2023年10月3日火曜日

2対1の練習というのはですね

2対1というのは、たとえば、刑事と探偵が2で、容疑者が1です。

刑事と探偵はそれぞれ同じ情報を与えられますが、そこから導き出す答えが違います。

だから実際には、正義と悪との争いではなく、正義と正義のぶつかり合いが正しい。

最終的に、どちらのシュートがゴールネットを揺らすのか、ということです。

同じように、ヒロインが1で、ヒロインを争う男たちが2という構造も考えられます。

患者に寄り添う医師と、冷酷で拝金主義の医師とが2で、難病を抱えた患者が1。

この場合、2の側は〈共生〉していることが肝心です。

相手をなんとか出し抜いて優位に立とうとするけれど、

相手がピンチに陥った時には、ちゃんと「塩」を送る。

相棒(バディ)ものと呼ばれる一連の作品が、大いに参考になります。

ほとんど、いや、絶対に、凸凹コンビが主演を務めているはずです。

ちなみに客電を落とすというのは、帳を降ろすことです。

2023年9月19日火曜日

『推しドンの放課後』アンケート

松陵祭公演『推しドンの放課後』

ご観覧いただきありがとうございました。

お客さまからいただいたアンケートから

ブログ掲載を承諾していただいたご意見をご紹介します。









〇作品全般についてのご感想をお書きください。

・「力はパワー」は笑えました。

・テーマを見た時はどんなレアッぷりかと思いましたが、教室の普段を垣間見たみたいで楽しかったです。1つの事について論議する様はどんな時もおもしろいですよね。

・みんなそれぞれに食べたい丼への思いと意見があってバラバラな中で自分の陣営に引き込もうと画策しているのがおもしろかった。

・高校生っていいなぁと思いました。

・わさびアイスは心あたりがある。

・小さなテーマでも演劇にできるんですね。

・推しドンという言葉もキャッチ―で興味を引きました。チラシで見た時に1番目にとまりました。

・日常って感じが良いですね。でももう少し意外性があってもいいのかも。

・掛け合いがとても楽しかったです。テンポよく会話がすすみ引きこまれました。

・会話内容も飽きなくて楽しかった。音がなかったけど引きこまれた。

・かしわンと同じキャラでまずテンションが上がりました(笑)切り取る場面、テーマがとてもおもしろいなと思いました!引きこまれました。

・食べ物の栄養など詳しく言っていてプレゼンがしっかりしたものなのに面白いというのがスゴかった。自然に話を進めていて内容も理解しやすかった。

・女子高生の日常感はよく出ていたと思います。単調な感じもしたので転結をはっきりさせても良かったかと思います。

・どんぶりの定義とかが知れて良かった!! プレゼンすごくおもしろかったです!!

・一人一人がとても役になり切っていて私もそこへ参加したい気分でした。

・それぞれの推しの要素を組み合わせるという多様性のある考え方にとても感心した。

・日常生活に本当にしてそうな会話で良かったです。

・話の流れがスムーズでオチも良かった。

・期待以上のものでとても面白かった。次回もまた観たいです!

・またやってほしいです!!


 







〇役者の演技についてのご感想をお書きください。

・いつもとは別人の様な感じがしてすごいなと思った。声がとても通っていた。

・みんな声のボリューム、表情、演技力!すばらしかったです✨ これからもがんばってほしいです。

・よくセリフ覚えられたと思います。

・舞子ちゃんと由莉ちゃんの兼ね合いがすごく好きかも!! 間が絶妙でツボでした。もっとたくさん見たいと思いました。

・役者の個性が役柄にはまっていて(そのように感じられました)良かったです。

・4人とも個性豊かなキャラクターで面白かったし自然で上手でした。

・滑舌、目線、頑張れ。元気があって良い。

・本当においしそうに話していくから見ている側でもおなかがすいて食べたくなった。(途中おなかなっちゃった…💦

・黒板に文字を書く時、もう少し濃く書いた方がいいと思う。

・いい感じに力の抜けた演技がリアル女子高生感があって良かったと思います。

・ミオシン目当てで来ました∩_∩☆

・感情が入っていて良かった。笑いどころもあって面白かった。


 







〇音響・照明・舞台美術などについてのご感想をお書きください。

・放課後、夕日の感じがあって良かったです!

