2017年11月22日水曜日

マネイの扱いに困り果てる

音響が使えない前提でHTFの台本を考えてます。
そうなると役者の身体性が問われますね。
これまで以上に、、、。

「役者の身体」というとどうしても気になることがありまして。
たとえば立ち回りを殺陣師の先生に習うとします。
でもそれって、安全かつ舞台映えする殺陣の十分条件ではない気がするんです。
どんなにちゃんと習ったからって事故ゼロになるわけじゃない。
役者自身の意識がよほど高くないといけませんよね。
ちょこっとダンスを踊るのとはわけが違うんです。

でもね、あえて言いたい。
時間と金とコネがある演劇部は習いに行くとして、
そうじゃない部だってありますよ。
いやむしろ習える環境のほうが珍しいんじゃないですか?
殺陣って演出の一部なのであって、芝居の目的じゃありませんよね。
たまぁに殺陣を見せるための芝居があったりして閉口します。
プロに習ってきたぜってドヤ顔されてもねぇ~。
習うことが必要条件だとすると困っちゃいますね。
環境に恵まれてる部だけしか殺陣を芝居に採り入れることができなくなる。
安全で舞台映えする殺陣を、自分たちで知恵を絞って工夫して作る。
これも立派な演劇活動と言えるんじゃないですかね。
所詮は高校生の浅知恵です。グダってもいいじゃないか。
それじゃダメなんですか?

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