欧米では正規の授業の中に「演劇」があるそうです。
グローバル化が叫ばれる現代社会で、そういう点において日本は立ち遅れていると言わざるを得ません。
我が国においても、他者とコミュニケーションをとる能力は、今後、ますます重要視されていくことは間違いありません。
演劇で培われる能力は、まさに、これからの世界を背負って立つ高校生にとって、最も欠かせないものなのです。
本校の演劇部は、劇団を名乗っています。
やりたいのは、いわゆる〝高校演劇”ではありません。
教訓めいたテーマを押し付けるのは、好きじゃない。
演劇の可能性にチャレンジするために、演劇実験をする集団です。
目指すのは、まだだれも経験したことのない演劇です。