新型コロナウイルスの感染拡大に鑑み、
さまざまなイベントが規模の縮小を迫られています。
観客動員数の制限ならまだよき方で、
たとえば4地区の春大は外部からの観客を入れずに行いました。
いいえそれでもまだよき方で、
中止に追い込まれてしまったイベントも少なくありません。
さんざん準備に時間をかけたにも関わらず、
その苦労が全て水の泡になってしまう。
こんなの悔やんでも悔やみきれません。
画像はイメージです
そこで「校内公演」です。
学校全体で動く学園祭だと、どうしても動作が重くなる。
ひとたび緊急事態宣言が発令されれば、
予定通りの開催というわけにはいかなくなるでしょう。
たとえ発令されたのが蔓延防止等重点措置だとしても、
少なからずストレスがかかることは目に見えています。
演劇部が単独で動く公演なら、
はじめから感染症対策を徹底して準備することができます。
さすがに休校措置なんぞになったら公演は無理ですが、
それでも自前の稽古場でのアトリエ公演ですから、
軽く延期できる。
もちろんチケット制にして観客を絞ります。
上演中も教室の扉を解放して換気に努めます。
役者同士の身体的接触が生じる演出を避けます。
だから不安なく全力で稽古に取り組むことができる。
いまどき準備が無駄にならないのは、
小規模な「校内公演」に限ります。

0 件のコメント:
コメントを投稿