2019年4月5日金曜日

新感覚演劇をやるよ


さぁ~て、劇団ERA、次回の公演は?

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かしわンダーランド2019
新入生歓迎公演① 
『あなたの声をお聞かせください』
日 時:2019年4月13日(土曜日)
   13:45開場 14:00開演
場 所:本校南校舎2F 演劇実習室

この公演には台本が存在しません。
観客のあなたと創る舞台です。
インプロなんかよりぐっと刺激的な
お芝居ではない「なにか」をお送りします。
これはドキュメンタリーです。
劇団員が演技の壁にブチあたって苦闘する
そんな様子を鮮度100%でご覧いただけます。
このイベントに参加して入団を決意するのも善し。
あなたのご参加をお待ちしております。

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『あなたの声をお聞かせください』
「通常の3倍」面白く観る方法

1)ブッ込み合戦に注目!
   われわれの世界では、
   共演者からの無茶ぶりを「ブッ込み」と呼びます。
   本番中の役者が役を離れて素に戻るのは御法度なんですが、
   このイベントではアリ。
   ブッ込まれた役者が素になる一瞬を見逃さない。
   突然の攻撃に戸惑う姿は、まさにドキュメンタリーです。
2)イニシアチブの奪い合いに注目!
   物語のイニシアチブ(主導権)をめぐる争い。
   誰もが主人公のつもりで目立とうとしています。
   自分の役がオイシクなるなら共演者を押しのけても構わない。
   同期ならなおさら、たとえそれが先輩であろうとも……。
   そうそれはまさに仁義なき戦いです。
3)紡ぎだされるストーリーに注目!
   台本のないこの演目は、その場で即興の物語を創ります。
   物語るのは舞台上の役者だけではありません。
   客席のみなさんの『声』がストーリーを進行します。

どんなイベントなのか、イメージがつかめない?
ならばぜひ!
百聞は一見に如かず、です。
新聞は一軒に一部、とも言います。
『あなたの声をお聞かせください』にご参加ください!

明日は入学式です。
在校生は家庭学習ですので、活動は午後からになります。
12:45のバスに乗り、13:30からはじめましょう。
がんばっていきまっしょい!

2019年4月2日火曜日

大工仕事、からの~、お花見




箱馬と平台。
両者とも基本的な装置ですが、
丁寧な作業を軽視してはいけません。
舞台の安全にも関わることです。


午前中で作業を終えたら、
昼食は「お花見」しながらいただきます。
この桜が校地内で一番早く満開を迎えます。
(実はまだ満開ではなさそうです)
お花見は劇団ERAの恒例行事です。
まぁ学校で花見するのってウチぐらいですけどね。



さて、新歓公演『月の雫のはづき』キャスト決まりました。

【CAST】
はづき・・・・ベリア
みづき・・・・こまち
拓斗・・・・・インディ
乃亜・・・・・し~ぷ
早坂・・・・・メルティ
若松・・・・・コメット

4/27(Sat)14:00より
本校南校舎2F演劇実習室にて
待ってます!

2019年4月1日月曜日

部活で大工仕事できるなんて幸せですわ

世間では新元号が話題ですね。『令和』ですか。ふむ。
私たち劇団ERAは発表の瞬間、大工仕事をしておりました。
顧問の先生は教員室のテレビを視ていたようですが……。

3×6平台の釘がバカになりました。
やむなく一度解体いたします。
で、せっかくなので持ちやすいように切り欠きを。
ノコで細かく切れ目を入れて、
ナグリで叩いてやると☟こんなカンジです。

で、このままでは痛いのでヤスります。

空枠が歪んでいるものは組み直しです。
オーマイガッ!
実は中桟の部材が寸足らずだったことが判明。

バラして、

電動ドライバーでコーススレッドをねじ込みます。
直角が出てるか心配なのですが、

オッケー、大丈夫みたいですよ。

平台のほかに箱馬を新造する計画です。
ぺが先輩からもらった12mm厚の板を使います。
はい、ついに使います。
ずっと廊下にほったらかしでした。

現物から寸法を取って、コピーを造ります。


ところで、世間的には春ですね。

また今年も咲きました、桜。
まだ満開は迎えておりません。


劇団ERA恒例の「お花見」は明日、決行です。

そうそう、『月の雫のはづき』ですが、
投票の結果、意外にも票が集まりまして、
無難にキャストが決定したようです。

明日には台本が配られます。
がんばっていきまっしょい!

2019年3月30日土曜日

諸般の事情で

ちょっと雑なんですが
まとまってませんが
以下のネタをボツにします
諸般の事情で。


小学校の同窓会
地元を離れて暮らしている主人公
会場は懐かしい木造校舎の教室
来年度には取り壊しが決まっている
今はもう教室として使われていない

一番に会場に到着してしまう主人公
まだ誰も集まっていない
幹事役の男女がやってくる
主人公は消防官になっている
幹事男「その目の前じゃタバコは吸えないな」
幹事女「目の前じゃなくっても吸っちゃダメ。学校だよ、ここ」

思い出話に花を咲かせる元クラスメイトたち
近況を報告しあう
主人公は思い出す
卒業を間近にして
突然転校して行った男の子がいたことを
ところが誰も彼のことを憶えていない
不思議がる主人公

幹事役の男女からここで重大発表
幹事男「実は俺たち、この秋に結婚するんだ」
祝賀ムード、記者会見のような展開
幹事女「彼のお父さんを彼本人だと勘違いして
しばらく電話でおしゃべりしちゃった」
幹事男「親爺と声がそっくりなんだ。血は争えないよ」

そこに遅れてやってきた当時の担任
主人公が思い切って尋ねる。
担任の先生「卒業間近にですか?」
主人公「みんな憶えてないっていうんです」
担任の先生「……いました。たしかにいましたよ」

転校は突然に決まった
夜逃げ同然だった
彼の父は工場の経営が苦しくなって
あちこちで借金を重ねていた
同級生の女の子の祖母からも借りていたのだが
あるとき返済を強く迫られてののしられ
思わず逆上して祖母を殺害してしまう
彼の父親は犯した罪の罰で刑務所に入る
小さなこの町では生きていかれない
母親の実家を頼って転校して行った

彼はいまどうしているんだろうと主人公
事情通「自殺したよ」
父と同じ殺人犯の血を引いている自分が
怖ろしくなってしまったから
被害者の孫娘の前で彼の話題はタブーだった
それで皆は彼のことを「憶えていなかった」のだ

実はこの主人公
逃げ遅れた人を救えなかったことによる罪悪感を抱えていた
主人公「救えなかったというのはいいわけだ。
俺はあの人を見捨ててしまった。
あの人を、殺してしまったんだ!」
消防官としての責任とその重圧に耐えかねて
死に場所を求めて危険にあえて飛び込む
担任が主人公に言う
担任の先生「生きてくださいよ。
自分のいのちは自分のものではないのです」
隠れて吸っていたタバコから引火して
木造校舎に燃え移る
乾燥していたためか火は瞬く間に燃え広がり……



犯罪被害者(加害者)をとりあげたドラマが
このところ立て続けに放送されましたので
上記のネタはボツです。


人間、考えることには限界があるな!
お互いになッ!
先にやったもん勝ちだなッ!