2016年5月21日土曜日

活動再開!

中間考査も本日が最終日。午後から活動再開です。

が、しかし。
緊急事態です。

春大の開催がただでさえ早まっているうえに、
1年生の動きが鈍かったため、台本が完成していません。
いや、構想はあるんですがね。
辛うじて今回決定しているのはタイトルだけ。
『パスワードはゼロ』。

劇団ERAの創作脚本は、いつだってアテ書きです。
新人さんたちのポテンシャルを見極めないうちに、考査期間に突入したのは痛恨でした。

で、時間のない中で思い切っての賭けに出ます。
口立てという手法を用いて、芝居を完成させます。

うまくいく保証はありません。
しかし、やるしかありません。

今日からは日曜返上でノンストップです。
春大まで、がんばっていきまっしょい!

2016年5月5日木曜日

子どもの日ですが

世はまさに大型連休ですね。
ご家族でお出掛けの機会も多いと思います。

そんな折、フと訪れた店の有線放送から、
聴きなれた曲が突如として流れてきた、なんて経験ありませんか。
あれ、このイントロ?といった感じで耳がひょっと奪われてしまう。
それも絶妙にマイナーな曲だったりするといけません。
現実の中にあって現実に引き戻される、とでもいいますか。

これと似たようなことがお芝居の最中にも起こり得ます。

演劇では、その場の状況や人物の心情などに合わせて曲をかけます。
これをミュージック・エフェクト(ME)などといいます。
このMEの選曲には、本当に気を遣います。

たとえば、
誰もが知っているお馴染みの曲には、お客さまそれぞれの印象がすでにあって、
いやな言い方ですが、手垢がついていて使いづらい。
よほど特殊な場合でなければ採用されることはまずありません。
(あくまで劇団ERAの場合です)

BGM:Team Syachihoko 「Chérie!」

2016年5月1日日曜日

創作の方法②

われわれが台本を創作するうえでの基本的な考え。
特にセリフの作り方について常に心掛けていること。
それは・・・『人間は本当のことを言わない。人間はウソをつくものだ』
ということです。

現実の生活で誰かに本音を話すなんてことありますか?
そう、そんな機会はそう滅多にありませんよね。
いや、もともと自分の本音がどこにあるのか、
当の本人にだってよくわかってなかったり。

人間が発するすべての言葉は、必ずどこかねじれている。
本人が「これが僕の本心だ!」と勢い込んでみても、
言葉にはおのずと限界というものがございますしね。
どんなに近似値を探ろうとも、自分の本心を言い表す「これだ」という言葉には
なかなか出逢えるもんじゃありません。

決して直球ストレートは投げられない。
どうしてもナチュラルにカーブがかかってしまう。
言葉はさらに、それを受け取る人間によりさらにねじ曲げられる。
バイアスがかかった解釈が、誤解を孕んだ次の言葉を生む。

劇団ERAの芝居のセリフは、そんな現実に合わせて作ってあります。

でもって、そんなふうに仕組まれた台本を、あーだこーだするのです。
役者はその瞬間の状況に合わせて登場人物の真意を計算します。
セリフの表面には露出してこないものを透視します。

即興性を重視する考え方も存在しますが、われわれはその神話は信じない。
神経を研ぎ澄まして役が憑依するのを待つ、というのはやはり無理がある。
少なくともお客さまに「ご覧いただく」という立場の人間がすることじゃないと考えるのです。


2016年4月23日土曜日

新歓公演 千秋楽!


新入生歓迎公演『もしエテ』千秋楽でした。
まずはいつもの前説太郎。
ミントグリーン、お疲れさま。
オレンジ色バージョンのご紹介
そして開演。

まじめなケイ

お気楽なユリ
そして鬼教官

主演のシフォン、ノエル、シャディ。お疲れさまでした。
特にノエルは「3年生を送る会」以来、
もう2ヶ月も主役を張っていたわけです。
カラダでおしえて、あ・げ・る♡

エア柔道の剛田平八郎
柔道部は練習が厳しすぎて、部員がみんな辞めてったという設定。

傷口を拡げないで~

居合抜き愛好会・沖田総美

律子と節子は絢香の『にじいろ』を披露
『もしエテ』新歓バージョンには、柔道部、居合抜き愛好会、アカペラ同好会が登場します。
ケイとユリはダンスを披露します。要するに、パフォーマンス合戦です。

これには、お客様に「演劇の可能性」をアピールするという意図があります。
「演劇」って、どんな要素も貪欲に入れ込んでいける可能性を持ってるんです。

合唱部があるのにそれを差し置いて他の部が合唱してしまうようなのは仁義を欠きますよね。
だから、本校には現在のところ存在しない団体の登場、ということになるのです。


♪うさぎ追ぉ~いし
♪かの川ぁ~

お客様にも踊ってもらいます
新歓バージョンでは、「3年生を送る会」の反省を踏まえ、お客様にも踊ってもらえるように工夫しました。(強制的に踊らされてる?)
『さんぽ』は、ほぼ手話歌です。幼稚園などでもやりますよね。
『ふるさと』のほうは、手話歌をもとにしながらも、オーバーアクションで踊ります。
途中から鬼教官のレクチャーも曖昧になり・・・。

パパイヤ・キャロリン・エアロが来てくれてます。
う~ん、どうせならちゃんと踊ってくれよ。

スペアキーがなぜか手元に・・・


ふ~る~さぁ~とぉ~(泣)

公演が終わったあと、1年生のあだ名が決定しました。
ぱふぃ・モカ・ダース・ハース・ぺが・ぷらむの6人です。

ではでは、来週もがんばっていきまっしょい!