2018年8月22日水曜日

ライブサーキットは体力勝負!

いよいよ今度の日曜日に迫って参りました。
『かしわンダーパレード』!!!!!!
柏駅周辺を舞台に繰り広げられるライブサーキットです。
第1回目のテーマは「つ・な・ぐ」。
私たちERAは舞台とお客さまを「つなぐ」芝居を打ちます。
おなじ観るなら参加しなきゃ損!損!
しかも野外。しかも無料。
ぜひ応援してください。

5舞台50ステージ!
こりゃ、ホンキで観るとなったら大変だ!
上演スケジュールは当日配布いたします。
小雨でもやります!
台風が直撃したら?、、、その時は、、、。


ちなみに略称は「かしわン」です、念のため。
そもそも私たちは、劇団ERAの公演活動を、
「かしわンダーランド」と銘打っておりまして、
今回のイベント名はそこから引用(転用?)しました。



正式には「高校演劇」って頭につくらしいけど、ふふっ。
私たちはそのカテゴライズ、大嫌いなんですよね~。
こちとら「誰も経験したことのない演劇」を旗印に掲げた‟劇団”ですから。
「どうか温かい目でよろしく。高校生なんで、、、」
かぁ~っ! 甘い甘い! ぺっぺっ!
ルノアールのココアより甘いわっ!

ホントは歌舞伎舞台バージョンと演出を変更しているので、
(キャスティングも変更しましたので)
少しでも多くの稽古時間を確保したいというのがホンネ。
実はネ、めくり書いてるヒマなんかないんですよ!

しかも、今日から夏期講習・後半が開始。
午後にならないと、全員揃いません。うわぁ~あ!
がんばっていきまっしょい!

2018年8月11日土曜日

リアルについて考えようじゃないか

音効さんの仕事って半端ないっすよね。
「職人技」って大好物なんですよ。
少し前にNHKの番組で拝見しましたが、工夫次第でどんな音でも造ってしまう。
できないってことを絶対に言わない。
しかも音効さん曰く、
「ホンモノの音を録ってくるより造った方がリアル」であると。
愉快痛快!へっ、生音を持ってくりゃいいってもんじゃねえんだよ。

「欲しい音がなかったら造ればいいんじゃない?」(by マリー・アントワネット)
イエス ユア ハイネス! 劇団ERAでは造ります。

たとえば、
銃を構えたときの「チャッ」という音。
ホンモノの拳銃を扱ったことがないからわからないけれど、
ドラマやアニメでそんな音がしますよね。
リロード音じゃなくってね。
構えたときに「チャッ」。
ええ、探しましたよ。
倉庫にありました、見つけました。
脚立の開き止め金具の音です。

たとえば、
「発電所のタービンが停止する音」
こんなの、効果音のCDにありますか?
勉強不足かもしれないけれど、
僕たちはついに見つけることができなかった。
しかし、どうしても芝居がその音を要請している。
ええ、造りましたよ。
剥き出しの換気扇の羽根に、
プラスチックのうちわを押し付けると、
バタバタ音を立てながらやがて回転が止まる。
タービン停止の音なんて聞いたことありませんけど、、、。

「リアリティのないドラマはお客さまを惹き込めない」
確かにその通りだと思いますよ。
だからといって生音をそのまま「ポン」と持ってくるのは、
なんか違うと思うんですよねぇ~。
スピーカーを通したとき、お客さまにいかに「リアル」を感じていただけるか。
これが大切でショ。
僕たちはリアリティを勘違いしたくない。
お客さまの想像力を助けることになるなら、ウソはつくべきなんだ。

だから同じ理屈で、
実在の街を想定しながら台本を書くのは構わないけど、
実在の街を舞台にしたくはない。
そんなことしたって現実味が増すわけじゃない。
あまつさえ実名を出すようなマネをして、
それってお客さんの想像力をバカにしていると思うんです。
信じていいんじゃないんですか、もっとお客さまを。
大切なのはそこじゃないよ、みたいな。
架空の街が舞台でもそこに生きる人間がきちんと描けていれば大丈夫でショ?
「スターウォーズはウソだからダメ」って怒る人っている?

2018年8月7日火曜日

合宿4日目

行くぜ!げきサマ

いよいよ最終日です。
きょうは一日、観劇三昧です。

上田市はサントミューゼで開催されます
全国大会にお邪魔します。
とても広いホールでスケールに圧倒されます。

上演1中部日本ブロック代表 富山第一高等学校
『ぼくらの青春ドキュメント』(作/ユウと愉快な仲間達)
上演2四国ブロック代表 香川県立丸亀高等学校
『フートボールの時間』(作/豊島了子と丸高演劇部)

ここで午前午後の完全入れ替えがありました。

上演3関東ブロック代表 栃木県立栃木高等学校
『卒業』(作/角海紀雄・栃木高男)
上演4九州ブロック代表 創成館高等学校
『髪を梳かす八月』(作/塚原政司)
上演5開催県代表 長野県木曽青峰高等学校
『Another Lifeが座る場所』(作/日下部英司・手塚万桜・藤澤明穂)

合宿疲れで眠い目をこすりながら(失礼しました!)の観覧でしたが、
さすがは全国大会!といった上演ばかりでした。
勉強になりました。ありがとうございました。

復路、北陸新幹線にて上野駅へ。
無事に現地解散しました。

さて、明日から長いOFFに入ります。
次の活動はお盆明けです。

2018年8月6日月曜日

合宿3日目

行くぜ!げきサマ

本番が無事に終わりまして、
きょうは信濃観光です。
まずは最寄駅の滋野まで歩きます。

一路上田へと参ります。
今年も上田城を訪れます。
真田神社にお参りしました。
上田駅に戻って上田電鉄を利用します。
別所温泉へ向かう電車です。
塩田町駅で下車しまして、
「信州の鎌倉シャトルバス」に乗り込みます。
揺られること7分、無言館を訪問しました。
第二次世界大戦中、志半ばで戦場に散った画学生の遺作が展示されています。
絵画やブロンズ像、書簡などが観覧できます。
このモニュメントの赤ペンキの意味。
考えさせられるところも大いにありますし、
それをあえて復元して残す姿勢にも学ぶものがあります。

ふたたびシャトルバスに乗車し、
終点の別所温泉へ。
北向(きたむき)観音です。
長野市の善光寺と向かい合うように本堂が北を向いている、
そこから北向観音という名前になったそうです。
西暦825年に慈覚大師円仁が創建しました。
以来、厄除観音として信仰を集めて来ました。

上田電鉄でかつて使用されていた車輛です。
別所温泉駅構内に展示されています。
丸窓が特徴的です。
上田電鉄別所線のシンボルである丸窓電車モハ5250形は、昭和2年に日本車輌(名古屋)で3両製造され、昭和3年5月22日から昭和61年9月30日まで使用されました。戸袋窓がおしゃれな楕円形だったため「丸窓電車」の愛称で親しまれ、昭和59年には、エバーグリーン賞を受賞しました。
現在、モハ5251は平成23年4月16日にさくら国際高等学校へ無償譲渡され、モハ5252は平成23年10月1日から別所温泉駅においてリニューアル保存され、モハ5253は平成16年9月20日に長野計器株式会社電子機器工場へ移設され丸窓電車資料館となっています。(http://www.city.ueda.nagano.jp/ipro/besshosen/ima.htmlより引用)
このバス停。
真田の赤備えにちなんでいますね。

宿舎では夕食のあと、花火です。
どこの火祭りだよ!