2019年1月8日火曜日

演劇どうでしょう

きっかけはなんでもいいんです。
ただなんとなくで構わないのですよ。
細かい動機なんて一切問いません。
公演に足をお運びくださいませ。
お客さまにご覧いただけなかったら、
どれだけ稽古しても虚しいだけです。
ぜひ一度、私たちの舞台をご覧ください。


……と、お客さまにお願いするからには、
だからこそ私たちにとって大切なのは、
ご来場のみなさまを失望させないことだと思ってます。
芝居のマネごとをする以上は責任を持たなきゃダメなんです。
お客さまから時間という価値を支払ってもらい、
対価として芝居をお見せするのであるならば、
より高品質なものを披露する必要があるんです。
いやぁ~簡単に言っちゃいましたけど、
これがめちゃんこ難しいのは確かです。
それができれば世話はないのです。

最初はだれでも「不特定多数の匿名の誰か」です。
この見知らぬ誰かを「顔の見える誰か」に変えていきます。
ただチラシを配るだけじゃあ人は集まりません。
だから手段を選んでいる暇はないのです。
とにかくご覧いただくためにさまざまな工夫をする。
時にはモノで釣ることも必要かもしれません。
毎年バレンタイン公演にご来場の方には、
ささやかながらチョコレートをお配りしております。

そして新規のお客さんを獲得するのに成功したら、
次には固定客に育てていかにゃあなりません。

演劇を文化として根付かせたいなら、
集客ということをきちんと考えなければなりません。
演者だけでは成り立たないのが舞台です。
いいえ、あらゆる表現活動は受信者があってはじめて成り立つのだ。
私たちが芝居のマネごとをするからには、
受信者=観客の裾野を拡げる義務があるんです。
見る側の演劇ファンを育てなきゃならんのです。

2019年1月7日月曜日

「サンタ」を掲載しました

平成30年度ハーフタイムフェスティバルで上演しました、
「サンタがうちにやってきた」を、
ERAの本棚に掲載しました。
よかったら読んでやってください。


 まっかなお鼻の トナカイさんは いつもみんなの マーライオン (^^

2019年1月6日日曜日

暗転エピローグ

いまさらですが……、
平成30年11月27日初版発行の
『暗転エピローグ・第1巻』を入手。

ISBN978-4-04-893993-5
以下は帯のあおりです。

声優・生田善子が原作
自身の経験を生かした
ちょっとリアルな
高校演劇コミック!

キャラクターデザインにTiv、漫画担当にパインをむかえた、
所沢市役所超絶協力による高校演劇応援プロジェクト!

ちょっとリアル……なるほろ。
体験談ならそりゃリアルだと言わざるを得ないっスネ。
いくつかの高校演劇部を取材して、
最大公約数を導き出そうとする労力に比べりゃあ、
マチガイない! たしかに。

部活を題材にした漫画ってたくさんありますけど、
圧倒的に運動部を扱ったものが多いですよね。
野球、サッカー、バスケ、テニス、柔道、剣道、
バレーボール、水泳、なぎなた、ダンス etc……。
スポ根って(ちょっと古い?)テーマとしてわかりヤスイし、
なによりちゃんとしたルールがあるから取り扱いヤスイ。
プロリーグのある競技なら主人公の夢も設定しヤスイ。
ある程度の型?パターン?のようなものがあったりなかったり。
はじめは初心者だった主人公。
イイ感じで練習を重ね、試合に臨むが挫折を経験。
友情パワーで努力を積み重ね、ライバル校に見事勝利!!!
漫画の流行で新入部員が増えたなんて現象も。

そこいくってぇと文化部はわかりニクイですね。
特に演劇部は扱いニクイだろうなぁと思います。
コンクールの審査に明確なルールなんて存在しないし、
トップリーグでやってけるほど役者って甘くないそうだし、
高校演劇レベルなら根性無用でやれちゃうんだろうし、
それでいいとは断じて言わないけど、
それこそ学校によって取り組む姿勢はバラバラで……。
多様性ということならこれほど豊かなフィールドはない。
だがしかし、だからこそ実態がつかみニクイ。
漫画や小説や映画などという枠に納まるものじゃない。
と、思ってたんですが。

……ちょっとリアル? なかなかリアルです。


2019年1月1日火曜日

新しい年も演劇実験

平成31年です!
5月から新しい元号になります。
今のうちに使いまくりましょう、平成。

さて、演劇部では、
平成31年2月16日(土)に、
校内公演を計画しております。
この日の午前中には、
「3年生を送る会」がありまして、
それに合わせて日時を設定しました。
場所は演劇実習室です。
開演は14:00を予定しています。

今回の作品が52本目の創作脚本になるはずなんですが、
題名どころか内容もまだ決まっておりません。
ただ、演劇実験をすることだけは決まっております。
日本の景気回復のお手伝いをします!
平成最後のバレンタイン公演となります。
この時期ですと、入試も終わって、
すでに本校への入学を決めている中3生もいるのでは?
観覧をご希望の方は、事前にご一報くださいね。
04-7191-5242(高校教員室)

それでは平成31年も、
がんばっていきまっしょい!