・シンプルながら役者を活かせていて良かったと思います。

・照明が使えると更に拡がりが出るかも。次に期待します。

・余計なものが少なくて集中できました。

・板書が薄い。中華の「か」がなぜひらがな?と思った。中華丼は丼じゃなくて皿だなーとか思った。

・大きなところでも公演できるぐらい良かったです。

・終わった後のBGMを流すタイミング良かった。明るかった。学校感があった。

・頑張って人を増やしてできるようになるよう願ってます。

・音を流す(チャイム音)なども良くて、黒板もしっかりと書けるので良かった。

・音楽を流すタイミングがとても良かったと思う。ピッタリだった!!

・特に音響、SEなど効果的に使うと良かったかとも思いますが、人手不足で仕方ないのでしょうか。

・話の内容に合っていていいと思います。

・ちょうどいい明るさでどんな時間帯なのかわかりやすかった。

・黒板に丼を書くのが分かりやすくて良かった。

・教室のセットがリアルでした。

・まさか照明や美術までこだわっているとは思っていなかったから入った瞬間びっくりした。


 







〇あなたの「お薦めの丼」は何ですか。

・ねぎとろ丼です。でも今の気分は…ステーキ丼です!(笑)

・自分で作る牛丼(好きな量と味付けでできるので)

・劇中のもので言うならロコモコ丼! それ以外ではスパムとアボカドの丼!! 南流山駅すぐそばのORANGEっていうお店でハマりました。

・海鮮丼。ウニいくら丼。ウナ丼。

・カツ丼。

・マーボー丼。

・うーん…どれもおいしそうだったけれど、ビビンバ!!

・さーもん丼(いくらつき)

・麻婆茄子丼。

・ねぎとろ丼。親子丼。牛丼。カツ丼。海鮮丼。天丼。とかとか…。

・推しは、うにいくら丼です。

・親子丼がおすすめです!! 中華丼もおいしい。

・どれも食べたくなりました。決められません。

・スタミナ丼(納豆、とろろ、おくら、生卵をごちゃ混ぜにしたやつ)












bgm『DON』緑黄色社会

2023年8月10日木曜日

スケジュール感覚

まんまとブログの存在を忘れていました。
「活動”日”誌」は偽りです。
「こもごも雑記」とでも冠しましょう

舞台の作り方なんて
いつだっていきあたりばったりで
むしろその時の劇団員の面子に
左右される部分が大きいようで

台本の締め切りはいつだ?
衣装は買うの?縫うの?サイズは?いつまでに揃えるの?
装置の工作は外でやるんでショ?雨が降ったらどうするの?稽古場で叩くの?
その場その時で判断するから
これという正解はないですよね
自由度が高いのはいいけれど
高すぎるんですよね
公演日から逆算して計画を立てる
しかしスケジュール通りに進行するなんて
ありえないことですね。
(幸福な舞台もあるにはありましたが)

まず台本が完成するのなんか
本番直前です
(これはどこでも同じですよねそう信じたい)
稽古しながら変更に変更を加えて
上演台本らしきものになるまで
稿を重ねていきます
あら、そういえば既成ってナニ?それおいしいの?

台本がないのだから
衣装や装置も決まりません
押せ押せのスケジュールになるのは必然です

うちには「楽譜」は存在しない
楽譜の通りに演奏ができたところで
それが何になるんだ
自分たちが
いま、ここで、伝えたいなにかを
どうやって伝えるか、その手段は
全面的に委ねられている
完璧な意味での自由
自由であるがゆえの不自由
何が不自由であるかすらわかっていない不自由
不自由に無自覚だからこそ到達できる自由の境地
う~ん、なにがなにやら



2023年5月23日火曜日

インプットとアウトプット

 ブログの存在を忘れてしまうところでした。
タイトルの「活動”日誌”」に偽りアリ。

きょうは劇団が誇る定番メニューで稽古しました。
いわく「ものまね王座 決定戦」「弟子入りするやつ(仮)」の2本です。
「ものまね王座」の校内順位1位~3位は、演劇部が独占です。
(ほかに参加している生徒は、校内に誰もいませんが)
審査員の講評も含めて、久しぶりに本寸法の稽古ができました。
「弟子入りするやつ(仮)」もそうですが、
このエチュードの狙いは、「インプットとアウトプット」だと思います。
名前からイメージしたキャラクターを、いかにして現出させるか。
一度見たきりの演技?を、いかに再現するか。
自分のカラダやココロを、思ったとおりにコントロールしてみる。
これは”経験”です、稽古そのものが演劇活動です。
演劇部って、公演するだけが活動じゃないですからね。