2016年8月23日火曜日

偶然流れて来た曲は

世間では夏休みも終盤です。
部長のシフォンは語学研修でオーストラリアです。
稽古は遅々として進みません。
後期の夏期講習が始まると、午前中はメンバーがそろわないため稽古になりません。

ある店で流れてた曲が、別の日に同じ店に入った時に再び流れてました。
だからどうってこともないんですけどね。
ウチらが芝居に使う曲にはある基準があって、
それはメジャーすぎないこと。
メジャーな曲だと、曲の自己主張に役者が負けちゃうからなんです。
お客さまが思わず聴き入っちゃうようだと困りますよね。
同じ理由から、歌詞が入っていないことも大事なポイントです。
普段からマイナーな曲を選んで聴いてるつもりだったのですが。
偶然とはいえ、2度も同じ曲が有線から流れてきたので驚いたのです。

BGM:Team Syachihoko 『ULTRA 超 MIRACL SUPER VERY POWERBALL』

2016年8月17日水曜日

秋公演2016

この秋の公演も、劇団ERAは創作でご機嫌を伺います。
創作専門の劇団を標榜しているのだから当然ですよね。

もったいないと思うんですよね、せっかくのチャンスを見逃してしまうのは。
自分たちの情熱の限りを発揮できる機会なんてそうそうありません。

既製作品が悪いとは言いません。
プロの書いたものの方が、そりゃ完成度が高いに決まってます。

でもそれ以上に、自分たちで書いてみなければわからないことって多い。
書くところから始めなければ、たどり着けない境地がある。

今回のお芝居は『本日は快晴なりっ!』と題しました。
劇団ERAにしては珍しく、ガッチリ高校生活を恥ずかしげもなく描きます。

松陵祭(9/24)で初お目見えとなります。




2016年8月12日金曜日

REVANCHE!!

なんやかんやでコンニチハ。お盆休みなのでネタがありません。
ということで、過去の作品をご紹介。
『REVANCHE!!』は平成21年の秋大が初演です。

何者かに地下室に監禁される4人の男女の物語。
しかし監禁されているという現実から目を背けるために、
延々と悪ふざけを続ける4人。

当時のキャストです。
マリリン・・・ぼん
ドクター・・・ハムー
タッキー・・・クリス
ピノコ・・・スプゥ


この台本を平成27年の秋に再演しました。
松陵祭公演の写真はこちら↓
マッハキッドのシーンですね。



ピノコが落ち着きを取り戻します↓ このあと、血文字の意味が明らかに・・・。



再演のキャストです。
マリリン・・・リンス
ドクター・・・グリーン
タッキー・・・ミント
ピノコ・・・シフォン

当時の劇団員にアテて書かれた台本のはずなのに、
稽古を重ねていくほど、なぜか役にピッタリはまってきます。

4人がほぼ出ずっぱりで60分を演じきるんですが、
原案ではもう一人、罪を得て監禁される男がおりました。
しかし、彼を登場させると、時間オーバーしてしまうという理由で、
存在そのものがボツりました。

2016年8月10日水曜日

狼たちの終わらない放課後

今は昔。 ※お盆休みで現役のネタがありません。古い話で恐縮です。
平成20年7月23日(水)柏市富里近隣センターにて、
『夏休み子ども観劇教室』が開催されました。

柏市の教育委員会が主催する行事らしいのですが、
わが劇団ERAにも、電話で出演依頼がありました。
「柏市内で演劇を頑張ってる学校さんに声をお掛けしています」とのこと。
え、その情報は一体どこから?もっと世間に広めてください。

劇団ERAは『狼たちの終わらない放課後』を上演することにしました。
結成初期のころ、得意ネタにしていた演目のひとつです。
この芝居は、上演の記録には掲載していません。
なぜなら、、、、



出演者が全員、卒業生だから。
まぁ、こちらのほうが本当の意味での‟劇団ERA”なわけですが・・・。
上の写真は左からちぃ、りま、のりこ。
他のメンバーに郁ちゃん、まなみぃが名を連ねております。
背景の舞台装置は、ご覧の通り黒板です。
日付によれば、この日は7月3日(木)ですね。
本番を数週間後に控え、彼女たちは母校に集まって、芝居の稽古を重ねました。

で、実際の舞台写真がこちら↓



普通に近隣センターの和室ということで、照明効果は特にございません。
もともと暗転を必要としない芝居は、ウチの得意分野です。
お客様は幼児&児童およびその保護者です。


主演はちぃです。
しかしみんな若い。卒業して間もなくですから当たり前ですが。
ハーフタイムなどまだ存在しなかった時代。公演できるチャンスを貪欲に求めていました。



今はもうオシャカになりました、初号機(黄色いCDデッキ)が写ってますね。

この演目が下敷きとなり、現在のレパートリー『カラフル』が誕生しています。
放課後の補習、突然の闖入者、立場が逆転するという構造がそのまんまですね。
だから、現役の劇団員も、どこかでこの5人の恩恵に与っているんです。
そういう想像力(遠く慮る能力)は、表現者として必須だと思うんですが。