2018年5月9日水曜日

あしたはコホミン

 4地区の発表会は、我孫子市湖北にある「湖北地区公民館」(愛称:コホミン)のホールをお借りして開催されます。こういったホールには通常、専門のスタッフがいて、イベントの際の照明や音響に関する事どもを、それこそプランニングの段階から取り仕切ります。ですから普通であれば照明設備や音響設備にシロウトが触れることはできません。
 しかしながら、高校演劇では「照明や音響も含めて演劇部の活動の一部」です。湖北地区公民館では、照明・音響の講習会を事前に開いて生徒を指導するということを条件に、高校生が設備を扱うことが許されています。これには柏陵の森山先生のご尽力がありました。公民館が完成した当時、会館の職員の方と交渉してこの“契約”を結んでくれたのです。
 我孫子市は、このホールの使用については、県の演劇連盟から申請をしてもらうことによって、無料で貸し出しOKしてくれています。そもそも地区内に有料の会場しか存在しないブロックもあることを考えると、とんでもない待遇なわけです。
 このように、さまざまな人のご厚意でこの発表会は成り立っているのだということを忘れてはいけません。劇団ERAでは、大会初参加となる平成16年の春季発表会以来、ある儀式をしています。その発表会で会館に初めて入る時と、全日程を終えて会場を後にする時に、正面玄関に向かって最敬礼をします。事故なくスケジュールを終えられたことを演劇の神様に報告し、来場してくださったお客さまや、ご協力いただいた会館の方、なにかとご迷惑をおかけしている近隣のみなさんに、感謝するのです。

 さて、あすはその「コホミン」で、照明講習会です。
 所持品;ジャージ類(学校ジャージは不可)
     軍手(ゴムの滑り止めがついていないもの)
     メモ
     筆記用具(青ペン)
     デジカメ(携帯電話の写真機能でも可)
      ※携帯電話については電源を入れることも使用することも許可します。
     昼食(近くのコンビニで購入しても可)
     おやつ(300円以内。バナナはおやつには入りません)
     こづかい(必要な金額以上はなるべく持ってこないこと)
 問題意識をしっかり持って、有意義な講習会にしましょう。

2018年5月5日土曜日

こどもの日ジャン!

学校で休日練習です。
連休も終盤。
みなさん、通常営業に戻る準備はできてますか?
このまま毎日が稽古だったらいいのに。
中間考査なんか来なければいいのに。

さて、永い間封印されていた箱を開けたら、
こんなものが入っていました。



平成22(2010)年度『THE・補習』のチラシです。
この作品も秋の地区で、第2位である優秀賞を獲得しています。
他に照明効果賞もいただいてます。
なかなか中央発表会へは行けませんね。。。

一応、劇団員たちの名誉のために述べておきます。
ウチの芝居は「漫画の原作を舞台化している」という裏設定がありまして、
だからチラシに登場する人物は必ずしも役者の似顔絵ではないのです。
ちょっと画風が昭和の漫画みたいな。
2.5次元のハシリみたいな。
演じた役者はこんなにしゃくれてはいないぞ、みたいな。
男3人の芝居のはずですが、この赤い服の女の子は??
劇中の回想シーン(妄想シーン?)に登場する「サヨ」です。

2018年5月3日木曜日

休日は柏駅徒歩圏内で

今日は憲法記念日、大型連休も後半戦突入ですね。
劇団ERAは富里近隣センターで稽古です。
9:00から和室をお借りしてます。

昨夜からの強い雨と風が朝になっても残り、
集合が危ぶまれましたが、
全員が定刻前に現地に辿りつきました。
すぐ動けるようにジャージで集まります。
入部したての1年生4人も一緒です。
「見せてもらおうか、新入部員の芝居の才能とやらを」

まず第一に曲に合わせてストレッチ。
いつもの音源がなかったため、別の曲です。
続いて「舞台における注意事項」の講義。
2年生が中心になって1年生にレクチャーします。
あれこれ専門用語を覚えなくちゃいけません。
なんとなくプロっぽくてカッコイイから?
いいえ、舞台の安全にも関わる大切なことです。

お次は「神のエチュード」です。
いわゆる口立てってやつです。
1年生を舞台にあげて、上級生が神様役です。
そうそう、この和室には舞台があるんです。
たった今、学んだ基本をいきなり応用です。
神様がセリフを与えながら、
同時に姿勢や動きやセリフ回しに細かくダメ出し。
そのたびに物語が途中でストップしてしまいます。
しかし、それでい~んです!
いきなり覚えることがたっくさんありすぎて、
1年生はきっとあっぷあっぷでしょうな。

稽古風景を撮影するのを忘れておりました。
ブログ用の集合写真を近隣センターの玄関で。。。

えとですね、
たぶん「演劇」の一般的なイメージなんでしょうね。うぅ~ん。
1年生のみんなは放っておくと、いかにもな動きをします。
手芝居ダメダメ。前傾姿勢もダメダメ。
不自然に姿勢が良すぎてもダメ。
そして何より、見られてるって意識がなきゃダメ。
いやぁ初々しくてええですねぇ。
生々しいと言う方が正しいでしょうか?
このままでは客前にお出しするわけにいきません。
5日、6日と休日練習が続きます。
春大の戦力として数日で成長しなければなりません。
君は生き延びることができるか?



稽古終わりに、恒例の弁天さまお参りです。






がんばっていきまっしょい!

2018年5月1日火曜日

ERAの制服

劇団ERAでは毎年この時期、
新1年生は黒いTシャツとパーカーを購入します。
演劇って言ったら「黒」ですよね。
たとえば地区発表会などで、
スタッフの役目を担うことになったとき、
つまりは黒衣として活動するときに着る。
そのつもりで、かれこれ旗揚げの頃より作り始めました。
初期の頃は毎年のように衣装に意匠を凝らしていましたが、
なんやかんやで、このデザインに落ち着きました。
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ところが、なんということでしょう。
代々の劇団員たちは、普段の稽古着としてこいつを着るのです。
スタッフの時はもちろんですけどね。
いつもフツーに着てるんです。
聞くところによると、卒業していったお姉さまの中には、
こいつを部屋着にしている猛者もおられるとか。
お気に入りなのか!そこまで気に入ってるのか!
それはともかく、稽古の時にはなるべく派手な、
気持ちの上がる服を着た方がいいと思うんすけど。



‟Limit Break”=「限界突破」という意味ですね。
新入生勧誘のポスターに『行こうぜ、ピリオドの向こうへ―。』と記しましたが、
この意訳ですね。
‟劇人(げきんちゅ)”は「海人(うみんちゅ)」をもじりました。
旗揚げ当時から使用している劇団の商号みたいなもんですが、
まぁ、演劇をやる人なら、みんな‟劇人”です。

‟since 2002”……そうなんです。
つい先頃、旗揚げ15周年を迎えたんです。
意外と長く続いてるんですねぇ~。
いや、それはいいのですが、この記念すべきメモリアルイヤーを、
なんのイベントもなく過ごしてしまったという……。
イヤ、忘れてました。
まったく頭にありませんでした。

春大に向けて、台本コンペを行いました。
そのために昨日と一昨日はOFFにして、
執筆Dayにしました。
各自が持ち寄った台本、なかなかの個性のぶつかり合い。
力作ぞろいのため、この中から一つというわけにも行きません。
すべての作品から最大公約数を探ることにします。














アロエがエアロに見えたという、ただそれだけのネタでした。
冷凍庫で凍らせておいしくいただきました。
あしたもがんばっていきまっしょい!