2020年1月18日土曜日

劇団なもんで!ラジオにも出ます!

TBSラジオの番組に出演することになりました。
番組名は「High School a Go Go!!」です。
毎週月曜21:00~21:30の放送です。
劇団ERAの出番はこの番組のワンコーナー。
で、その収録が1月27日(月)の放課後に組まれています。

問題は、どこまでウチの‟劇団”というコンセプトが伝わるか、ですよね。
勝負はここにかかっていると言っても過言ではありません。
高校の部活動とはいえ、演劇というジャンルを本気で追求したら、
それはいわゆるネガティブな意味での「高校演劇」には納まらないはずです。
というより、そんな場所には行き着くはずありませんよね。

いるじゃないですか、「高校演劇」を一括りにして、
よいこのお遊戯会かなんかと同一視してくるオバハンが。
(いや、お遊戯会だってそれはそれで大変なものですけどね)
つまりは舞台に立つ子どもとそれをビデオ撮りしに来る保護者のための、
閉鎖的なジャンルなのだという偏見ね。
このステロタイプは迷惑でしかありません。

視野が狭いなぁ~。
その割に自分の価値観に絶対的な自信を持ってたりするからタチが悪い。
残念だなぁ~、そんなんで演劇をつまらなくしちゃダメだよぉ~。

ウチはそうじゃない。
少なくとも自分たちを優先したりしません。
発想の出発点と帰着点は常に観客であると考えます。
演劇というジャンルを背負って立つ覚悟でやってるつもりです。
なにしろ部活動という隠れ蓑がありますので、
チケットノルマがあるわけでもなく、
稽古場をいちいち借りる必要もない。
プロの劇団さんや市民劇団なんかより恵まれた環境にあるのだから、
自由に演劇させてもらってます!

劇団ですから外部での活動がどうしても多くなります。
今回、柏市のイベント『平和Kyo演』に参加しますが、
同じ柏市からの依頼という点では、
平成20年7月にも『夏休みこども観劇教室』に出てます。
この時は「狼たちの終わらない放課後」を板に掛けました。
「ジョビジョバ大ピンチ」を下敷きにした作品です。
男が拳銃を持って教室に乱入してくるシーンがあるのですが、
そのあまりの迫力に、観客であるこどもたちがビービー泣きだすという、
ある意味、劇団にとってはトラウマな演目です。
客層はあるていど意識してたんですけどね。

ラジオにせっかく出るのでこの『平和Kyo演』の告知と、
できれば関東大会が柏に来ることを宣伝できればと目論んでおります。
番組の意向とは違ってしまうかもしれませんが、
「今、柏が演劇で熱い!」的な空気を醸し出せればと思っております。

あ、あと新入部員募集中!
これも押し出していきます。
がんばっていきまっしょい!

2019年12月28日土曜日

アミュゼ柏です

来年の話をしても鬼が笑わない時季ですよね。
2020年3月20日に演ることになりました。
アミュゼ柏でガチのイベントです。

柏市は昭和60年3月20日、
世界の恒久平和を願い「平和都市宣言」を行いました。
来年はその35周年という節目の年なんだそうで、
劇団ERAにお声が掛かったというわけです。

かしわンの新聞取材をお受けしたときにも思いましたが、
困るんですよね~、ウチはどちらかというと反逆児なんで。
イメージが違うんですよ、こういう真面目なのは。
権力を茶化すことに喜びを感じる集団なんですから。
戦後70年のタイミングで『圧倒的ミクスチャー』という、
戦争に題材を採った芝居を板に掛けたからでしょうか。
(※知る限り4地区では唯一だったはずです)
翌年も「激動の昭和史」的な芝居を打ってますし、、、。
なんだ、結局やっぱり真面目なんじゃないか。

僕らは戦争を知らない世代です。
親だって先生だって戦争が終わって生まれたんです。
そんな僕らが考える《戦争》とは何か。
ほんとうの《平和》とは何か。
戦争を知らないからこそ、
ただの興味・関心だけでは済まされない。
正しい理解が僕らには求められています。

平和都市宣言35周年記念
平和Kyo(響・共・協・今日)演

日時:
2020年3月20日(祝金)
開演:
10:00 ※9:45開場
会場:
アミュゼ柏 1F プラザ・ホワイエ
料金:
無料(自由入場)


お問合せ:
柏市協働推進課04-7167-1127








こちらの公演の稽古に年明けから入ります。
この「プラザ」という会場ですが、
教室よりちょっと広めの小劇場的な空間です。
照明設備もきちんとプランを出しさえすれば、
無料で(付帯設備費は柏市が負担)使いたい放題です。
アミュゼ柏という駅から徒歩圏内の会場です。
据え膳食わぬは劇人の恥です。絶好の機会です。
劇団員の総力を挙げて成功させなければなりません。
このブログを目にしたOG、OBのみなさん!
出番ですよ。
がんばっていきまっしょい!




2019年12月27日金曜日

本棚に『ナイロン』配架しました

ERAの本棚に
ナイロン~本能寺の変・編~
を置きました。
よかったら見てやってください。
昨日の本番を見逃したそこのアナタ! 
キャストは以下の通りです。
脳内で再生しながらお楽しみください。

高山(男)、明智光秀・・・インディ
大垣(女)、キャバ嬢1・・・し~ぷ
笠松(男)、赤井直正、徳川家康・・・コメット
鵜沼(女)、帰蝶、キャバ嬢2・・・ベリア
長森(女)、帰蝶、波多野秀治・キャバ嬢3・・・こまち
中津川(男)、織田信長・・・レンジ


暴言を吐きますとですね、
1)このキャラクター配置で
2)教科書をネタにして
3)「内容限定論議」(=ナイロン)すれば
あら簡単。
創作脚本のできあがりです。


2019年12月26日木曜日

明智光秀はなぜ信長を討ったのか

さて、今日はHalf Time Festival 2019 の本番。
いよいよ令和元年の芝居納めでございます。
朝から曇天模様でしかも寒い。
予報では午後から雨になるとかならぬとか。
ウチは沼南高柳さんと共に、一番目の上演です。



舞台中央の台を机に見立てます。



日本史の課題に6人で取り組みます。
主人公の高山はナイロンを提案します。
ナイロンとは「内容を限定して論議する」こと。



ナイロンのテーマは、
「明智光秀はなぜ本能寺の変を起こしたか」



しかし、ナイロンするはずが、
いつのまにか「本能寺の変」ごっこに。





家康を「キャバレー・うつけ」に招いて接待です。
饗応役はもちろん光秀です。



みんな台本を持ってます。
役者がセリフを憶えられなかったから……、
ではないですよ。



なんやかんやがありまして、
光秀の動機に、この6人なりの結論が出ます。
歴史に興味のない人もそれなりに楽しめる内容だったと、
思ってはいるのですが、、、、。
偏差値高い系の芝居は難しいですね。

カンユウ先生、このイベントは復活したんでしょうか?
まあ各学校ともいろいろ事情があるんですよね。

次の公演は、3年生を送る会に合わせて校内になります。
学外から観覧希望の方は、事前に劇団員を通して予約をお願いします。