2019年3月30日土曜日

諸般の事情で

ちょっと雑なんですが
まとまってませんが
以下のネタをボツにします
諸般の事情で。


小学校の同窓会
地元を離れて暮らしている主人公
会場は懐かしい木造校舎の教室
来年度には取り壊しが決まっている
今はもう教室として使われていない

一番に会場に到着してしまう主人公
まだ誰も集まっていない
幹事役の男女がやってくる
主人公は消防官になっている
幹事男「その目の前じゃタバコは吸えないな」
幹事女「目の前じゃなくっても吸っちゃダメ。学校だよ、ここ」

思い出話に花を咲かせる元クラスメイトたち
近況を報告しあう
主人公は思い出す
卒業を間近にして
突然転校して行った男の子がいたことを
ところが誰も彼のことを憶えていない
不思議がる主人公

幹事役の男女からここで重大発表
幹事男「実は俺たち、この秋に結婚するんだ」
祝賀ムード、記者会見のような展開
幹事女「彼のお父さんを彼本人だと勘違いして
しばらく電話でおしゃべりしちゃった」
幹事男「親爺と声がそっくりなんだ。血は争えないよ」

そこに遅れてやってきた当時の担任
主人公が思い切って尋ねる。
担任の先生「卒業間近にですか?」
主人公「みんな憶えてないっていうんです」
担任の先生「……いました。たしかにいましたよ」

転校は突然に決まった
夜逃げ同然だった
彼の父は工場の経営が苦しくなって
あちこちで借金を重ねていた
同級生の女の子の祖母からも借りていたのだが
あるとき返済を強く迫られてののしられ
思わず逆上して祖母を殺害してしまう
彼の父親は犯した罪の罰で刑務所に入る
小さなこの町では生きていかれない
母親の実家を頼って転校して行った

彼はいまどうしているんだろうと主人公
事情通「自殺したよ」
父と同じ殺人犯の血を引いている自分が
怖ろしくなってしまったから
被害者の孫娘の前で彼の話題はタブーだった
それで皆は彼のことを「憶えていなかった」のだ

実はこの主人公
逃げ遅れた人を救えなかったことによる罪悪感を抱えていた
主人公「救えなかったというのはいいわけだ。
俺はあの人を見捨ててしまった。
あの人を、殺してしまったんだ!」
消防官としての責任とその重圧に耐えかねて
死に場所を求めて危険にあえて飛び込む
担任が主人公に言う
担任の先生「生きてくださいよ。
自分のいのちは自分のものではないのです」
隠れて吸っていたタバコから引火して
木造校舎に燃え移る
乾燥していたためか火は瞬く間に燃え広がり……



犯罪被害者(加害者)をとりあげたドラマが
このところ立て続けに放送されましたので
上記のネタはボツです。


人間、考えることには限界があるな!
お互いになッ!
先にやったもん勝ちだなッ!

2019年3月29日金曜日

宿題がおわった

今年度の秋季地区発表会でウチが上演したのは
『汚れつちまった悲しみは……』
(優秀賞を獲得しました)でしたが

ようやっと今日
その時に出された宿題が終わった気がします。
その宿題とは……
山口県の銘菓「外郎」を食べること、です。
この作品『汚れつちまった……』は
中原中也の生涯に取材した創作なんですが
彼の故郷が山口県なんです。

日体大柏の林先生(山口県出身)が仰るには
「名古屋のとは違う」とのこと。
これは気になるなる。
去年の夏からずっともやもやしていたのです。
きのう
池袋に行ったついでに
ついにとうとう
山口県のアンテナショップにて購入しました。
外郎をいただいたことで
ようやく終演した思いです。
半年越しの宿願が叶いました。

さてさて、
部活動紹介で踊るダンスは
えあろびクスによる振り付けです。
*エアロとえびのダンスユニットです。
きょうの午前中は
中庭でダンスを練習しました。

午後からは稽古場で台本解釈。
直接には台本に書かれていない部分を
みんなで補っていきます。
特に人物の掘り下げは妄想じゃいけません。
テキストに描かれている
「事実」の延長じゃなきゃダメなんです。


