2019年4月7日日曜日

明日から部活動見学ですね

公演チラシのイラストは手描きです。
鉛筆で下描きしてからペンを入れます。
偉い人にはわからんのです。
スクリーントーンなんてものは所詮飾りです。

僕たちはアナログで手間がかかるものを偏愛しています。
そもそも演劇というジャンルこそ不経済なんです。
同じ時間、同じ空間を共有しなければ成立しない。
合理性だの経済性だのに重きを置く現代社会と反りが合わないのは、
これはもう性分なんです。むしろステイタスにすら感じます。
社会性からはみ出す不器用さは生まれつきの体質だから諦めるしかありません。
でもそれが僕たちの創造性と結びついているなら、むしろ誇るべきなんだ。

コピペで右から左って人に創作脚本は書けないでしょ。
ノコギリが真っ直ぐに引けない。釘の一本も打てない。
そんな人に演劇なんてできませんよ。
そんなんで演劇やってるなんてよく言えたもんです。

もちろんインターネットは革命でした。
それはかつては可能性に満ちていました。
僕たちの未来を無限に拡げてくれるはずの夢の技術でした。
しかし、やがて限界を迎え挫折する、という意味でも、
革命だったんですよ。

結局、インターネットは人間の断絶を生んでしまいました。
だってそこには無知による暴力が満ちていて、
おびただしい虚像が溢れ、同調圧力の正義が横行し、
みんなが平等に苦しむことが善しとされるのですから。
僕たちは理解し合うことはできませんでした。
そりゃそうですよ。
顔の見えていない相手を、
どうやって理解するっていうんだい?

自分のノドから発する声で、
手を動かして書いた文字で、
顔の表情、カラダの表情、
それらのすべてを使ってコミュニケーションする。
直接に手渡しするものだから非効率極まりないけれど、
まず、自分の手の届く距離にいる人に、
しっかりと伝えることが大事なんだと思う。

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次回公演のお知らせ

かしわンダーランド2019
新入生歓迎公演① 
『あなたの声をお聞かせください』
日 時:2019年4月13日(土曜日)
   13:45 開場  14:00 開演
場 所:本校南校舎2F 演劇実習室


かしわンダーランド2019
新入生歓迎公演② 
『月の雫のはづき』
日 時:2019年4月27日(土曜日)
   13:45 開場  14:00 開演
場 所:本校南校舎2F 演劇実習室

①、②ともに、お問い合わせは
お近くの劇団員かまたは演劇部顧問まで 
まずは公演チラシをゲット
演劇実習室で、僕と握手!

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2019年4月5日金曜日

新感覚演劇をやるよ


さぁ~て、劇団ERA、次回の公演は?

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かしわンダーランド2019
新入生歓迎公演① 
『あなたの声をお聞かせください』
日 時:2019年4月13日(土曜日)
   13:45開場 14:00開演
場 所:本校南校舎2F 演劇実習室

この公演には台本が存在しません。
観客のあなたと創る舞台です。
インプロなんかよりぐっと刺激的な
お芝居ではない「なにか」をお送りします。
これはドキュメンタリーです。
劇団員が演技の壁にブチあたって苦闘する
そんな様子を鮮度100%でご覧いただけます。
このイベントに参加して入団を決意するのも善し。
あなたのご参加をお待ちしております。

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『あなたの声をお聞かせください』
「通常の3倍」面白く観る方法

1)ブッ込み合戦に注目!
   われわれの世界では、
   共演者からの無茶ぶりを「ブッ込み」と呼びます。
   本番中の役者が役を離れて素に戻るのは御法度なんですが、
   このイベントではアリ。
   ブッ込まれた役者が素になる一瞬を見逃さない。
   突然の攻撃に戸惑う姿は、まさにドキュメンタリーです。
2)イニシアチブの奪い合いに注目!
   物語のイニシアチブ(主導権)をめぐる争い。
   誰もが主人公のつもりで目立とうとしています。
   自分の役がオイシクなるなら共演者を押しのけても構わない。
   同期ならなおさら、たとえそれが先輩であろうとも……。
   そうそれはまさに仁義なき戦いです。
3)紡ぎだされるストーリーに注目!
   台本のないこの演目は、その場で即興の物語を創ります。
   物語るのは舞台上の役者だけではありません。
   客席のみなさんの『声』がストーリーを進行します。

どんなイベントなのか、イメージがつかめない?
ならばぜひ!
百聞は一見に如かず、です。
新聞は一軒に一部、とも言います。
『あなたの声をお聞かせください』にご参加ください!

明日は入学式です。
在校生は家庭学習ですので、活動は午後からになります。
12:45のバスに乗り、13:30からはじめましょう。
がんばっていきまっしょい!

2019年4月2日火曜日

大工仕事、からの~、お花見




箱馬と平台。
両者とも基本的な装置ですが、
丁寧な作業を軽視してはいけません。
舞台の安全にも関わることです。


午前中で作業を終えたら、
昼食は「お花見」しながらいただきます。
この桜が校地内で一番早く満開を迎えます。
(実はまだ満開ではなさそうです)
お花見は劇団ERAの恒例行事です。
まぁ学校で花見するのってウチぐらいですけどね。



さて、新歓公演『月の雫のはづき』キャスト決まりました。

【CAST】
はづき・・・・ベリア
みづき・・・・こまち
拓斗・・・・・インディ
乃亜・・・・・し~ぷ
早坂・・・・・メルティ
若松・・・・・コメット

4/27(Sat)14:00より
本校南校舎2F演劇実習室にて
待ってます!

2019年4月1日月曜日

部活で大工仕事できるなんて幸せですわ

世間では新元号が話題ですね。『令和』ですか。ふむ。
私たち劇団ERAは発表の瞬間、大工仕事をしておりました。
顧問の先生は教員室のテレビを視ていたようですが……。

3×6平台の釘がバカになりました。
やむなく一度解体いたします。
で、せっかくなので持ちやすいように切り欠きを。
ノコで細かく切れ目を入れて、
ナグリで叩いてやると☟こんなカンジです。

で、このままでは痛いのでヤスります。

空枠が歪んでいるものは組み直しです。
オーマイガッ!
実は中桟の部材が寸足らずだったことが判明。

バラして、

電動ドライバーでコーススレッドをねじ込みます。
直角が出てるか心配なのですが、

オッケー、大丈夫みたいですよ。

平台のほかに箱馬を新造する計画です。
ぺが先輩からもらった12mm厚の板を使います。
はい、ついに使います。
ずっと廊下にほったらかしでした。

現物から寸法を取って、コピーを造ります。


ところで、世間的には春ですね。

また今年も咲きました、桜。
まだ満開は迎えておりません。


劇団ERA恒例の「お花見」は明日、決行です。

そうそう、『月の雫のはづき』ですが、
投票の結果、意外にも票が集まりまして、
無難にキャストが決定したようです。

明日には台本が配られます。
がんばっていきまっしょい!