2020年3月11日水曜日

練習体験会のご案内

まだ活動再開の見通しは不透明ですが、告知します。

≪練習体験会のご案内≫
日 時 4月8日以降の毎日放課後
場 所 大学1号館401教室
内 容 演劇部の練習体験
持ち物 動きやすい服装、運動靴
    ※中学校で使用していたもので結構です。
見学のみの参加でも歓迎です。
演劇部の説明会も同時に開催します。
ぜひ、お気軽に401教室をのぞいてみてください!

≪演劇部のご紹介≫
本校の演劇部には、使用させていただいている専用の教室があります。
音響・照明機材が常時組んでありますので、スタッフワークの練習にも困りません。
練習日は月・火・水・木の16時00分~18時30分と、
土曜日の13時00分~18時30分の、週休2日制です。
日曜・祝日は基本的にお休みですが、公演が近くなると練習があります。
また、富里近隣センター(柏駅から徒歩圏内)で活動することもあります。
昨年の夏休みにはトレーニングの一環として、箱根に温泉合宿に行きました。
演劇は分野を超越する総合芸術なので、さまざまな能力の伸長が期待できます。
まず、台本解釈の能力を身につけることで、現代文の授業の理解度がUPします。
そして、ことばを用いた表現力「話す・書く」を身につけることができます。
柔軟・筋トレはもちろん、殺陣のための打撃練習(ミット打ち)や剣戟練習(剣さばき)をすることで体力増進も期待できます。

≪こんな人におススメ≫
演劇に興味がある(必須)
体を動かすのが大好き
人として最低限の礼儀を身につけたい
普通の高校生活は送りたくない
体力をもてあましている
音楽が好きだし踊ることも好き
物語を創作したい
友だちをいっぱい作りたい
表現する仕事にあこがれている
価値のある高校生活にしたい

とにかく充実した学生生活を送りたいあなたに!
演劇部なら自分の未来につながるヒントが得られます。

こんな職業を目指している人もぜひ!
・保育士、幼稚園教諭
・作家、編集者、イラストレーター
・服飾デザイナー、パタンナー
・デジタルサウンドクリエイター、作曲家、演奏家
・振付師、ダンサー
・アナウンサー、声優

それでは、401教室でお待ちしています。

2020年3月7日土曜日

創作№58『捨てられた島』

引き続き落語の話題で恐縮です。
桂文枝師匠が創作№300達成とのこと。
偉業達成、おめでとうございます。
師匠、どうせ見てないですけどね。

落語もこれでなかなか制約の多いジャンルですから、
その枠の中で300創るってのは並大抵のことじゃありません。
あえて「枠」と言わせてもらいます。
今回は感染拡大防止のため無観客で口演したということですが、
どう考えたってお客さんに聴いて欲しかったはずです。
前の高座名「三枝」にかけて、
3/4に発表したかったんですって。

新作落語の中にもいろいろありますな。
これは個人的な好みですが、
サラリーマンがネクタイを緩めながら、
「どうだい、一杯」なんてのは勘弁してほしい。
それじゃあ落語である必要がないと思うんですよ。
僕らの中で創作っていうものは、
ジャンルの持つ制約の中でやるものなんです。
着物姿で座布団に乗って、
手には扇子と手拭いだけ。
型を守ってその中でどれだけ遊べるか、
いかに新作と気付かせないように造り込むか、
なんじゃないんですかね。

演劇なんて落語に比べりゃ自由度が高い。
でも無観客はあり得ないと思ってます。
僕たちははじめ、観客として演劇に触れました。
そこで観た舞台に何かを感じたから、演じる側に回ったんです。
舞台の上から今度はお客さまに何かを感じてもらいたい。
所詮は素人ですからうまくいくはずないんですが。
この考えをおこがましいと一蹴しますか?

独り善がりの演技には辟易してるんです。
なぜならそれって観客をないがしろにしてるから。
板の上だけで感情の受け渡しをしているようでは、
それじゃ客席とのコミュニケーションが欠けてますからね。
だから内輪ネタが嫌いなんですよ。

自己啓発セミナーもどきのワークショップで、
演劇的手法を用いることを否定はしません。
それはそれでニーズがあるのも理解できてます。
別にいいんじゃないですかね。
ただしそれはそもそも演劇ではない。
それどころか表現ですらない。
受け手があってこその表現でしょ?
まぁ言葉の使い方の問題なんでしょうけどね。
でも僕らの演りたい演劇とは相容れません。
僕らの感覚では無観客芝居はあり得ないんです。
僕らの創る演劇はお客さまがいなければ成立しないんです。

ちなみに「新作」ってのは、
明治以降に新たに創作された落語のことです。

2020年2月29日土曜日

初歩の初歩ですが

ものすごい初歩の初歩ですみません。
落語っていうとあの笑点みたいなやつでしょとか言う人がいるけど、
それって大喜利のことを指して言ってるんですかね。
確かに大喜利も寄席の番組の一つではありますし、
噺家さんがやってますけど、
あれは落語じゃないですからね。
番組の最後にご祝儀で住吉踊りとか出るじゃないですか。
ああいうのも大喜利ですね。

ああ番組っていうのはテレビ番組じゃないですよ。
寄席の開口一番から大トリまで、、。
え?住吉踊りがわからない?
噺家も漫才師も出演者が揃いの浴衣で踊るじゃないですか。
え?寄席にお越しになったことがないんですか。

でも演劇やるぐらいなら寄席のイロハぐらいはね。
上手下手がわかるだけじゃね。
じゃあ歌舞伎は見に行くんですか。

寄席っていうのは何も落語だけが板にかかるわけじゃないんですよ。
まさか落語の事を寄席って呼んでるんじゃないでしょうね。
そうじゃないですよね、落語と色物を合わせてひとつの番組。
色物ってのは漫才漫談曲芸大神楽紙切りマジックとかですね。
これは東京の寄席での話ですよ。
上方の寄席はね、、、あーそういうハナシはまたの機会に。

だからなんとなくのイメージで、
表面的にしか理解してないと話が噛み合わないのです。
付け焼き刃は剥げやすいなんてぇことぉ昔からいいますが、
なんてぇのは噺のマクラでよくやりますよね。
あ、それもわからないかぁ。
でも最低限の勉強は必要ですよってハナシです。

2020年2月28日金曜日

こういうのはフィクションの世界のことじゃないかと思ってたよ

劇団ERAの過去作品に、大変不謹慎ですが、
ウィルス感染を題材にしたものがございます。
隕石に付着した未知のウィルスを、
とある製薬会社が不正に入手して培養し、故意にヒトに感染させる。
満を持してワクチンを販売し、ボロ儲けしようという魂胆なんですね。

こういうのは娯楽であるうちは許されるんです。
社会の状況によっては不都合な作品になるんですよね。
いま演ったら大問題ですよ。うん。

さて、航空母艦も「休校」を決めました。
卒業式も中止です。

劇団も休業に追い込まれました。
春には新人オーディションをして、
6月の本番に向けてそろそろネタ出しを、
なんて予定していたのですが、
そんな状況じゃなくなってきてます。

願わくば、事態が収束して、
一日も早く通常運転ができるように。
ここ1、2週間がヤマだとか言ってますね。
そこまでの回復運転が大変でしょうけど。

がんばっていき、、、たいけれど、
再開の目処が立ちません!