2019年3月28日木曜日

舞美推しです

JATDT60舞台美術展、
略して「舞美展」に行ってきました。
ハイ、劇団ERAはこんな活動もしております。
顧問の先生も言うてはります。
「教室だけが勉強の場ではありません。」
ウチら舞美大好きです。
舞美推しです。

会場はココ☟☟☟☟☟☟☟☟
池袋駅西口から徒歩2分。
言わずと知れた東京藝術劇場です。
池袋ウエストゲートパークです。
IWGPは現在工事中でした。

ちなみに、ゲイジュツのゲイは、
「藝」ですよ。
漢字にはそれぞれの意味がちゃぁんとありますからね。
まちがえて使うと千鶴さんに叱られます。
(あの方、漢字には煩そうですから)
写真撮影は禁止となっております。
(そりゃそうだ。が、一応訊いてみた)
文字でのレポートになっちゃいますが、、、。
まぁ、舞美展と聞いてどんな展示会かと思ってたのですが、
舞台美術の模型がずらり110点!
舞台衣装も10点ほど。
好きな人にはたまらないエキサイティングなイベントでした。

いくつものヒントをもらい、
たくさんのインスピレーションを受け、
多くのアイデアをいただきました。

まぁったくこれで無料なんだから。

きょうのいただきもの
1)イヨネスコ戯曲全集 第1巻
 『授業』が収載されています。

2)名作歌舞伎全集 第十八巻
 いわゆる歌舞伎十八番を収載。
以上2点は、舞美展会場(B1アトリエ)に、
「ご自由にお持ち帰りください」
って感じでダンボール箱に入れられてたものです。
ちゃぁんと係の方にお断りしていただいてきました。

劇団ERAに和風という風が吹いてきた!?
新歓の稽古もそろそろ始まろうとしています。
台本をどうするんだ?
過去の創作作品から選ぶとでもいうのか?
なにしろ自由に使える創作作品が
50作以上ありますからね。
フフフのフ。

あしたも、
がんばっていきまっしょい!

2019年3月27日水曜日

松フェスに参戦

え、いや。
観客としてですけどね。
まぁ~でも、ウチの顧問は言っております。
「観客がいなかったら芝居なんて成立しねえんだ!」
と、いうことですので、オコガマシイようですがご容赦を。
第6回 まつど高校演劇フェスティバル ~森のホール21~
一緒にお芝居を作るつもりで参戦しました。


まずは10:15。新八柱駅の改札に集合です。
路線バスも出ているようですが、
ここは地元民のコメットに従います。
「歩いて向かいます!」


歩道に拡がらないように一列でね。
かるがもの行進のようにお行儀よく。


さくらが咲き始めてます。
いいお天気です。
さぞかし花粉も……。


いかにも‟ホール”といった佇まい。
以前は二松柏の吹奏楽部も、
ここで定期演奏会を催していたんだそうですヨ。
大きくてきれいなホールです。



11:00~県立松戸国際高校
『Damn!舞姫!』(関勝一・作)
12:40~専修大学松戸高校
『Small‐Town Legend』(浅田孝紀・作)
14:05~松戸馬橋高校
『IF2』(妹尾健太・作)
15:30~県立松戸高校
『Traveller ~ゆりの木台2丁目の夕日~』(阿部順・作)

面白い or 詰まらない
好き or 嫌い
そんな次元で芝居を語ったらいけんのです。
こまちも言うてはりました。
「もう私たちは純粋な眼でお芝居を楽しむことが
できないカラダになってしまったのよ!」
今日の舞台の感想は、またの稽古で共有しましょう。
全員で同じ時間に同じ空間で同じものを観る。
これが自分たちの糧になるんです。

さて、あしたも外部で研修です。
がんばっていきまっしょい!