振り返れば劇団史上初。
これまでやってこなかったことが異常。
まず、前回のブログでもお知らせしましたとおり、
劇団ERAは秋季地区発表会に参加しません。
新型コロナがこわいからということももちろんあります。
でもそれでボイコットするわけじゃぁない。
いまはまだ客前に出せる状態じゃないんです、
ホンットに。
とにかく未経験の新人ばかりが集まりましたから。
ヤル気だけはあるみたいなのが救いです。
で、今回ですね、画期的なことをしまして、
練習計画表なるものを作成したんです。
この9月はそれにしたがって稽古をすすめております。
実はこれが劇団史上初となります。
大会に出るあてもないままに、ひたすら基礎練習の日々です。
逆にそのおかげで副産物がありました。
ゆったりと毎日を過ごせてるんです。
計画表を作ったのも初ですが、
こんなに稽古そのものが目的化するのは初めて。
なにより気持ちに余裕があります。
もちろんこれまでも大会前にはスケジュールを組みました。
でもそれって大会の日程から逆算して決めた、
いわばノルマをこなすための計画。
ひしひしと実感してます。
今までどんだけ忙しかったんだろう。
ずっと外発的な圧力に追われてきたんだなぁ。
自分たちの意志とは関係なく、
演劇「させられて」いたんじゃないか。
新型コロナの影響で8本の公演がフイになりましたが、
(8本だぞ8本!ひとつやふたつ大会がなくなったぐらいで泣いてんじゃねえよどこかの運動部さんよ)
たしかに現役部員たちには不幸なことですが、
逆に「演劇部」の活動の在り方を考え直す機会になりました。
階段の一番下から一段ずつレベルアップできるよう、
毎日のメニューを月単位で組みました。
初歩の初歩、基礎の基礎から、徐々に身につけられるように。
ひとつひとつの練習に入る前には、
そのメニューを通してどんな能力を身につけて欲しいのか、
以前にやったメニューとどうつながっているのかを、
明確に伝えるようにしています。
ようやくよちよち歩きを始めたばかりで、
現役が成長を実感することなんてまだまだ先のことでしょうけど、
薄紙でも重ねていけばいつか分厚くなることを信じて。
がんばっていきまっしょい!
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