフリーソフトです

そう、本来は音楽を編集したりするものなんです


音楽プレーヤーを使うのも結構なんですが

使いにくかったりするんですよね、機能が多すぎて

(使いこなせよってハナシですが……)

その点サウンドエンジンなら流している音が波形表示されるので

再生も停止もタイミングを測りやすいんです

録音機能があるので、今回のように役者のセリフを取り込むことができます

再生機として使うのは本来ではないと思いますが……



さて、

前出のスタッフさんがもうひとつおススメしてくださったのが

「サウンドエフェクトアタッカー」という、

いわゆるサンプラーですね

こちらも公式は検索してください

今回の芝居では使いませんでしたが、これも使える(当社比)

ウチにも某社の404があるんですが

使い勝手からこっちのソフトをもっぱら愛用してます

(だから使いこなせってばよ)

サウンドエンジンで編集・加工した音ネタを

こちらでポン出しすることが可能なんです


いまどきの普通に売ってるパソコンだったら

普通に動作環境も十分のはずですので

興味のある方は挑戦してみてください

ただし、自己責任で


開会式前の客入れに沢田研二を流してたら

世代が知れると言われました

(別に隠してるつもりはありませんが)

さすがにタイガース時代は知りませんけど

いいっすよね、ジュリー

頽廃的な雰囲気がたまらないのです



2021年6月11日金曜日

ゆめをみた リハ

以前、

「初心者歓迎・運動部出身者は優遇」と書いたのは、

仮にも運動を日常的にやってきたなら

体の軸がしっかりしているだろうという

安直な発想でして。

立ち姿をはじめ身体所作の適確さを

初期値から備えているだろうという。


まぁ甘い目論見です。


ぺっぺっ、甘い甘い!ルノアールのココアより甘いわーっ!


最低限のコミュ力とか、最低限の礼儀を、

運動部出身者に期待してるわけじゃないですよ。


さてさて、

なんやかんやできょうは春大のリハでした。

今回の芝居は ザ☆永富ワールド

『ゆめをみた』でございます







で、休憩時間に『Oisa』を流してみた

野生のオイサには認定されません

再生回数に貢献していません


じじ、実はですね

今回は、なんと劇団史上初となる

初日の1番校なんですね。

リハのあとの稽古って大事だと思っていまして、

これまで敢えて選ぶことのなかった枠ですが、

まぁクジ運ですな。


舞台装置を前日に仕込んだままにできるんだから、

せっかくだからもっと一杯に飾ればよかったよ。

まあ劇団の体力的にムリでしょーけど(遠い目)。


コホミンに限った話じゃないですが

公共ホールはどこも利用方法がなにかと煩瑣になりましたね

以前なら暗黙の了解でやってもらっていた部分が

今般のコロナ騒ぎを機に融通が効かなくなってきた

ルールが厳密に適用されるようになってきましたね

それを不便だと思っちゃいけないですね

何事もないに越したことはないんですが

なにかあったときにお互いを守ることになりますから

きっちりルールを守ることは大切ですな


2021年4月29日木曜日

遊び全部

そろそろ活動再開します。
新入生の体験入部も、連休明けからやろうかと考えてます。
※なんて言ってるうちに予断を許さない状況になりつつあります。
 状況を見つつ再開するかどうかを決断します。

注意書き、しときます。
四月二十四日のTwitterに、
「遊び半分での見学はお断り」とつぶやきました。

気取るわけじゃありませんが、こっちもそんなヒマじゃないんで。
勘違いして来られるとお互いに不幸だと思うんで、先に言っときます。

ウチの部活は遊び半分じゃねえんですよ。
半分じゃダメなんで。
遊び全部、なんで。
一番ダメなのは中途半端です。何事も。
やるからにはとことんやります。それが演劇部です。
だらけた部活を期待してる人は、ウチにはまず合わないですよ。


〈未経験者を歓迎します〉
高校演劇では、ほとんどが未経験者です。
入部してから成長が速いのは、未経験者です。
運動部出身者は優遇です。

 
〈仲間がつくれる〉
演劇はひとりではできません。
チームでひとつの舞台を作り上げる共同作業です。
しかも、演劇は総合芸術ですから、さまざまな個性が必要です。
春と秋には演劇の大会がありますので、他校生ともたくさん知り合えます。

 
〈練習室がある〉
自由に練習・発表ができる専用の教室を、学校側から年間を通じてお借りしています。
使えない曜日があったり、他の部に遠慮したりなどの心配がありません。
音響・照明の設備もひととおり常設していて、恵まれた環境で練習できます。
 

〈無料で習える〉
高校の部活動なので、もちろん無料で演劇を習うことができます。
学外で習う場合は、当然ですがレッスン料やスタジオ代などがかかります。
演劇部なら、演技だけでなく、
音響や照明の技術、大道具の製作なども学べます。

 
〈必要なもの〉
体験入部には、動きやすい服装を用意していただくことになります。
中学時のジャージ、中学時の体育館シューズでOKです。
文化部ですが、通常の活動は運動部のようにジャージで行います。
ですが、いきなりハードなトレーニングは行いませんので、
体力に不安がある人でも大丈夫。
身体の柔軟性に自信がない人でも、問題ありません。

 
〈Covid19対策〉
感染症対策として、活動中は教室のドアを開放して、常時換気を徹底します。
また、公共ホールでは、単位時間の換気量が法令で厳しく定められています。
正しい発声を身につければ、少ない呼気で話せるようになります。
つまりそれだけ飛沫感染のリスクが少なくなるってこと。

 
〈入部について〉
連休明けから仮入部を認めます。
運動部と違って選手登録があるわけではありませんので、
入部はいつでも受け付けます。
ですが、6月の春季地区発表会に向けて、そろそろ動き出す時期です。
入部の意思がある人は、なるべく早く届けを出してくれると助かります。


いきなり活動場所に現れるのはやめてください。
こちらにも練習計画がありますので、
そちらの都合に合わせてあげられないんです。
担任の先生に言えば案内してもらえると思いますから、
まずは演劇部顧問を訪ねてください。