部活って残酷です。
いつか必ず終わりが来るんです。
そしてほとんどの場合、引退するともう二度と舞台に立つことはない。
たぶん。
いったい3年間で何本の公演に携われるでしょう。
学校の事情にもよるでしょうが、ウチの場合は年間たったの5~7本。
だから1回1回の舞台を大切にしたいのです。
手を抜いていい公演なんかあるわけがないんです。
誰かに観てもらうのだから、全力でやらないとダメですね。
そして、振り返って、「全作が代表作」と言えるようじゃなけりゃね。
創作するのなら、その他大勢の無個性な、員数合わせの役を作ったらダメですよ。
思わず演じたくなるような、魅力ある登場人物を造形せんといかんのです。
物語を進行するために奉仕するだけの役は、自分だったら嫌ですね。