人数が少ない部が捻くり出したエチュードです。
その名も『2人で3人』。
板に上る役者は2人だけ。
ソデに3人目の人物がいるという設定です。
3人目は事情があって舞台上に出られない。
2人のうち1人がその事情を察していて、なんとか3人目のフォローをしようとする。
逆に、残る1人は、なんとか3人目を登場させようとする。
このエチュード、いつの間にか定番化した3人目の名前がありまして、
それが「ユッコ」と「ルミ」なのです。
人数が少ない部にとっては、彼女たちも立派な部員(?)です。
新歓公演『蝸牛ナイとメア』に、この二人がなんと登場します!
しかも実体を伴った登場人物として。
ところで、初心者のうちってそうですよね。
セリフで全部の説明を済ませちゃおうとする。いるでしょ、そういう人。
あくまでソデ中の3人目に向かって話しているんだということ。
このことを忘れないようにしましょう。これ大切。
自然な会話の中で、どういう状況なのかを知らせましょう。
それはもちろん観客にも、そしてもう1人にも。
即興劇の修練を繰り返し積んでいくことで、
舞台上での役者の「在り方」を体得していくのです。
1年生の最初のうちは慣れるまで時間がかかります。
ですが、習うより慣れちゃえばこっちのもんです。
新入学予定者諸君!見る前に飛べ!
明日も、がんばっていきまっしょい!
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